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パワハラを分類してみた。~これから訴えを起こそうとしている方へ~

私は現在、学年主任からのパワハラが原因で休職中である。

先日、教育委員会の「パワハラ相談窓口」へ相談と訴えに行った。

そこで聞かれたことは、いつ、どこで、何があったのか。周りの状況はどうだったのか。ということ。

私は幸い、細かなメモを取っていたので答えることができた。

正直きつかった。


その時に聞かれた「あなたが休職する一番の原因は何ですか?」と聞かれた。

正直「全部」と答えたかった。

「一番」となると答えにくい。

そして、相手が認めるかどうかが気になる。

私が、「嫌だ」と感じることが「パワハラ」にあたるらしいが、相手はそんな事微塵も感じていなかったら、泣き寝入りになる可能性もある。

明かな事実を突きつけないと、認められない気がしてきたので、私はパワハラを分類して、相手が認めざるを得ないことを突きつけようと考えている。

この分類は、私が個人的に考えたことなので、全てに当てはまるわけでもないが、少しでも共感していただき、パワハラに悩み、泣き寝入りをしない人を少しでも増やしたい。


パワハラの分類

①対心情的パワハラ

②対論理的パワハラ

の2つに分類した。最終的には②も心情によるものになるのだが、相手に対しての説得力が変わってくる。


①対心情的パワハラ

相手の気持ちを何の根拠もなく踏みにじるような行為。

ただ自分の機嫌の悪さをぶつけ不快にさせる行為によるパワハラ。

「バカ」「使えない」「いなくなれ」などの暴言や

「無視」をすること、悪口を他人に言いふらすこと。

これが、当てはまる。


②対論理的パワハラ

一見根拠があるように思えるのだが、論理的に整理していくとずれていて、筋が通らないことを、おしつける行為によるパワハラ。

「責任転嫁」「押しつけ」などがこれに当たる。


私が受けたパワハラによる分類例

①対心情的パワハラ

学年主任からの急な「無視」行為である。

それまでは、何気ない会話もしていたのだが、急にある日を境に「無視」が始まった。

何が原因なのかもわからないため、自分は「何かしたか?」「どうしたらいいのか?」ということが頭の中を支配し、仕事もままならなくなった。

これは、もちろんパワハラに当たるが、

「そんなつもりはない」という言葉で逃げられるかもしれない。


②対論理的パワハラ

コロナの状況の中で、感染対策をとったうえで生徒たちの対話的な学びを進める授業をしていた。

学年主任が学年会議で厭味ったらしいい方で「密になる授業をしている教科があるみたいですけど、そのやり方考え直してもらわないといけないですね。もし何かあったら、あなた一人ですべて対応してもらいますよ。」

といわれた。

厭味ったらしい言い方は①に当たると思うが、後半の「もし、何かあったらあなた一人ですべて対応してもらいますよ。」という発言が②に当たると考える。

なぜなら、

「もし何かあったら」というのは、コロナに罹患した生徒が出たらということだろうが、

休み時間には生徒たちは密になって話しているし、登下校の時には密になる。

その当時、放課後の消毒は、次亜塩素酸水を噴霧するのではなく、ぞうきんなどにかけてふき取ることを推奨されていて、教育委員会からも通達があった。

しかし、その学年主任は、次亜塩素酸水を机に噴霧するだけで終わっていた。

学年主任のその行為が原因になるかもしれないし、休み時間に広まる可能性もある。学校外で罹患した可能性もある。

「あなた一人ですべて対応してもらいますよ。」ということは、「どんな原因であっても、すべてあなたが対話的な学習をしていることが原因という位置づけにして他の教員はその対応には参加しません。どんなことがあろうと、すべての責任を対話的な授業をしていたあなたに押し付けます」

ということだととらえることができる。

しかも学年主任という立場でその発言をするということは、「学年の他の教員はあなたには協力させません」という宣言だととらえられる。

私はそうとらえた。これはあまりにも理不尽で「責任転嫁」に当たる。

今思えば、これが一番ダメージを受けた。


これは「そんなつもりはなかった」ということでは逃げられない。

「そんな発言はしていない」という逃げはあるかもしれないが、論理的におかしいことは誰が考えてもわかる。


実はもう一つ明らかな理不尽事象はあるのだが、長くなるので控えておこうとおもう。


私の対応策

このように、

①対心情的パワハラ

なんの根拠もなく、機嫌によって左右されること。

相手の「そんなつもりはない」で逃げられる可能性がある。しかし、心情的なことが大切であるので、どのような行為が私の心を傷つけたかということはしっかりと訴えようと思う。

②対論理的パワハラ

理不尽で、きちんとした論理に当てはまらず、受けた側は納得がいかない行為。

「そんなつもりはない」では逃げられない。

明らかに論理的ではなく相手の「責任転嫁」「押しつけ」である。

その先にある、心理的につらくなったことが大切だが、相手を訴えるには「逃がさない」ということだと思っているので、②を確実に問いただし、認めさせようと思う。

相手が認めたら、被害者と加害者の立場が決定する。

その先に要求しようと考えているのか

謝罪

他の同僚にしていたパワハラ行為を謝罪する

自分がパワハラをしていたということを公表する

これ以降理不尽なことあればきちんとした形で訴えを起こすこと

などを、要求しようと思う。


本当は、「いじめている生徒が学校に行けて、いじめられていた生徒が学校にいけないのはおかしい」ということと同じで、「パワハラをしていた教員が働けて、パワハラをされた教員が働けないのはおかしい」ので退職していただきたい。それを訴えるとことらがパワハラになるかもしれないので、それは本人に任せるしかない。

読んでいただいた方で、訴えを起こそうと考えているかたがおられたら参考にしていただけたらと思う。

知識や経験がある方で、「これはやめたほうがいい」「これをやったほうがいい」と知っている方はぜひ、コメントをいただきたいと思っている。









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