7/22(金)🗽米国株4日ぶり急落📉 まずは手仕舞い🤔 いよいよ来週GAFAM「決算発表」の行方👀✨ 今、株価の注目は「インフレ懸念」から脱し
【 今日起きたこと 】
⭐️SNAPの悲惨な決算ミスがハイテク企業に大打撃を与え
→株価急落
⭐️弱い経済指標が景気悪化懸念とBad News がBAD NEWSのまま受け止められ
→債券利回り低下、商品価格も下落
確かにリスクオンに包み込まれた今週(木)までのNY市場は来週のビッグイベント(FOMC金利発表、GAFAM決算発表)を前に手仕舞いされやすい状況でした
⭐️株価には「先見性があり」
【 好材料 】
債券利回り、商品価格の動きから インフレのピークアウトの兆しがあり
最近の堅調な株価のサポート材料となってきました🙆♂️
※ ここまで株価を暴落させてきた背景にあったのは「高インフレ」
米ドル高も解消されつつあり、こちらも株価サポート🙆♂️
※ 米ドル高は米企業の業績圧迫懸念となり重石になってきました
【 懸念材料 】
いよいよ
⭐️米企業Q2決算の大本命 GAFAMがいよいよ来週『決算』発表
こちらでも『失望』が想定される中、株価にどれほど織り込まれているか、どのように消化していくのかは未知数🤔✨
GAFAM 決算スケジュール ※ 全て大引け後の発表
26(火) マイクロソフト、アルファベット(Googleの親会社)
27(水) メタ(元FB )
28(木) アップル、アマゾン
良質な情報と共に🍀
◆各種チャートでMarketの流れを確認
様々な資産をグループ分けして、動きを比較出来るように並べて見ると
・改めて 何が要因で動いたのか?
・お互いが どのように関連しながら動いているのか?
のヒントが見つかります👀✨
全体を俯瞰して眺めるとマーケット全体の流れを理解しやすくなります😉
○ S&P500先物📉
前日のSNAPミスも NY寄り付き前までにはいったん回復(反発)
しかし、寄り付き後の22:45発表、総合PMI 「米企業活動が約2年ぶりに縮小」を受け、下落に転じてしまう展開、大引けにかけては下げ幅縮小
○ VIX指数
株価の上下に合わせてVIX乱高下も、大引け ほぼ変わらず
○ 原油価格📉 続落
○ 10年国債利回り📉 大幅低下
総合PMI 、軟調な経済指標を受け世界経済への懸念が高まって低下
⭐️決算ミスや経済統計に失望
○ S&P500📉
前日の大幅上昇分を打ち消した展開🙅♂️ それでも週間ベースでは2.5%上昇
○ VIX指数
株価下落のリスクオフでVIX反発🙅♂️ それでも大引けにかけて低下
○ 原油価格📉
EUの対ロ制裁調整受け 下落
○ 10年債利回り📉
5月末以来約8週間ぶりの低水準
4日ぶりの下落
○ NASDAQ < S&P500 < NYダウ
-1.87% -0.93% -0.43%
○ 小型株ラッセル2000 -1.37%
○ 半導体株SOX -2.55%
⭐️株式主要指数は前日の大幅上昇分を打ち消した展開 週間ベースではプラスを維持🤔✨
⭐️サポート材料
・利回り低下
・ドル高の解消
⭐️前日に続き、弱い経済指標を受け大幅低下
10年債利回り 8週ぶり低水準 軟調な指標受け世界経済の懸念が高まる
PMI発表を受け、かなりの大幅調整が見られた
○ 短期債 2年債利回り📉 低下
→FRBの利上げペース減速期待が前倒し 9月以降の利上げ確率がペースダウン
7月75bp利上げは高水準、
○ 長期債 10年債利回り📉 低下
→世界経済の懸念高まりを織り込み
○ 10年債と2年債の利回り格差
-0.2133(前日-0.2007) 逆イールドの状態変わらず
○ 為替 米ドル
-0.95% ドル円 136.064
-0.30% ドルインデックス
-0.19% ユーロ/ドル
⭐️米PMI急低下でドル安📉が進む
⭐️企業決算が軟調だったことで米株が売られ、安全逃避の買いがドルにとって一定の支援材料に
○ 仮想通貨
-2.01% ビットコイン22,688📉続落
⭐️リスクオフでは最近の上昇分を吐き出す展開
○ 原油価格📉 -1.72% 94.69
・EUの対ロ制裁統制を受け
・需要低迷を警戒
・週間ベースで3週連続安
○ 天然ガス先物📈 +4.79%
○ 金先物📈 +0.53% 1,722
○ 小麦先物📉 -6.29%
・ウクライナとロシア、穀物輸出再開で合意
・食糧不足緩和の一助に
○ VIX指数📉
株安でリスクオフでVIX上昇も 大引けにかけては上げ幅縮小
週間ベースでは低位推移
⭐️投資家心理 センチメントが改善されつつある現れ🙆♂️
○ VIX指数先物の各限月
第一限月( -8/17) 25.59
第二限月( -9/27) 27.16 スプレッド +6.1% (←前日+5.5%)
第三限月(-10/19) 28.10 スプレッド +3.4%(←+3.3%)
⭐️スプレッド じわり拡大は良い兆候🙆♂️
⭐️7月利上げは75bp✨
一方、景気減速懸念が高まり
⭐️9月以降の利上げペース減速の兆候👍
⭐️(水)(木)は11月、12月の利上げ確率が低下し、(金)は9月の75bp利上げ確率が低下
現在のFF金利 150-175bp
7/27 225−250bp以上 78.7%(前日72.7%)
9/21 300-325bp以上 48.1% (62.2%)
