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7/12(火)🗽新たな懸念で株価上値重く😰 CPI控え後半📉急落。 中国ロックダウン懸念😅欧州エネルギー危機など💦

今週に入り、新たな株価重しが じわり、じわりと、、

・中国。(月) コロナ規制強化 → ロックダウン懸念再び

・欧州。(火) 露独パイプライン定期検針で天然ガス完全停止、10日間
しかし、政府、市場は延長を心配 → 欧州の景気後退懸念が加速

・為替。ドル高 世界的なリセッション懸念広がり
米ドルへ安全資金が逃避する流れ → 米国企業、特に海外売上が高い企業にとっては業績圧迫懸念

NY寄付き前は典型的なリスクオフが続きながらも、、、

⭐️原油下落、米ドル高も小休止で 米国株へはサポート材料👍
日中は反発しながらも、軟調な米国債10年債入札で利回り上昇
CPI 発表を控え、大引け2時間前から株価急落😭


良質な情報と共に🍀




◆各種チャートでMarketの流れを確認

株式、債券、商品 典型的なリスクオフを消化中🤔
・債券、商品 景気後退→需要減速懸念で低下
・株式 寄付き下落後、反発も、大引け2時間前から再度急落、不安定


リセッションによる需要減速懸念で原油安🤔
市場全体にリスクオフが幅広く織り込まれる流れ💦

・S&P500 前日と同様に、リスクオフな寄付き急落から日中は反発するものの、CPI 発表を控え、大引け2時間前から急落😅

・VIX指数 株式とは逆相関の動きで上昇。でも、実は寄付き1時間半後から上昇開始し始め、リスクオフは始まっていた感じ💦

・原油価格 欧州エネルギー危機、中国ロックダウン懸念による需要減速懸念などリセッションを織り込み原油など商品価格が下落

・10年国債利回り 欧州エネルギー危機による景気後退懸念で、米国債が選好され米国債Buy→利回りDown。しかしNY寄付き後はCPI発表を控え手仕舞い、米国債Sell→利回りUp


1週間を通して見えてくるマーケット👀

・S&P500   NY日中は踏みとどまっていたのに CPIを前に、残り2時間で急落😭

・VIX指数 株式急落と合わせて、残り2時間で急反発💦

・原油価格、10年債利回りが共に続落、時間の経過と共に
 インフレピークアウトを確認する好材料に繋がることに期待😉💫


株式主要指数の動きから見えてくる景色は👀

⭐️大型株は典型的なリスクオフな展開😭 でも大引けにかけ、ちょっと反発💫
NASDAQ < S&P500 < NYダウ
 -0.95%   -0.92%   -0.62%

⭐️小型株ラッセル2000、半導体株SOXは大型株に比べると底堅い🤔
しかし、しっかりとは言えず余談許せない状況続く💦


リセッション懸念でも欧米で選別が続く🤔

欧州市場取引時間
⭐️エネルギー危機、欧州リセッション懸念で資金逃避
米国債Buy→利回りDown

米国市場取引時間
⭐️NY寄付き後は、CPI 発表を控え、米国債を手仕舞い?
米国債Sell→利回りUp

⭐️10年債と2年債の利回り格差
-0.0759(前日-0.0806) 逆イールドでも スプレッドちょっと縮小

⭐️財務省が実施した10年債入札
最終落札利回りが2.96%と、入札締め切り時の予想利回りを上回り、軟調な結果に需要の目安となる応札倍率は2.34倍 20年12月以来の低水準
今晩14(火) 02:00 米国30年債入札


欧州エネルギー危機でドル高傾向も、いったん小休止

為替 米ドル
⭐️欧州エネルギー危機、リセッション懸念が広がり
米ドルBuy→ユーロSell →パリティ直前でユーロのショートカバー(買い戻し)?
ドル高いったん小休止🤔?

