7/26(火)🗽ウォルマート・ショックが重しで米国株📉下落 悪材料は株価に何処まで織り込まれているのか🤔
【 今日起きたこと 】
⭐️数週間後に決算発表を控えたウォルマートが業績予想を下方修正したことで インフレによる業績圧迫懸念が広がり、株価は終日重い展開に
⭐️景気後退懸念は経済統計に幅広く織り込まれる
・米消費者信頼感、7月は21年2月以来の低水準
・米新規住宅販売、過去2年余りの最低水準
【 好材料 】
⭐️本日は好材料と言えるモノはなかったものの、
景気後退など悪材料が経済統計には幅広く織り込まれ、
株価は既に年初来大きく下落(S&P500は−17%)
だいぶ消化しているマーケット環境とも受け止めることが出来る🤔✨
GAFAM 決算スケジュール ※ 全て大引け後の発表
27(水) メタ(元FB )
28(木) アップル、アマゾン
良質な情報と共に🍀
◆各種チャートでMarketの流れを確認
様々な資産をグループ分けして、動きを比較出来るように並べて見ると
・改めて 何が要因で動いたのか?
・お互いが どのように関連しながら動いているのか?
のヒントが見つかります👀✨
全体を俯瞰して眺めるとマーケット全体の流れを理解しやすくなります😉
数週間後に決算発表を控えた ウォルマートの業績予想 下方修正
インフレによる収益圧迫懸念が波及し 米国株下落
今朝の決算では、GOOG、MSFTが予想下回るも失望では無さそう🤔✨
○ S&P500先物📉
終日、上値が重い低調な動き
○ VIX指数📈
今日は株価下落でリスクオフ、VIX上昇、25ポイントの節目を突破🙅♂️
○ 原油価格📉
○ 10年国債利回り📉
景気後退懸念の高まりが共に下落要因
○ S&P500📉
○ VIX指数📈
インフレによる業績圧迫懸念が再燃 GAFAM決算、FOMC発表前に警戒モード
○ 原油価格📉
○ 10年債利回り📉
一方、2年債利回り上昇し、逆イールド スプレッド拡大🙅♂️
三指数揃って下落📉
○ NASDAQ < S&P500 < NYダウ
-1.87% -1.15% -0.71%
⭐️警戒モード継続でNASDAQ弱く
○ -0.65% 小型株ラッセル2000📉
○ -1.63% 半導体株SOX 📉
⭐️GAFAM決算前、ハイテク株の不安継続
○ 短期債 2年債利回り📈 反発
⭐️FOMC発表前に短期債利回り上昇
○ 長期債 10年債利回り📉 反発
⭐️ウォルマート下方修正を受け 米経済後退懸念が高まり長期債の利回り低下
○ 10年債と2年債の利回り格差
-0.2579(前日-0.2134) 逆イールド、スプレッド拡大🙅♂️
○ 為替 米ドル
+0.17% ドル円 136.863
+0.70% ドルインデックス📈
-0.97% ユーロ/ドル
⭐️リセッション懸念高まりドル上昇
・欧州、ガス供給懸念でユーロ安
・ウォルマート下方修正を嫌気し米国株下落、米ドルへ安全資産逃避
○ 仮想通貨
-2.02% ビットコイン20,875📉
⭐️リスクオフ継続、21,000割れ
○ -1.52% 原油先物📉 95.23
「本来ならガソリン需要が強い今のような時期に需要が弱まっていることは、スタグフレーション懸念を浮き彫りにする」とBloomberg
○ +2.04% 天然ガス先物📈
欧州、供給懸念で上昇
○ -0.21% 金先物📉 1,715
○ +4.55% 小麦先物📈
○ VIX指数📈
インフレによる景気後退懸念が高まる
⭐️週間ベースで先週は低位推移した流れを覆される🙅♂️
○ VIX指数先物の各限月
第一限月( -8/17) 25.75
第二限月( -9/27) 27.25 スプレッド +5.8% (←前日+6.7%)
第三限月(-10/19) 28.15 スプレッド +3.3%(←+3.6%)
⭐️スプレッド 変わらず🙆♂️
7月FOMC 75bp利上げが折り込まれ
9月以降の利上げ確率はほぼ変わらず
現在のFF金利 150-175bp
7/27 225−250bp以上 75.1%(前日75.1%)
9/21 300-325bp以上 49.0% (50.5%)
11/02 350-375bp以上 19.3% (20.4%)
12/14 375-400bp以上 11.2% (10.9%)
◆BARRON’S記事をベースにポイントを整理
S&P500は1月の市場最高値から17%下落している
それでも、特に小売業は、ウォルマート業績下方修正の発表 に対して明らかに準備不足でした
「これは消費者の大きな関心事と言うより、小売業特有の問題だと考えられる」とのアナリスト評価もる
※ 米企業のQ2決算は『失望』との見方が大勢を占める中でも、悪材料がどれほど織り込まれているかはセクターによって異なる🤔✨
経済統計は着実に景気後退を織り込む💦
米民間調査機関のコンファレンスボードが発表した7月の米消費者信頼感指数は、2021年2月以来の水準に低下。高インフレが続く中、経済見通しが暗くなったことが背景にある
6月の米新築一戸建て住宅販売は前月比で減少し、この2年余りの最低水準となった。前月比のマイナスは今年に入って5回目。物件価格の高さと住宅ローン金利上昇が見込み客の購入意欲に影響を与えている
◆今、そして これから
Google親会社の決算は予想に一致、Microsoftは予想を下回るも失望ではなかった💦
Googleの広告収入、特に検索広告が企業のマーケティング支出低迷を乗り切る態勢にあることが売上高増加で示唆された。こうした逆風はスナップやツイッターなどグーグルより規模の小さい競合他社に影響を及ぼしているが、グーグルの広告収入は市場予想を上回った。ただ同社は一時的に採用を停止したとし、慎重姿勢は維持している
Microsoftは26日、2023年度(22年7月-23年6月)の売上高と営業利益について明るい見通しを示した。精彩を欠く4-6月(第4四半期)決算の発表後に高まった成長懸念が後退し、株価は時間外取引で一時5%余り上昇
『強気相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、陶酔の中で消えていく』
by 米著名投資家 ジョン・テンプルトン