米国株 PickUp記事📰7/13(水)PM-14(木)AM
BloombergとREUTERSに掲載された注目記事をPick Upして紹介しています
原則、時系列に並べていますが、正確には前後します事ご了承下さい
マーケットが動いた、その時、その背景には何かしらのニュースが存在します
『 全ての事象には必ず理由がある。何事も偶然ではなく、必然 』
『 相場のことは、相場に聴け 』
そこで私は🤔
『 5W1H 。いつ、誰が、何を、何処で、どんな風に 』
情報が発せられたかを大切に♪ Pick Upしていきます😉💫
良質な情報と共に🍀
◆マーケット概況
〜テーマ別の総括記事〜
○ 株式
米消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びとなったことを受けて金融市場は動揺、米金融当局が引き締めに関して積極姿勢を一層強めるとの見方が強まる中、日中は不安定な動きとなった
「6月のCPIは全面的にひどい」と指摘
「これはリスク資産にとって悪いニュースだ。米金融当局が急速な利上げを継続し、経済をリセッション(景気後退)に陥らせるほどのオーバーシュートに至る可能性が高まるためだ」
○ 債券
朝方発表された6月の米消費者物価指数( CPI)が40年超ぶりの大幅な伸びとなったことを受け、米連邦準備 理事会(FRB)が月内に100bp (1.00%)の利上げを 実施するという観測が高まり、米経済が景気後退に陥るおそれがあると の懸念が強まった
「FRBはインフレ期待抑制 に向け、CPI統計に反応せざるを得ない」
「経済見通しに関す る先行指標は急速に悪化している。FRBの積極的な利上げによって景気は減速する見通しだ」
○ 為替
対ロシア制裁に端を発したエネルギー危機により、ユーロは打撃を受けている
「対ロシア制裁は欧州連合(EU)にも重しとなっている。パンデミック(世界的な大流行)から脱却後、もともと厳しい状況にあるが、それに追い打ちをかけてユーロの投資妙味も低下させている」
◆Pick Up 記事
〜Bloomberg、REUTERSから注目記事をPick Up、(原則)時系列に並べて紹介
尚、私のお薦めに応じて⭐️マークを付けています〜
1.欧州の最悪シナリオ、20%株安より不吉な恐れ ロシア産ガス遮断なら
「ドイツやポーランド、他の中欧諸国発のショックがそれ以外の欧州や世界の至る所にどのように波及するかは大いに未知数だ。ロシア産ガスの代用品はどうしても入手不可能だ」
2.ユーロが1ドル下回る、欧州景気後退懸念で約20年ぶり等価割れ
6月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったほか、中国のロックダウン(都市封鎖)再導入懸念などからアジア株が下落し、リスク回避のドル買いが強いこともユーロ・ドルを下押ししている
3.⭐️⭐️⭐️米CPI、前年同月比9.1%上昇に加速 FRBへの圧力強まる
米金融当局は積極的に利上げを実施するとの決意を固める可能性が高いが、それは景気拡大の流れを大きく損なうリスクを伴う
今回の統計は物価圧力の勢いが強く、かつ経済全般に広がっており、実質賃金に一段と影響を与えていることをあらためて確認する内容となった
米金融当局はこの結果を受けて、需要抑制に向けた積極的な政策方針を維持する見通しだ。中間選挙を控えて支持率が低下しているバイデン大統領や議会民主党にも一段の圧力がかかるとみられる
4.⭐️⭐️⭐️歴史的な100bp米利上げか、6月CPI受け市場の織り込み進む
野村のエコノミストは顧客向けリポートで、現在は100bp利上げを予想しているとし、「予断を許さない状況だが、予測と最適な金融政策の観点の双方から『正しい』判断だとわれわれは考える」とコメント
JPモルガン・チェースは「7月に100bp、9月に75bpの利上げが実行されれば、年末にかけての成長見通しは恐らく悪化するだろう。金融引き締めがもっと前倒しになる動機が与えられたことが最大のインパクトだという考えに、現時点では傾いている」と述べた
5.⭐️⭐️「非常に悪い」、予想上回る米CPIにウォール街は動揺
「非常に悪い」と、CPI統計を表現。その上で「輸送と商品の価格はこの先下がるだろう。従って来月のCPIは低下する可能性が非常に高い。家賃の上昇はさほど悪化しないかもしれない」との声も
「細部に目を向けると、実質平均時給が前年比で下がってきており、賃金と物価の上昇圧力が緩和しつつある事実を示す良い要素だ。投資家はこの統計が過去のものであり、インフレ圧力の一部は6月から緩和したことを示す明白な証左だと言い始めるだろう」
