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高校サッカーを引退してからのこと

引退後、久しぶりのプレー

高校3年生のインターハイ予選敗退後、僕は高校サッカーを引退しました。
高校サッカーは3年の選手権まで続ける人がほとんどだと思いますが、僕の高校は公立でそこそこ学力の高い大学を目指せるレベルだったので、インターハイで引退する人の方が多かったです。
引退してからしばらくは、ボールを使ったトレーニングも体力トレーニングも一切してなかったです。半年くらいだったかなぁ。
小学生の頃にサッカー始めて、半年もサッカーに関すること何もしないなんてこと無かったので、だんだんサッカーしたいなぁって思いが強くなるんですよね。
11月くらいだったかなぁ、久しぶりにボール蹴ったのは。サッカーではなかったんですけどね。
それがフットサルのジョイアスカップって大会で。
ちょっと大会の説明を入れますね。
ジョイアスカップは、TENRI FOOTBALL NET が主催の大会で、毎年、春と秋の2回開催されてます。(去年と今年はコロナの関係でありませんでした。)参加チームが、サッカーボールを寄付してそれをタイとかカンボジアのこどもたちに届けるっていう活動をされてます。
その大会に知り合いのチームの一員として参加させてもらいました。
参加チームの中には、天理F.C. の小学生とか、その保護者会チームとか、天理教語学院(TLI)の学生のチームとかがあって、フットサルを通じて多世代交流、国際交流できる感じでとにかく楽しかったなぁってことだけ覚えてます。結果は覚えてません。
この大会で、中学の時に入るか悩んで、結局入らなかった天理F.C.とのつながりができていきました。もともと天理F.C.のJr.の監督とは知り合いだったので、よりつながりが強くなった感じです。

大学生になって

高校サッカーを早く切り上げて勉強した甲斐もあって、無事に大学生になれました。
大学でサッカーを続けられるような実力は持ち合わせていなかったので、サークルでゆるーくフットサルしようかなぁと。
で、大学の公認のフットサルサークルに入って、そこで知り合った友達とチーム作ったりして楽しくやってました。
最初に作ったチームのメンバーがすごくて、久御山サッカー部OB(全国準優勝をなんらかの形で経験したメンバー)とか水口東のサッカー部OBとかがほとんどで。楽しいけど、すっごいレベル高かったですね。少人数でやってたので、1回生の夏休みが終わった頃には自然消滅してしまいましたが、それなりに楽しくできてました。

指導者としてのスタート

高校卒業してすぐの頃に久しぶりに中学の練習に顔を出しました。高校の時は怪我することが多くて、リハビリ代わりに中学の練習に混ぜてもらったりしてたので、高校卒業と大学合格の挨拶がてら顔を出しに行った感じです。
大学入学後もたまに中学の土日の練習に行ったりしてました。(大学入ってしばらくはバイトしてなかったので、めっちゃ時間ありました。)
練習試合の時は主審やって、練習の時は中学生と一緒に練習メニュー考えたりしてました。
中学のチームの3年生が引退してからは、人数が少なくなって、他の中学と合同チームを組んで大会に出場することになりました。僕はそのチームでコーチをさせてもらうことになりました。当時は何も資格を持ってなかったので、公式戦のときはチームに同伴しませんでしたが。(今も何も資格を持っていません。高校の時に取得した審判免許はとっくに失効してるので。)
母校の先生、合同チームの先生等、たくさんの人と関わることができて本当にいい経験になったなぁと思っています。
小学生の頃から、サッカーの指導者になりたいなぁって、ずっと思ってたので少し夢に近づけたなぁと。でも、1年間だけだったので。顧問の先生の人事異動の関係とかでコーチもできなくなっちゃって。
もし、顧問の先生が異動先の学校でサッカー部の顧問になってたら、そこでもコーチさせてもらってたのかなぁとか思ったりもしますが、全部、過去のことなので今更何を言っても変わるもんでもないですけどね。
もしチャンスがあればどこかでコーチやりたいなぁと思ってます。

サッカーへの関わり方が変わってわかったこと

指導者としての立場になってわかったというより、高校の時にわかったことって言ったほうが正しいかもしれないんですけど、ピッチの中と外とでは全然違うんですよね。小6から中3までずっとピッチの中にいてたので気がつかなかったんですけど。
試合に出てる選手より出てない選手のほうが試合のことをしっかり観れてる、客観視できるんですよ。
チームのレベルを上げることを考えるのであれば、ベンチの選手がレギュラーの選手にしっかり指摘することが大切なのかなぁと。
ベンチのメンバーがハーフタイムとか試合後に、「あのプレーもっと〇〇したら良くなると思う」とか指摘できたらなぁと。選手同士の指摘の場合、ベンチのメンバーからレギュラーに言うときは最後に「俺はできへんけど」って一言添えるのがいいのかなぁと。
レギュラー、ベンチ、それ以外のメンバーみんなひっくるめてチームの選手。みんなが自分を高めて、お互いを高め合ってレベルアップ出来たら本当に素晴らしいことだなぁって思います。

数年ですが、指導者として関わって、選手よりも僕の方が見えてるものは絶対に多いし、選手は見えてなくても指導者はしっかり見ないといけないポイントがあるなぁと感じましたね。それは、ピッチの内外両方でです。
ピッチの内のことは、外から見るわけですし、また、経験も選手よりもあるわけですから見えてないといけない。外でもそれは同じですね。
指導者として求められるのは、自分の見えているものをどうのタイミングで選手に伝えていくか?だと思います。僕はもう何年もの間指導者としてサッカーとの関わりをしていないので、また復帰した時にこれが最大の課題になるのかなぁと思っています。


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