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米国株 PickUp記事📰7/15(金)PM-16(土)AM

BloombergとREUTERSに掲載された注目記事をPick Upして紹介しています
原則、時系列に並べていますが、正確には前後します事ご了承下さい

マーケットが動いた、その時、その背景には何かしらのニュースが存在します
『 全ての事象には必ず理由がある。何事も偶然ではなく、必然 』
『 相場のことは、相場に聴け 』
そこで私は🤔
『 5W1H 。いつ、誰が、何を、何処で、どんな風に 』
情報が発せられたかを大切に♪ Pick Upしていきます😉💫


良質な情報と共に🍀




◆マーケット概況

〜テーマ別の総括記事〜

○ 株式

シティグループの好調な決算を背景に、銀行株の上げが目立った

「リセッションの可能性はますます高まっているが、強気派は多くの悪いニュースが既に織り込まれつつあるとしている。リセッションが浅いものとなれば、今後1年にわたり相場には上昇の余地がある」
「そこに至るまでの道のりは心地良いものではないかもしれないが、企業決算が持ちこたえられるなら、慎重ながらも楽観になれる理由はある」

「株価はなお下降トレンドラインを下回っている」
「1日だけでは新たなトレンドは作られない」

「今の経済指標には一貫性がなく、ポジティブだったりネガティブだったりするが、これは今が転換期であることを示唆している」


○ 債券

インフレ期待の低下を示す指標が発表され、 FRBによる引き締め幅を再考した

FRB当局者の発言で7月100bp利上げ観測が後退🙆‍♂️
⭐️この日の発言は、FOMC開催前に政策 担当者が公の場での発言を控える「ブラックアウト」期間入り前の最後 の機会となる


○ 為替

今月のFOMCで100bpの利上げが実施されるとの観測が後退していることを背景に、 ドルが下落
⭐️このところのドル高を受けた利食い売りが出たことも 押し下げ要因になった
→ドル高は米国企業の業績圧迫要因でもあり、ドル安は好材料🙆‍♂️




◆Pick Up 記事

Bloomberg、REUTERSから注目記事をPick Up、(原則)時系列に並べて紹介

尚、私のお薦めに応じて⭐️マークを付けています


【 決算 】 関連

SPY (S&P500 ETF) との比較チャート


【 決算 】 BLK:BlackRock

インフレ、地政学リスク、利上げに対する懸念が響いた。FRBが新型コロナウイルス流行時の支援策を縮小したことで投資家のリスク選好度も低下

「投資家は高インフレ、金利上昇に同時に見舞われたほか、株式・債券市場が過去半世紀で最悪のスタートとなった」

⭐️経済情勢は数十年ぶりの厳しさ、ブラックロックのフィンク氏が認識

金利上昇とインフレ、エネルギー価格の高騰で過去数十年見られなかった困難に投資家は直面している「こうした圧力により生じ得る影響を投資家が見極める中で、市場は投資家の不安を反映している」

ブラックロックの決算は、中核的投資ファンドへの資金流入が鈍ったことを示した。今年上期はマクロ経済や景気が不安定だったために、投資家はパフォーマンスが非常に良い企業の株式やファンドなど、それまで支持していた投資先について考え直し始め、投資会社は成長路線を維持するのが難しくなった


【 決算 】 C:Citigroup

景気見通しの悪化やロシアのウクライナ侵攻で数十億ドルがリスクにさらされているにもかかわらず、変動の激しい国際市場を追い風に予想より好調だった

自社株買いを一時的に停止することも明らかにした。資本規制に準拠するため


【 決算 】 WFC:Wells Fargo

Wファーゴでも、金利上昇により住宅ローンの借り換え需要や新規組成が減少。住宅ローンからの収入は前年同期比53%減少
一方、その他の消費者ローンは好調だった


1.⭐️米、半導体製造技術の対中輸出制限巡り見直し進める 商務次官

バイデン政権は半導体製造における中国の台頭を阻止し、供給の混乱に対する米国の守りを強化するため、中国への同技術の売却を制限し、国内生産の支援拡大を目指している

2.⭐️中国不動産危機、悪化の一途 住宅ローン返済拒否が銀行直撃も

世界2位の経済大国の約4分の1を占める業界で今週、ストレスの兆しが強まった。住宅ローンを組んで住宅を購入したものの物件が未完成だとしてローン返済を拒む借り手が増えており、中国当局が銀行側とこの問題を話し合うため緊急会合を開いた。事情に詳しい関係者が明らかにした

