7/8(金)🗽予想を上回る雇用統計を受けて、、『THE SWING(もみあい、揺れる)NY市場🤔
予想を上回る雇用統計を受けて。。。
債券価格が下落→ 利回り上昇😅
株価は急落→ 反発→ 反落→ 終値ほぼ変わらず💦
そんな中でも、きっと投資家の視線は今
FRBの「利上げペースの転換点」を模索するスタンスを継続💫
良質な情報と共に🍀
◆各種チャートでMarketの流れを確認
株式、債券、商品 それぞれの解釈にちょっと変化💡✨
・債券 堅調な雇用統計を受け、7月75bp以上の利上げ確率100%へ🤔
・商品 景気後退懸念よりも、まずは目先の受給逼迫懸念で反発😰💦
・株式 予想を上回る雇用統計を受け、利回り上昇も、下落幅少なくしっかり👍
・S&P500 発表直後に急落→反発→寄付き再び下落→30分後には再び反発→その後の日中は上げ下げ繰り返し→終値は前日とほぼ変わらず
・VIX指数 発表直後に株価下落でVIX反発するも20分程度で反落→そのまま寄付き後も終日下落傾向 それは株価が上げ下げ繰り返す中でも👍
・原油価格 発表直後の債券利回り上昇と共に原油価格上昇、終日高水準で推移
・10年国債利回り 予想を上回る雇用統計発表を受け、FRBの利上げ加速スタンスが確認され、終日高水準で推移😅
・S&P500 リセッション懸念で下落した世界から先を見始め反発の流れ😉
・VIX指数 株価の大幅下落がなく、VIX指数はリスクオン的な下落継続👍
・原油価格 前半は景気後退懸念で下落、後半は一転、受給逼迫懸念で反発💦
・10年債利回り 前半は景気後退懸念で下落、後半は目先の利上げ加速で上昇😅
⭐️大型株ではグロース株強く、リスクオンな展開
NASDAQ > S&P500 > NYダウ
+0.12% -0.08% -0.15%
⭐️小型株 同じ「もみあい」相場でもボラティリティ高い動き
デイトレーダーにとっては、とてつもなく辛い相場😰
⭐️半導体株 利回り上昇で 株式が全般的に不安な動きの中でも
しっかり上昇👍 それを安堵して見ているのは私だか?😉
⭐️最近、マーケットが模索し始めた「FRBの金融政策の転換」タイミングが堅調な雇用統計を受け、はかない期待も打ち消され目先の利上げ加速シナリオを今一度折り込み利回り上昇😅💦
⭐️10年債と2年債の利回り格差 -0.0207(前日-0.0215)
逆イールドのままでも スプレッドちょっとだけ縮小👍
⭐️雇用統計を受け 利回り上昇でドル急騰も、その後は落ち着いた感じ
⭐️債券利回りが上昇し、株価がもみあいの不安的な相場の中でも
仮想通貨はしっかりプラス確保👍 最悪期を脱したのでしょうか🤔💦
そんな中、
天然ガスは下落(-3.9%)。それは前日の大幅反発(+12%)の反動で下落🤔
小麦先物は大幅反発(+6.7%)主要産地であるウクライナ危機と大消費地の中国景気回復期待ではソフトコモディティ(農作物)の価格は上昇しやすく
VIX指数は
⭐️不安定な相場の中でも 低下するVIX指数 今回は素直に喜びたい気分😉
VIX指数先物の各限月
⭐️このスプレッドじわり拡大の流れ👍 リスクオンに向け更に前進😘
第一限月(-7/20)26.81
第二限月(-8/17)27.40 スプレッド +5.3%
第三限月(-9/21)28.10 スプレッド +2.5%
あれっ!? 7月の利上げ確率に 100bp利上げの可能性が7%と浮上
現在のFF金利 150-175bp
7/27 225−250bp以上 100%(前日93.9%)
9/21 275-300bp以上 100% (94.8%)
11/02 325-350bp以上 66.6% (48.5%)
12/14 350-375bp以上 59.7% (38.8%)
◆BARRON’S記事をベースにポイントを整理
予想上回る雇用統計を受けて
7月75bp以上の利上げ確率100%へ(100bpも7.0%と浮上)
債券利回り上昇で
株価は THE SWING(もみあい)なNY市場でしたが
7/4🇺🇸独立記念日の三連休明けの週間ベースでは
S&P500 +1.9%
NYダウ +0.8%
NASDAQ +4.6% と、ちゃっかり上昇😋♪
① 予想を上回る雇用統計の解釈は 視点を変えれば様々🤔
○非農業部門雇用者数
6月 前月比37.2万人増(予想26.5万)
5月 確定値38.4万人増(速報値39万)
⭐️4月と5月の結果は合計で7.4万人下方修正され、予想を上回った6月のインパクトは薄らぎましたが、全体として労働市場が適度に強いことに変わりはない
○失業率
3.6%(予想、前月共に3.6%)
⭐️4ヶ月連続で横ばいで推移
○平均時給
6月 前月比0.3%増、市場予想に一致
5月 確定値0.4%増(速報値0.3%)
⭐️Q1に人件費が急上昇し、賃金上昇圧力は依然強い
○前日までの予想された内容
雇用統計 約1年ぶりの小幅な伸びにとどまることを予想
賃金の伸び 鈍化すれば企業が物価上昇ペースを緩和?