11/02 350-375bp以上 16.3% (29.6%)
12/14 375-400bp以上 8.7% (17.6%)
◆BARRON’S記事をベースにポイントを整理
⭐️まずはNY市場 (木)までの力強い状況のポイントを振り返り👀✨
株式市場は、突き落とされた穴から抜け出そうとしている。
勝利の女神を掴み取るには、まだまだ努力が必要だ
今年は年初来ひどい暴落が続いている。S&P500は、1月初旬につけた史上最高値から17%も下落。この下落は、急速なインフレに対処しようとするFRBが、債券市場への流動性を減らし、金利を大幅に引き上げたことに起因する。金利の上昇は経済需要を低下させ、将来の利益の価値を低下させるため、株式の評価額が急落している
しかし最近、マーケットでは投資家を安心させる上昇が続いていた。S&P500は6月中旬につけた日中の年初来安値から約9%上昇している
⭐️上昇幅が大きいだけではなく、50日移動平均を上回っている。これは長期的なトレンドを上回り、上昇トレンドに合致した水準に戻ったことを意味する
つまり市場参加者はより高い株価で株を買うことに抵抗がなくなってきている
背景にあるもの
・インフレのピークアウト兆し 商品(銅、小麦など)価格が下落傾向
・FRBの利上げペース減速期待 9月以降には利上げ幅が縮小し始める兆し
① SNAP決算の『惨状』😰
SNAP決算は すでに引き下げられた見通しさえ下回った
JPMは投資判断を「オーバーウエート」→「アンダーウエート」
目標株価を24ドル→9ドルに引き下げた
決算発表直前の(木)終値16ドル
昨年秋の史上最高値83ドルから80%以上下落していました
今回の決算ミスを受け、そこから更に39%も下落し9.9ドル
SNAPの決算で示された
弱い第3四半期のガイダンスは、広告費が悪化しており
SNAPだけだはなくデジタル広告セクターでは更に広告費削減の兆し
② SNAP決算ミスで大手ハイテク企業が大打撃😭
-39% SNAP
-13% Pinterest
-7.5% META
-5.8% GOOG
SNAPの決算ミスは 他の広告ビジネスにも悪い兆候を示す展開に
GOOG(-5.8%)とFB(-7.5%)の 2社合計の時価総額はNASDAQの時価総額の約10%を占めており足を引っ張る展開に
③ 立ち直りかけていたNASDAQ🤔
NASDAQは6月中旬の安値から13%上昇
ハイテク株の比率が低い NYダウの7%上昇を上回っている
◆今、そして これから
〜 " Buy the Dips " (押し目買い) vs (戻し売り) " Sell the Rips " 〜
⭐️ " サマーラリー " 期待に包まれていた今週😉💫
(金) 4日ぶりの下落は " 夏枯れ " の始まりか!?
来週のFOMC、GAFAM決算発表を前にした一時的な " 手仕舞い " か🤔
① 株価の決定要素 金利 7:3 決算💫
○ 金利
来週のFOMCでは75bp利上げ確率が78%と高水準
100bp利上げは22%まで低下しています
→利回り低下が株価サポート材料🙆♂️
○ 決算
最近の採用、支出の抑制計画の報道や
前日のSNAP決算ミスを受け
→アナリストによる業績予想を見直す動きが広がっている🙅♂️
② Bad Newsが再びGOOD NEWSで受け止められる日👀✨
株価は「買われ過ぎるか」「売られ過ぎるか」そのどちらかに触れることが多く
年初来の株価大暴落の中、6月中旬の年初来安値を付けるまでの間に、安全資産への逃避で待機されていた資金がBuy the Dips(押し目買い)を繰り返し
幾度となく反発局面でSell the Rips(戻し売り)で押し戻されてきました
それが今は
・インフレのピークアウト兆し 商品(銅、小麦など)価格が下落傾向
・FRBの利上げペース減速期待 9月以降には利上げ幅が縮小し始める兆し
⭐️つまり、それまでのBad NewsがGOOD NEWSで受け止められ始めて株価のサポート材料に🙆♂️
今まで注目されてきた
「加速する利上げ」の目的は 「インフレ抑制」=「景気減速」
一時的には「景気減速」→「景気後退」はマーケットにとって悪材料となりますが「インフレ抑制」の目標達成となれば「利上げ」ペース減速期待に繋がり株価のサポート材料へ👍
そこで企業業績に目を向けると
米企業Q2決算は「失望」との投資家の見方が大勢を占めていますが
・企業が示すQ3のガイダンス 下方修正が如何ほどのものか?
・アナリストの業績見通し ここにきてようやく見直しが始まった状況
⭐️マーケットが如何に消化して行くかは未知数😅
『強気相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、陶酔の中で消えていく』
by 米著名投資家 ジョン・テンプルトン
⭐️決算発表前の7月上旬までの米国では
主にマクロの動き 『金利』見通しに影響を大きく受けました
先週後半、FRBによる『大幅な利上げ懸念』が後退し
来週、いよいよ大本命のGAFAMが『決算』発表💡✨
⭐️投資家心理、センチメントは今、
先週後半の株価反発から『悲観の中で生まれ、、、』つつある相場
そして、今週以降の「不安が残る決算発表」を受け
『懐疑の中で育つ、、、』 強気相場に繋がるか!否か? とても大切💫