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8/2(火)🗽米国株📉続落、それでも小じっかり🤔💫 地政学リスク&FRB高官タカ派発言🦅で株式&債券共に大きく上下ボラタイルな相場、、、為替も👀✨

7月後半、FRBの「利上げペース減速」期待で楽観ムードが広がった米国市場

⭐️次回のFOMC開催までには50日近く時間があり
重要な重要統計を見定める機会が幾度とある

そこで、FRB高官からタカ派発言で「利上げペース減速」期待を後退させて冷や水を浴びさせられ、債券利回りが大幅上昇🙅‍♂️

加えて、地政学リスクの高まり ペロシ米下院議長の台湾訪問で米中対立懸念が高まる恐れ、株価は大きく乱高下🙅‍♂️

⭐️投資家が神経質になる状況で株式と債券共に大きく上下するボラタイルな相場であり、方向性が見定めにくい難しい相場となりました

未だ株式が全面安、パニック売りに至っていない状況なのが、
・主要三指数でNASDAQが一番しっかり
・利回り上昇する中でSOX指数小じっかり
底力を感じると言いたい状況🙆‍♂️



良質な情報と共に🍀




◆各種チャートでMarketの流れを確認

様々な資産をグループ分けして、動きを比較出来るように並べて見ると
・改めて  何が要因で動いたのか?
・お互いが どのように関連しながら動いているのか?
のヒントが見つかります👀✨
全体を俯瞰して眺めるとマーケット全体の流れを理解しやすくなります😉


前日から神経質になっていた米国市場👀✨

7月後半にサマーラリー後のポジション調整、いったん手仕舞いが進みやすい投資環境で、株式と債券共に大きく上下するボラタイルな一日💦

株価上下大きくボラタイルな一日

○FRB高官のタカ派発言
 →債券利回り大幅上昇(債券売却)

○ペロシ氏の台湾訪問
 →地政学リスクが高まり

前半はリスクオンな資金循環も (債券売却、株式買付)

後半はリスクオフな警戒モード高まり(債券利回り上昇し続け、株式売却)

○ S&P500先物📉
FRB高官のタカ派発言で「利上げペース減速」期待に冷や水
9月75bp利上げ確率が上昇し、債券利回り上昇(債券売却)

一方で、前日から注目されていたペロシ米下院議長の台湾訪問による米中対立激化の地政学リスク高まりで米国株先物は下落していましたが、NY寄付き後は反発に転じ、23:43台湾へ無事に到着してからは上げ幅を加速

しかし、債券利回りは終日に渡り上昇し続け、中国からの警告報道もあり02:00前からは米国株は下落に転じてしまいました😭

○ VIX指数📈
株式の下落と共にVIX指数は上昇
→しかし、大引けに欠けて株式下落が続く中、VIXは上抜けることなく🙆‍♂️ ホッ!

○ 原油価格📈
ペロシ米下院議長の台湾訪問で米中の緊張が高まるとの懸念から下落する局面がありましたが、原油価格は(水)OPECプラス会合を前に日中は荒い値動き😅

○ 10年国債利回り📈
FRB高官のタカ派発言が相次ぎ 「利上げペース減速」期待に冷や水を浴び、利回り上昇🙅‍♂️


【 1週間の株価の動きを通して見えてくるマーケット👀✨ 】
1日だけでなく、数日間の動きの変化を見ると景色が変わります♪

○ S&P500📉
⭐️続落

7月末に  4,100の節目を超えたものの
次の節目 4,200次の節目を前に 売り込まれてしまう

○ VIX指数📈
残念ながら、先週のサマーラリー株価上昇でVIX指数下落した分が相殺された状況🙅‍♂️

○ 原油価格📈
(水)OPECプラスの会合を前に荒い値動き

○ 10年債利回り📈
7月後半進んだ「利上げペース減速」期待が後退
FRB高官によるタカ派発言で 金融政策に対する楽観シナリオを打ち消された展開🙅‍♂️


【 株式主要指数の動きを通して見えてくる景色👀✨ 】

主要3指数が続落📉

しかし、債券利回りの上昇に比べると 株価は小じっかりに推移している感も🤔
 →全面安には至っていない状況

○ NASDAQ > S&P500 > NYダウ
  -0.16%    -0.67%  -1.23%
⭐️ハイテク株が小幅安

○ +0.18% ラッセル2000
⭐️海外の地政学リスク高まり時は国内株は買い?