「不動産はずっと悪くなり続けている。価格や販売、着工と全てがひどい」
「慢性的な悪化は今、別の一歩を踏み出した。広範に不動産が融資の担保となっており、最終的に金融セクターに打撃を与えるのが常だ」

3.⭐️⭐️米国株は全面降伏も、4-6月決算シーズン失望なら BofA

下期(7-12月)には深刻なリセッション(景気後退)とドル高のリスクが高まるため、米国株はさらに下落する可能性がある

S&P500 15(金)終値3863、
⭐️下落が比較的軽微で済む場合で3600、中位で3300、大幅なら3000も

4.⭐️⭐️⭐️米小売売上高、6月は予想上回る伸び-インフレが数字押し上げか

「高い水準にある貯蓄や賃金の増加に支えられ、米家計の支出額はこれまでとほぼ同程度になっているが、おおむね物価上昇に伴うものであり、実際に購入が増えているわけではない」
「とはいえ、この日の統計で短期的なリセッション(景気後退)に関する臆測は後退する可能性がある。米金融当局が今月の会合で75bpの利上げを実施する軌道上にあることは変わらない」

5.NY連銀製造業指数、予想に反し3カ月ぶり拡大 先行きは急低下

6.米鉱工業生産、6月の製造業は0.5%低下

自動車・部品などの幅広い商品の生産指数が低下し、FRBによる政策金利引き上げが製造業に打撃を与えていることを示唆

7.⭐️米企業在庫、5月は1.4%増 市場予想上回る

個人消費が鈍化する中、2022年第1・四半期の企業在庫は大きく増えた。過剰在庫は企業が在庫補充を続ける意欲が低いことを意味し、第2・四半期のGDPに影響を及ぼす可能性がある

ウォルマートやターゲットなどの米大手小売業者は在庫が過剰になっていると説明

8.⭐️⭐️⭐️米消費者の長期インフレ期待、1年ぶり低水準 ミシガン大指数

インフレ期待の低下は、物価上昇圧力の定着を回避したい米金融当局にとってはいくらか安心材料になるかもしれない。ただし詳細を見ると、賃金上昇分を相殺して余りあるインフレが消費者に痛みを与えている姿も浮き彫りになっている

9.⭐️⭐️⭐️100bpの米利上げ観測が後退、地区連銀総裁の発言と経済統計で

セントルイス連銀ブラード総裁は15日にバーチャルイベントに出席
FOMCは年末までに政策金利を350bpではなく、375-400bpのレンジに引き上げる必要があるとの見方を示した。これは合計で約225bpの追加利上げを示唆

アトランタ連銀ボスティック総裁はフロリダ州タンパでの講演で
インフレが高過ぎるとして、金融当局はこれを制御する意向だと述べたが、7月の100bp利上げは支持しない考えを示唆

10.投資銀行に人員削減の波到来か、4-6月決算で急減速が浮き彫りに

今週発表された米銀大手のQ2(4-6月)決算では、投資銀行業務の収入急減が相次いで明らかになった。企業の合併・買収(M&A)や株式公開の活況時に高額報酬で積極採用していた各行だが、今後は人員削減の波が到来しそうだ

米欧の銀行業界に詳しい複数の関係者によると、ディールフローが急減する中、各行の株式資本市場(ECM)部門は来たるべき人員削減に身構えている。M&A部門やレバレッジドファイナンス部門の仕事も危ういという

11.⭐️⭐️サマーズ氏、FRBに「ひどく失望」 日銀はYCC解除困難な公算

米連邦準備制度の利上げの遅れについて厳しい批判を展開した。また、政策当局者が依然として非現実的な予測を示していると警鐘を鳴らした

「2021年に米金融当局にひどく失望させられた」とし、政策当局者の信頼が傷つけられたと指摘。米金融当局が昨年に「中核的な機能でミスを犯した」と述べた

日本については、現在のイールド・カーブ・コントロール(YCC)の枠組みを解除するのは困難になる公算が大きいとの見方を示した

日本銀行が「遅かれ早かれYCC戦略を解除することになるだろうが、その際に何が起こるのか完全には分からない」と同氏は指摘。 さらに円安が進みYCC解除に向けた圧力が高まる公算が大きいとの見方を示した


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