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米国株 Market@NY🗽6/24(金)

初めまして、本日から米国株を中心にマーケット情報のポイントを紹介します

週末(金)の米国株は大幅上昇
" Bad News " が GOOD NEWSと 受け止められて株価上昇♪ そんなNY市場😉
→ 経済指標でインフレ期待の数字が下方修正されたことを好感👍

" 積極的な利上げ " 懸念が和らぐ✨
→ FRB当局者の発言でセンチメントが改善👍


良質な情報と共に🍀




◆各種チャートでMarketの流れを確認

〜S&P500は週間ベースで約1ヶ月ぶりの大幅上昇〜


S&P500先物は寄り前から上昇、23時発表の経済指標を受け、更に加速👍


S&P500はもみあい続けた(火)(水)(木)、ついに(金)イッキに上抜けリスクオンへGO👍


揃って大幅高 特に主要三指数はNASDAQ > S&P500 > NYダウの順番でリスクオンな展開


リスクオンな相場で 株式Buy (買い)→ 債券Sell (売り)→利回りUp (上昇)な流れ


米ドルは利回り上昇でも小動き
ビットコインは市場のセンチメント改善で21,000節目超えで週末迎える


今週は全般的に下落、商品価格のピークアウトの兆し? 市場のセンチメント改善に寄与👍


リスクオンの流れで株高→スッキリVIX低下👍


各FOMC, 約10%低下 インフレ抑制効果を織り込む展開 センチメント改善をサポート👍




◆BARRON’S記事をベースにポイントを整理

〜金融政策は " データ次第 " そのスタンスから見れば
 経済成長とインフレの減速は利上げペース鈍化へ期待〜


① ミシガン大消費者マインド指数

・5-10年先インフレ期待が3.1%(速報値3.3%)へ下方修正
・高止まりするインフレに直面し
 消費者の消費意欲が減退しているため着実に低下
・利上げペース加速を巡るFRBの切迫感を和らげる可能性がある


② 米新築住宅販売

・住宅ローン金利の高騰を受け 今年に入ってから全体的に減少
・5月が一時的に増えたのは、夏によく見られる傾向の可能性がある
・今年に入って初の増加、市場予想も上回る。予想外に増加も一時的か


③ セントルイス連銀ブラード総裁

・可能ならば、インフレが経済に定着する前に その芽を摘み取り
 インフレを2%の方向へ


④ サンフランシスコ連銀デイリー総裁

・利上げを前倒しで実施することは 最終的に利上げ幅を減らすことを意味する


⑤ パウエル議長の議会証言 6/22(水)-23(木)

・物価抑制への”無条件”コミットメント強調
・物価安定の回復がなければ 最大限の雇用持続は不可能




◆リスクシナリオ

〜企業業績の下方修正懸念
 アナリストによる目標株価引き下げ懸念〜


① S&P500目標株価2021年8月以来初めて5,000ドルを下回る

・1/20の目標株価5,344ドルをピークに7%下落し
 6/23には4,987ドルとなっている
・同日の終値3,795ドルをまだ31%上回っていることには留意する必要がある


② アナリストによるS&P500銘柄の「Buy」評価が異常に多い

・ Buy が56.9%  / 53.3%(5年平均)
  Holdが 37.7%  / 40.7%
  Sell が 5.4%    / 5.5%
・「Buy」の割合は 2月末の57.4%をピークに、最近やや低下したものの
 通常よりも多くの 「Buy」レーティングが付与されている
 以前に55%を超えたのは 2011年9月(55.8%)だった




◆今、そして これから

〜" Buy the Dips "(押し目買い) vs (戻し売り)" Sell the Rips "


① マクロ(経済指標)に減速の兆し

金融政策に影響 " 利上げペース " の鈍化期待
・マルチプル・コントラクション(PERの縮小)の修正期待
※ 金利上昇により市場参加者の評価が下がり、1株あたりの利益(EPS)
 は悪くないのに株価が上がらない(下がる)状態のこと


② ミクロ(企業業績)の行方に注視

7月中旬以降に本格化するQ2決算、Q3ガイダンス(業績見通し)発表において
下方修正があるか!否か?とても重要となります
・ PERが低い水準の今、EPSの下方修正があった場合、株価にマイナス影響


③ 現在の投資家のセンチメントは最悪期かもしれません

押し目買い" Buy the Dips "信仰 最後の砦は個人投資家
・金融危機以降 最もネガティブなセンチメント
 プロの機関投資家が売却する株を個人投資家が大量に購入しているが
 積み上がる損失の規模から いずれ彼らが降参する可能性も

個人投資家がついに降参、弱気相場に屈し大規模売却
・過去1週間の株式売却規模、2020年9月以来の大きさ
・「ミーム株」時代に稼いだ利益全て消失

米家計に現金たっぷり 景気減速を和らげるか
・米国人の暮らし向きが全般的に 良くなっている事をデータは示唆
・景気後退に通常伴うような 家計の引き締めは起こらないかもしれない
・多くの米国人が景気後退に向かう際に通常不足する物を持っている→大量の現金

“ 悲観の中 “ でも強気相場を 生み出してくれるかもしれないPowerの源泉
米国経済 “ 底力 “ がココに♪

普段こんなに貯蓄しない米国人
バイデン政権による膨大な現金給付は、コロナ禍の高インフレを加速させた一面も
一方で、ある意味リセッション懸念が高まる中で米国経済を支える源泉に
これは 不幸中の幸い!?

GDPの70%を占めると言われる個人消費の力強さが米国の真髄
センチメント改善効果に期待😉✨

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