○ -0.12% SOX
⭐️半導体株しっかりは意外♪
 →本日の株価を下落させた不安要素が解消されたら力強い反発が期待出来そう


【 債券市場を通して見える景色👀✨ 】

FRB高官のタカ派発言が相次ぎ 「利上げペース減速」期待に冷や水

重要な経済統計発表前に、、、
(金) 雇用統計、来週(水) CPI

金融政策はあくまで「データ次第」

○ 債券利回り📈

○ 10年債と2年債の利回り格差
 -0.3090(前日-0.2994) 逆イールド、スプレッド高水準🙅‍♂️

⭐️前日はペロシ米下院議長の台湾訪問報道による米中対立激化、地政リスクが高まり「質への逃避」で債券が買い付けられ、債券価格上昇→利回り低下

⭐️本日はFRB高官のタカ派発言で「利上げペース減速」期待が後退し、債券価格下落→利回り上昇

⭐️投資家の注目は「経済統計」に移っている為、債券市場では大きく上下するボラタイルな相場が暫く続きそう😅


【 為替市場を通して見える景色👀✨ 】

○ 為替 米ドル
+1.15% ドル円 133.123
+0.81% ドルインデックス📈
-0.92% ユーロ/ドル

⭐️ドル円が130.40まで一時下落するがありましたが
 →米国債利回り急上昇と共に 反転に転じる📈

○ 仮想通貨
-0.97% ビットコイン23,046📉
株式が売り込まれた割には小幅安?


【 商品先物の価格推移から見えるインフレ見通し👀✨ 】

⭐️商品相場は総じて下落
 →ペロシ米下院議長の台湾訪問で米中の緊張が高まるとの懸念で

⭐️原油価格は(水)OPECプラス会合を前に日中は荒い値動き

○ +0.37% 原油先物📈 94.24

○ -7.49% 天然ガス先物📉

○ -0.48% 金先物📉 1,779

○ -3.24% 小麦先物📉


【 投資家心理を映し出す 恐怖指数VIXから見える景色👀✨ 】

○ VIX指数📈
⭐️投資家心理を映し出すVIX指数から

前半は株価反発→ VIX低下でリスクオン
後半は株価反落→ VIX反発しリスクオフ

○ VIX指数先物の各限月
第一限月( -8/17) 24.65
第二限月( -9/27) 26.40 スプレッド +7.0% (←前日+7.4%)
第三限月(-10/19) 27.32 スプレッド +3.4%(←+3.5%)
⭐️スプレッド連日変わらず 改善傾向🤔✨


【 注目されるFRB金融政策 利上げの見通し👀✨ 】

⭐️FRB後半のタカ派発言 「利上げペース減速」期待に冷や水
→利上げ確率が大幅上昇😅

⭐️9月75bp利上げ懸念再び💦

現在のFF金利 225-250bp            現在の利上げ見通し
9/21   300-325bp以上  41.5% (前日28.5%)   50bp or 75bp利上げ
11/02  325-350bp以上  50.2% (30.6%)     25bp利上げ
12/14  350-375bp以上  33.6% (15.7%)       25bp利上げ
2/1      350-375bp以上   40.2% (20.3%)      利上げ停止?




◆BARRON’S記事をベースにポイントを整理


前日から始まった地政学リスクの高まり(ペロシ米下院議長の台湾訪問)

7月後半の「利上げペース減速」期待が後退し

株式投資家は神経質な状態が続き
S&P500は次の節目4,200を前に 売り圧力が高まる


1.FRB高官のタカ派発言が相次ぎ、債券利回り上昇


SF連銀のデイリー総裁
「40年ぶりの高インフレを相手にした金融当局の闘い」
職務完了の状況から「ほど遠い」

FRB高官のタカ派発言が相次ぎ
NY寄付き前から債券利回り上昇
→⭐️債券売却へ


2.地政学リスクの高まりで、株価が大きく乱高下

ペロシ米下院議長の台湾訪問による 米中対立の地政学リスクの高まりで
前日から売り込まれていました

NY寄付きから株価反発
23:43にペロシ氏の台湾に無事到着報道で買い加速
→⭐️株式買付へ




◆今、そして これから


株価の注目は 引き続き「経済統計」👀✨

S&P500は、6月中旬につけた日中の年初来安値から(月)終値まで13%上昇していた。背景には「利上げペース減速」期待があった

今週に入り、株式市場は既に 重要な経済統計発表を前に警戒感を強めていました

(金)の雇用統計で雇用者数が予想を上回ったり
来週(水)のCPI(消費者物価指数)でインフレ率が予想を上回った場合、
市場は再びFRBの「積極的な金融政策」を警戒するようになり、株価が暴落してしまう可能性が否めません😰

投資家が神経質になる相場が続く。。。恐れ💦




『強気相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、陶酔の中で消えていく』
by 米著名投資家 ジョン・テンプルトン

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