仮想通貨
⭐️再び2万ドルの節目を割り込み😭


欧州エネルギー危機が進む中、リセッションによる需要減速懸念で幅広く下落

ドル高で資源は下落しやすく、加えて
需要減速を招くおそれのある中国のコロナ規制
世界経済減速を巡る懸念が圧迫要因で幅広く売られる展開

時間の経過と共に、インフレピークアウトへの期待も🤔💫


リスクオフでVIX上昇、先物各限月のスプレッドも縮小

VIX指数は
中国のコロナ規制強化、欧州エネルギー危機、、
⭐️米国ではCPI前に手仕舞い進みリスクオフで上昇😅

VIX指数先物の各限月
⭐️スプレッド縮小継続でリスクオフが深まる展開💦
第一限月(-7/20)27.43
第二限月(-8/17)28.20 スプレッド +2.8%
第三限月(-9/21)28.80 スプレッド +2.1%


目先の利上げ確率Up、一方の利上げ確率はDown

⭐️目先の7月と9月の利上げ確率が少し加速、7月100bp利上げ確率ちょっとUP💦

⭐️一方、2月の利上げ確率はDown👍
 →リセッション懸念を織り込む展開?

現在のFF金利 150-175bp
7/27 225−250bp以上 100%(前日100%)
9/21 275-300bp以上 100% (100%)
11/02 325-350bp以上  63.1% (61.0%)
12/14 350-375bp以上  45.6% (50.1%)




◆BARRON’S記事をベースにポイントを整理

今週に入り、改めて
世界的なリセッションの不確実要素は満載

一昨日、
中国コロナ規制→ロックダウン懸念

昨日、
欧州エネルギー危機→景気後退懸念

それでも幅広く織り込まれたことで
米国株はNY寄付き以降、反発😉

結局、(水)21:30 CPI発表を前に
残り2時間で手仕舞い、下落😭


① 世界的なリセッション懸念が加速し、逃避先として米ドルを選好

米ドル高は
米国企業、特に海外売上が多い企業にとっては業績圧迫要因に😰

景気後退による需要減速が加わり、原油など幅広く商品価格が下落👍

米ドル高が落ち着く兆し、株価にはサポート材料へ😉


② 債券市場では、逆イールド継続

2−10年債の差が10bpに拡大 2007年以降で最大
※ 景気後退リスク指標の一つとして注目される逆イールド

それでも、逆イールドの中身を見ると、、期待の兆しも

短期債 2年債は利回り高水準
インフレ抑制に向けたFRB利上げ加速を織り込み

長期債 10年債は利回り上昇ペース低下
リセッション懸念による経済成長減速で利回り低下

⭐️今晩発表のCPI 次第ですが、インフレピークアウトの兆しを確認出来たら
逆イールドが解消される期待もあるカモ🤔

⭐️しかし、逆も然り!で CPI のコンセンサスを大きく上回った場合は
利回り上昇、スプレッド拡大、利上げ確率も上昇し、リスクオフ加速には注意


③ 株価の重し、不安材料を織り込む資産の動き様々

為替 ドル高→小休止の兆し🤔

商品 原油下落→景気後退の需要減速を織り込み👍

債券 逆イールド→スプレッドで不安拭えず😰

だからこそ、注目が集まり
目が離せない👀! CPI
実は、注目が高いが故に、『ニセ情報が拡散』される事態に





◆今、そして これから

〜  " Buy the Dips " (押し目買い) vs (戻し売り) " Sell the Rips "  〜

①  前向きなネタを一つ💫

株式市場が1月につけた史上最高値から、現在20%強の下落水準
既に、高インフレとFRBの積極的な金融政策 利上げ加速の多くを反映している

CPI(消費者物価指数)がコンセンサスと同等、
あるいは大きく下回る場合には、株式は再び短期的なラリーに期待も👍


② 念の為、心配なネタも💦

⭐️ソフトウエア株が軒並み急落 サービスナウのCEOが慎重な発言

今週(木)の銀行株から本格化する米企業Q2決算
こんな慎重な発言が続くのか!否か?

リセッション懸念を幅広く織り込んだ市場では
積極的な金融政策、利上げペース減速のタイミングを探り始めたものの🤔

企業業績の下方修正懸念の織り込みはまだまだ
これからは企業業績の行方にも 投資家の注目が集まる流れ😅


③ 株価に影響を与える要素 金利 7 : 3 決算🤔

決算発表前の米国では 先週までは
主にマクロの動き 『金利』見通しに影響を大きく受けましたが

今週後半からは 『決算』に投資家の視線が移るハズ💡✨

それにしても最近紹介している相場の格言
『悲観の中で生まれ、懐疑の中で育つ、、、』 強気相場とは言うものの

その間は まだまだ険しい道のりが待っていそう😅

P.S.
『強気相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、陶酔の中で消えていく』
by 米著名投資家 ジョン・テンプルトン

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