「金利は4%の最終地点に向かっており、逆イールドは100bpに拡大するまで続くことが明白だ。金融サイクルの加速はまだ終わっておらず、FOMCが一時停止を検討するかは来年以降にならないと分からない。『良いニュースは悪いニュース』的な考え方は、インフレ減速の兆候が見られるまで投資家マインドに根強く残るだろう。今年の年末にはいくらか悪いサプライズがありそうだ。それらは中央銀行全般から来るものだ」
6.⭐️バイデン氏、6月CPIは「古い」情報 ガソリンの値下がり指摘
「きょうのデータは、ここ30日近くにわたるガソリン値下がりの影響を完全には反映していない。ガソリンスタンドでの価格は6月半ば以降、約40セント下がっている」
その上で、「こうしたガソリンの値下がりで、米国の家計には一息つく余裕が生まれている」と語った
7.米経済、今年「緩やかなリセッション」に BofAエコノミスト予想
「今年の緩やかなリセッション(景気後退)」を見込んでいる。サービス支出が減速しつつあり、高インフレが消費者の買い控えに拍車をかけているのが理由
8.⭐️カナダ中銀、24年ぶり1ポイント利上げ-引き締め局面でG7初
「前倒しで今利上げすることで、われわれは将来これまで以上に高い水準に金利を引き上げる必要性の回避を目指している」と説明
9.⭐️⭐️米地区連銀経済報告:「著しい」インフレ続くが、減速の兆候も
ベージュブック公表前に発表された6月の米消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で9.1%上昇と、約40年半ぶりの高い伸びとなった。連邦公開市場委員会(FOMC)は積極的な利上げに乗り出しているが、米国のリセッション入りを巡る懸念も高まっている
幾つかの連銀は、食品やエネルギーなどの価格上昇が「過去数カ月間と比べて減速した」としつつ、「依然として歴史的高止まりが続いている」との見解を示した
10.S&P500の年末予想、「最悪シナリオ」の水準に下方修正 パイパー
景気低迷とともに企業業績の見通しも悪化するとみられると指摘。今回の弱気相場の底は来年後半まで形成されないだろうと述べた
11.⭐️6月CPIは懸念要素-あらゆる行動考慮へ
「数字は懸念すべき要素だ」とし、「あらゆる行動が考慮される」と説明
そうした行動に100bp(1.00%)の利上げが含まれるのかとの質問には、「全てという意味だ」と答えた
インフレを抑制することは景気減速を意味するとしても最優先課題だと述べ、「物価安定は力強く堅固で持続可能な労働市場の前提条件だ」と付け加えた
12.欧州ガス供給、一段と阻害なら多くの国が景気後退=IMF専務理事
13.ユーロ圏インフレ見通し7.6%に上方修正、成長率下げ EU草案
インフレ率は今後も高止まりが続く可能性が高く、ロシアが欧州向けエネルギー供給を遮断しないとしても、欧州のリセッション(景気後退)入りは避けられないと一部エコノミストは考えている。ECBは21日に開く政策委員会で、11年ぶりの政策金利引き上げに踏み切る方針だが、難しい政策運営を迫られることになりそうだ
14.仮想通貨貸し付けのセルシウス、NYで米連邦破産法11条の適用申請
15.⭐️メスター総裁、7月会合で0.75ポイント以上の利上げ必要 CPI受け
「インフレ統計を踏まえれば、前回会合よりも利上げ幅を小さくすべき理由はないのが明らかだ」と指摘。100bp(1.00%)の利上げを検討すべきかどうかの質問に対しては、次回会合までにさらなるデータ発表があり、決定はその段階で下すことになると説明
「これから会合が予定されており、適切な政策の道筋について議論することになる。きょう決めなければならないわけではない」と話し、会合までに注視する指標として小売売上高や、ミシガン大学消費者マインド調査のインフレ期待などに言及
「リセッション(景気後退)のリスクが高まっている点を認識した上で、当局にとって最優先課題はインフレ抑制と言いたい」とし、「これに対処しなければ、米経済の問題は先行きもっと増えるだろう」
16.⭐️米国の物価高騰が工場労働者に打撃、民主党は中間選挙で危うい立場に
13日発表の6月の消費者物価指数(CPI)総合指数は前年同月比9.1%上昇となり、11月の中間選挙に向けて最大の懸念と有権者が指摘しているインフレに新たな注目が集まった。有権者は通常、選挙年の7月までには経済に関する自身の意見を固め、足元の財務状態を特に重視する傾向がある