米国株 PickUp記事📰8/11(木)PM-12(金)AM
BloombergとREUTERSに掲載された注目記事をPick Upして紹介しています
原則、時系列に並べていますが、正確には前後します事ご了承下さい
マーケットが動いた、その時、その背景には何かしらのニュースが存在します
『 全ての事象には必ず理由がある。何事も偶然ではなく、必然 』
『 相場のことは、相場に聴け 』
そこで私は🤔
『 5W1H 。いつ、誰が、何を、何処で、どんな風に 』
情報が発せられたかを大切に♪ Pick Upしていきます😉💫
良質な情報と共に🍀
◆マーケット概況
〜テーマ別の総括記事〜
○ 株式
米株式市場では、S&P500種株価指数が小幅反落。予想より低調なインフレ指標に反応して上昇したが、金融引き締めは続くとみられ、上げは行き過ぎたとの見方から下げに転じた
「この2日間に、環境がやや改善しつつあると示唆する動きがあった」「しかし、インフレはまだ非常に高い。米金融当局にとっては利上げを継続するという仕事が山積みだ」
○ 債券
米金融・債券市場では、 米債利回りが2週間超ぶりの高水準に上昇した。物価上昇圧力が弱まり つつあるにもかかわらず、なお高水準のインフレを抑制するために連邦 準備理事会(FRB)が利上げに踏み切るとの見方が広がっている
シーポート・グローバル・ホールディングスのマネジング・ディレ クター、トム・ディ・ガロマ氏は、インフレ率は依然として「かなり高 水準」にあるとし、経済が減速すれば利上げが難しくなるため、FRB は0.75%ポイントの追加利上げを決定するかもしれないと指摘。「 FRBは可能な限り早期に利上げし、景気減速後に利下げできることを 望んでいる」とし、足元のようなイールドカーブ(利回り曲線)の反転 は、かなり広範囲はリセッション(景気後退)が来ない限り発生しない とした
○ 為替
ニューヨーク外為市場で、ドルが小幅安。10日に発表された米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化を受けた前日のドル売りの流れが継続した
○ 原油
米国時間の原油先物は2ドル超上昇した。国際エネルギー機関(IEA)が2022年の石油需要の増加幅予想を上方修正したことを受けた。天然ガス価格の高騰で一部の消費者が石油に切り替えているという
◆Pick Up 記事
Bloomberg、REUTERSから注目記事をPick Up、(原則)時系列に並べて紹介
尚、私のお薦めに応じて⭐️マークを付けています
1.⭐️⭐️⭐️米PPI、7月は前月比0.5%低下-コロナ禍初期以来のマイナス
米国では企業コストの主要指数が7月に約2年ぶりの低下となった。主にエネルギーコストの低下を反映し、インフレ圧力の緩和として好意的に受け止められる可能性がある
生産過程におけるインフレ圧力が和らぎ始めた兆候が示された。向こう数カ月の消費者物価指数(CPI)の上昇ペースが抑えられる可能性がある。石油を含む商品価格はここ数カ月で大きく下げており、サプライチェーンの状態が改善しつつあるとの示唆もある
しかしながらリスクは残る。サプライチェーンの正常化が始まったものの、ウクライナでの戦争や米西海岸港湾の労働争議、中国のゼロコロナ政策が米製品や部材の輸送スピードを落とす要因になりかねない
2.⭐️米新規失業保険申請、2週連続で増加 昨年11月以来の高水準近く
景気の先行きが不透明なため、テクノロジー業界を中心にレイオフや採用凍結が増えており、失業保険の申請は増加傾向にある。米金融当局の利上げに伴い労働需要が減少する可能性はあるものの、労働力不足が広範に及ぶ中、今のところ雇用主はおおむね人員の維持に努めている
3.中国で高まる金融リスク、人民銀が刺激策の抑制に動く土台整う
4.⭐️OPEC、22年石油需要増予想を下方修正 IEAは上方修正
5.⭐️債券トレーダーは酔わず、株高の熱狂はイールドカーブの警告を無視
広く注目されている米2年債と10年債の利回り差は7月初め以降、約5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)のプラスから今月10日に一時マイナス58bpまで落ち込んだ。同期間にS&P500種株価指数が11%上昇したのとは対照的だ。しかも学者やアナリスト、投資家らは年限が短いゾーンの利回りがより長い部分の利回りを上回る最近のトレンドが近く解消するチャンスはほとんどないとみている。逆イールドは景気後退のシグナルとされている
「逆イールドは、現在の金融政策の道筋が最終的に米国を景気後退に追い込むであろうことを示している」「逆イールドが長く続けばその分、多くの投資家や消費者が景気後退に警戒し、自己実現的な結果につながる可能性がある」
6.⭐️アップル、今年のiPhone生産台数は前年並みを見込む-関係者
・最新モデルの生産台数、前年並みの9000万台とサプライヤーに要請
・アップルの顧客、景気減速でも高価格端末への支出を依然いとわず
7.⭐️⭐️米ガソリン小売価格、3月以来の4ドル割れ ピークから20%下落
自動車大国にとって燃料価格の下落は朗報となる
ガソリン価格は、ロシアのウクライナ侵攻後、供給逼迫懸念で6月に5.02ドルまで上昇し最高値を記録した。しかし価格高騰が需要を抑制し、供給不安の後退もあって価格は下落した
8.⭐️SF連銀総裁、9月の50bp利上げを予想 75bpにもオープン
・7月のインフレ鈍化は歓迎されるが勝利ではない デーリー総裁
・データ次第の態勢を保つことが至極当然だ インタビュー