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教員とビジネスと桃太郎 【♯ぽん ブログる 12】

たくさんの方のnote を見ていると、ビジネスに関することを書かれているたかもいる。

ふと、考えた。
教員とビジネスを掛け合わせたら需要はないのだろうか。

教員の中でビジネスをされている方もいるが、公立学校の方でバリバリされている方は珍しい。
公的ブラック企業などと言われる教員が、ビジネスの世界で成功するかもしれないという何の根拠もない話。

教員のブラックの所以

最近界隈で教員はブラック化したといわているが、最近ではなく、以前からずっとブラックだったが、最たるものの例として挙げられるようになった。

なぜブラックなのか。

残業は当たり前。残業代は出ない。業務量が多い。保護者対応に追われる。部活動の指導に追われて休めない。生徒指導に追われる。本来の学習への仕事ができない。

など、さまざまな理由があり、3年以内の離職率は45%とも言われている。また、約14万人いる教員の中で、約5000人がうつなどで休職している。(私も含めて)

こんな企業ありえない。


辞めて次どうする?

ブラックな環境をどうにかしてほしいという思いもあるが、今回はそれではない。

嫌ならやめればいいという考えもあり、実際3年以内に45%がやめている。

ただ、私も含めてだが、教員以外の社会人経験がないために、世の中の事情が分かっていなくて、この先どうすればよいかわからないという人も多いと思う。


教員ってすごいと思う

「教員以外してこなかったから、これ以外できない。」と私も思っていたが、思い返してみたら、このブラックな仕事量って、本来の学習指導や生徒指導以外の部分が多く締めているのではないかと考えた。

ということは、専門的な仕事だといわれているが、いわゆる総合職なのではないか。

学級費の計算やクラブ費の計算などお金の扱いやまとめ方はできる。

保護者からのクレームを処理し信頼につなげることができる。

一つの取り組みに対して計画を立てて進めていくことができる。

取り組みに対して生徒がどうしたら興味を持って学習できるかという顧客の興味をそそるアイデアを考えることができる。

パソコンでプリントを作るために、アイデアを持っている。

成績処理を素早くできるように自力で計算表をつくったりマクロを組んだりできる。

コロナ対策を考え、消毒作業をし、どうしたらよいかを話し合い実行できる。

教科によって専門的な知識もあったり、通信を書く文章力があったり、教室をかわいくかざる美的センスがあったり・・・。

たくさんできることがあり、そして(約2割の人といわれているが)自ら学び新しい取り組みに対して積極的な教員もいる。


ビジネスを知らない

そんな人たちが、ブラック中で働いて、次にどうしようか不安であるのは、ビジネスを知らないからだと思う。私も、ビジネスはわからない。

「仕事は自分で生み出すもの」

と書いておられた方もいた。(ごめんなさい。どの記事か見失いました・・・。)

そんなマルチな才能を持った人がビジネスを知ったら成功するのではないだろうか。

じゃあビジネスを勉強する時間があるか?

正直いって ない。

では、どうしたら・・・


桃太郎のさる

桃太郎が現れたら成功するのだ。

桃太郎のさるは、

「智」・・・猿知恵というように知恵がある

知恵があり、アイデアをたくさん持っている人が多い。

つまり、ビジネスを知っている人(桃太郎)が、教員(さる)をビジネスの世界へ引き込んで、アイデアを出したりと、教員がビジネスを生み出すこともできる。桃太郎も成功することができる。

なんて、素晴らしい話だ。
(ビジネス界から教員界へ来られたさるさんもおられますが。尊敬しております。)


そこで、「ちゃんと残業代払いますよ。仕事は分担してやりますよ。土日ちゃんと休めますよ」ということと、「仕事に見合ったお給料をちゃんと払いますよ」というきびだんごをちゃんとくれれば成功する教員も出てくるのではないだろうか。

もちろん公務員の安定感はないけれど。

まあ、そんな簡単にできたら、もう世の中の人はとっくにそういったビジネスをしているのだろうけど。


桃太郎さん桃太郎さん、お腰につけたきびだんご、一つ私にくださいな。

お供しまずぜ。うっき~

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