8/4(木)🗽米国株まちまち💦 (金)雇用統計を前に乱高下繰り返し安値圏で推移するNY市場
景気減速を折り込む(木)の米国市場
債券利回り低下、原油価格が下落
経済が減速していることはネガティブ材料ばかりではなく
米国企業のQ2決算が「思ったよりも悪くない」予想を上回る結果が多く株価は底堅く推移
経済統計が引き続き注目され「インフレのピーク」が確認されれば株価にとっては更にサポート材料になる期待あり🙆♂️
くれぐれも「データ次第」なので(金)雇用統計25万人増予想の結果は要!Check♪
良質な情報と共に🍀
◆各種チャートでMarketの流れを確認
様々な資産をグループ分けして、動きを比較出来るように並べて見ると
・改めて 何が要因で動いたのか?
・お互いが どのように関連しながら動いているのか?
のヒントが見つかります👀✨
全体を俯瞰して眺めるとマーケット全体の流れを理解しやすくなります😉
(金)雇用統計を前に波乱含みなマーケット
○ S&P500先物
NY市場の取引時間は乱高下を繰り返し、下値を切り上げながらも終値は小幅安
○ VIX指数📉
株式市場が乱高下する不安定な相場の中でもVIX指数しっかり低下
投資家心理は改善傾向🙆♂️
⭐️FRBの金融政策は「データ次第」
(金)雇用統計、来週(水)CPI が弱い数値なら株価更なる上昇期待あり
しかし、予想を上回る強い数値ならFRBの利上げ加速が意識され株価がいったん急落してしまう可能性も否定は出来ません🤔
○ 原油価格📉
金利上昇と世界的な景気減速による需要懸念で下げており、ウクライナ侵攻以来で初めて90ドル割れ
○ 10年国債利回り📉
景気減速が意識される展開、(金)発表される雇用統計を前に警戒強まる
○ S&P500📉
翌日(金)の雇用統計発表を前に、前日(水)の大幅上昇の反動で下落するも反発を繰り返し、(木)終値ではほぼ変わらず
○ VIX指数📉
乱高下繰り返す不安定な株式市場でもVIX指数低下、投資家心理改善の兆し🙆♂️
○ 原油価格📉
金利上昇と世界景気減速を折り込み下落継続
○ 10年債利回り📉
景気減速を折り込み利回り低下する中、(金)雇用統計前に慎重な動き
NY市場の取引時間は乱高下を繰り返す不安定な相場ではありますが、終値はまちまち
・VIX指数が低位推移
→投資家心理の改善🙆♂️
・長期金利が低位推移
→景気減速でも企業業績しっかりなら🙆♂️
・NASDAQ、SOXが力強い展開
→投資家による「Buy the Dips(押し目買い)」意欲の高さの表れ🙆♂️
○ NASDAQ > S&P500 > NYダウ
+0.41% -0.08% -0.26%
○ -0.27% ラッセル2000
○ +0.92% SOX
NY市場取引時間中は利回り低下📉
○ 短期債
2年債利回り +0.39% 3.0488
⭐️CME FedWatchの利上げ確率は低下
○ 長期債
10年債利回り +0.66% 2.6940
⭐️景気減速を折り込む
○ 10年債と2年債の利回り格差
-0.3548(前日-0.3694) スプレッド高水準が継続は心配
スプレッド解消には2年債利回り低下(株価上昇要因)、10年債利回り上昇(株価下落要因)のどちらか🤔、経済統計に引き続き注目が集まる
○ 為替 米ドル
-0.10% ドル円 132.703
+0.06% ドルインデックス
+0.03% ユーロ/ドル
(金)雇用統計を前に小動き
○ 仮想通貨
-0.92% ビットコイン22,613📉
株式市場が不安な中では下落継続
世界的な景気減速を折り込み原油価格は下落継続
○ -0.68% 原油先物📉 87.95
○ -0.07% 天然ガス先物📉
○ +0.13% 金先物📈 1,809
○ +2.36% 小麦先物📈
○ VIX指数📉
⭐️不安定な相場の中、VIX低下し続ける状況が意味するもの
→投資家心理は改善傾向🙆♂️
悪材料(予想を上回る経済統計など)が出ない限りは株価上昇余地あり
一方で非常に低い水準までVIX指数が低下していますので、悪材料が出た場合はイッキにVIX指数が大幅反発する可能性(株価下落)も否定出来ません🙅♂️
○ VIX指数先物の各限月
第一限月( -8/17) 23.23
第二限月( -9/27) 25.30 スプレッド +8.9% (←前日+8.5%)
第三限月(-10/19) 26.60 スプレッド +5.1%(←+4.5%)
⭐️スプレッド引き続きじわり拡大🙆♂️
⭐️(木)NY市場では、景気減速が意識されており、商品価格や債券利回りは低下しており、利回り確率も低下
現在のFF金利 225-250bp 現在の利上げ見通し
9/21 300-325bp以上 33.5% (前日43.5%) 50bp
11/02 325-350bp以上 45.1% (52.6%) 25bp利上げ
12/14 350-375bp以上 34.0% (35.2%) 25bp利上げ
2023/7/26 350-375bp以上 13.9% (18.4%)
⭐️1年後は利下げ確率は再び低下
◆BARRON’S記事をベースにポイントを整理
依然として「経済の健全性」と、それが「FRBの金融政策」の道筋にどのように影響を与え得るかに 投資家の関心は集中しており(木)のNY市場は株価が乱高下を繰り返し安値圏で推移しました
(木)の米国株主要三指数はS&P500、NYダウがマイナスになりましたが、
6月中旬の安値からはNYダウは9.5%上昇、S&P500は13%上昇、NASDAQは約19%上昇と底打ちをした力強い展開となっています
(金)雇用統計予想は25万人増
7月の非農業部門雇用者数は25万人増と予想されており、6月の37.2万人増から減速と見られており、雇用統計が弱ければ、米経済の成長ペースが鈍化していることを示すことになり、FRBの利上げペース減速期待に繋がり得る
◆今、そして これから
「インフレのピーク」を確認する為に
(金)の雇用統計の鍵となるのは
減速した雇用統計を確認し「インフレのピーク」に達し、FRBの金融政策が「タカ派がピーク」を迎えることを出来るか!否か?
予想を上回る雇用統計が出ない限りは株価は比較的安定する期待がある🙆♂️
『強気相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、陶酔の中で消えていく』
by 米著名投資家 ジョン・テンプルトン