⭐️予想を上回る結果で、利上げペース減速のキッカケを見出せず
→現時点ではFRBが利上げペースを加速し続けなければならない状況😰
② 予想を上回る雇用統計が意味するモノ 債券市場の受け止め方
市場が期待するほど 利上げペースが早く減速しない カモしれないことを意味する⭐️債券市場では FRBの積極的な利上げへの意欲が やや強まっていることを反映
良い兆しも🤔♪
⭐️10年債利回りがあまり上昇せず、2年債より低い水準
→逆イールドの悪い見通し。FRBの急速な利上げが、長期的にはインフレと経済成長にダメージを与える可能性を見ていることを意味する
→前向きな解釈として
・2年債利回り 目先の利上げ加速を折り込み利回り大幅上昇
・10年債利回り マーケットで景気後退が織りまれ長期債はそれほど上昇せず
→時間経過と共に、インフレピークアウトの兆しが確認できれば
→FRBの金融政策が「積極的」ではなくなる日、転換点が訪れる期待へ
③ 今週、株価を上昇させた期待シナリオ🍀とは
予想を上回る雇用統計によって
FRBの金融政策が『積極的で無くなる日』 残念ながら遠のいてしまい😅
株価や債券価格がこれからも下落し続けるカモですが
最近の動きを見ると、過去のようなパニック売りは少なくなる可能性があります
今回も 雇用統計を受け 利回り上昇したものの
株価の下落幅は以前ほど大きなモノではなく👍
◆今、そして これから
〜 " Buy the Dips " (押し目買い) vs (戻し売り) " Sell the Rips " 〜
① インフレ抑制の効果が確認出来る その日まで
⭐️予想を上回る雇用統計で
利上げペース減速のキッカケとはならず😅
それでも、パニック売りが続くことなく
債券利回りは 7月75bp、9月50bp利上げを折り込み上昇
商品価格は 週前半の景気後退による需要減速懸念で下落するも
週後半は中国の景気支援策期待で 需要回復、供給懸念で上昇へ
株式は 債券利回りが6月中旬にピークアウトした兆しから
底打ち、反発をトライし続くけている展開
⭐️高インフレを抑制する為の 利上げ加速に対しては
利上げペースの転換点を探り始めた良い兆しあり👍
⭐️次なる注目イベントは❗️
来週13(水) CPI(消費者物価指数)
前年比 予想8.7%(前月8.6%)
↓ 以下は昨日と同じ内容です
② Q2企業決算発表 下方修正の行方は
⭐️来週14(木) JPMorgan、Morgan Stanley 銀行株から始まる主要企業決算発表
⭐️6月中旬から小売業における「利益警告」が出てマーケットを揺るがしましたが
ハイテク企業の業績下方修正は。。。あるのか!否か?
③ 株価に大きなマイナス影響を与えたマルチプル・コントラクション
⭐️米国市場を大きく牽引してきたGAFAMをはじめとする大型ハイテク株が
年初来、株価が大幅下落した原因の一つには
FRBによる積極的な金融政策 利上げ加速による 金利上昇は
将来の利益に対して高い評価(高PER)を得てきたグロース株にはマイナス影響
⭐️グロース株が しっかり底固め、反発し 継続的な上昇の為には
・「利上げペースの減速」への転換が必要
→ EPS(一株当たり利益)に対する株価の評価(PER)が再度拡大し始める期待
・「決算発表でミスしない」ことの確認が必要
→ PER以前の問題として、EPSが下方修正されないか!否か?が最低必要条件
→ 企業業績に対するアナリスト予想は年初来ずっと高水準。大丈夫かな😅
P.S.
『強気相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、陶酔の中で消えていく』
by 米著名投資家 ジョン・テンプルトン