蚊に対する苦情
庭に出ると、わずか5分でも蚊に刺される。
痒い。
蚊取り線香の匂いが好きな私は、蚊に刺されないために蚊取り線香を焚くが、匂いのためにも焚いている。
どうにかこの痒さをなくしたい。
そこで私は考えた。
条件さえ整えてくれればいくらでも血を吸わせてあげる
蚊よ!
我々は痒いのが嫌なのだ。
だから、痒ささえなければいくらでも血を吸わせてやるよ!
お互いのため
蚊よ!
我々は痒いのが嫌なのだ。
あなたは、子育てのために動物の血が必要なんだ。
でも、あなたは血を吸うごとに相手に痒さを与えてしまっているんだよ。
気づいてなかったかい?
痒いのが嫌だから、目の前に来ると、パン!と殺めてしまうんだよ。
君たちが命がけで子育てをしようとしているのはわかるが、痒くなかったらもっと自由に子育てができるんだぞ!
痒くしないのはお互いのためなんだ!
痒ささえなくせばもっと楽に生きられるんだ!
なぜ痒くなるのか
蚊は、動物の血を吸うときに、麻酔作用のある唾液などの成分を注入して、刺された瞬間に気づかれないようにもしている。
蚊なりには、こっそり血を吸ってるつもりらしい。
体に蚊による異物が入ってきたから、人の抗原抗体反応によって痒み成分(ヒスタミン)が分泌される。
麻酔作用が3分ほどで切れると、痒く感じるのだ。
わかってくれたらいくらでも差し上げます
つまり、蚊は人が痒がっている事に気付いてなかったのだ。
だからとて、痒いのは許せない。
我々はあなたが必要な分量ぐらい吸われてもどうって事ないのだ。
だから、刺された瞬間に痛くなくて、痒くならないように唾液を注入する吸い方を止めれば、いくらでも吸わせてあげるのだ。
ちゃんと話し合って解決しようじゃないか。
ウィンウィンになれるように。
※蚊は、痒くなるだけではなく、マラリヤやデング熱などの媒介にもなりますので、軽々しく吸わせては人にもリスクはあります。