フレンチクルーラー

5年後も健康のために。 神奈川で鍼灸師をしています。患者さんから1冊の本を紹介され、と…

フレンチクルーラー

5年後も健康のために。 神奈川で鍼灸師をしています。患者さんから1冊の本を紹介され、とても面白かったのでここで紹介しつつ、 思ったこともコメントしていきたいと思っています。 健康に関する本ですが、たしかもう絶版になっているとききました。 奥さんと子供2人の4人家族です。

最近の記事

美肌と瘀血②

東洋医学における瘀血(おけつ)の話を、のんびり書いています。 私たちの血流についてなんですが、 心臓から血液が出たあと、1番遠いところはどこだと 思いますか? 体中に毛細血管があり、各器官があり、筋肉もある。 そして、最後に酸素と栄養をしっかり届けなければ いけないのが、 皮膚なんです。 毛細血管の最後は網の目状になるのですが、 そのあたりにはリンパもあり、そして皮膚になります。 ですので、瘀血になってしまうと皮膚にも影響が出やすいのです。 著者は ア

    • +3

      なかなかすごいです!!

      • 美肌と瘀血①

        東洋医学における瘀血(おけつ)の話を、のんびり書いています。 まず、瘀血があると美肌にはなれません。 瘀血の状態を考えると当然かもしれません。 瘀血の状態とは血液がドロドロの状態ですから どうしても顔全体がくすんでしまうんです。 瘀血には血液の汚れみたいなものがあるからです。 逆に、さらさらで酸素を豊富に含む血液は ぱっと明るい鮮やかな赤色で 肌の色もぱっと明るくなるんです。 瘀血は汚血ともいわれていて そんな色なんです。 顔にもたくさんの毛細血管があり

        • 認知症と瘀血⑦

          東洋医学における瘀血(おけつ)の話を、のんびり書いています。 39  脳に瘀血が発症したら、色々な症状が起こると 説明してきました。  感情のコントロールができないとも。 最近なのか、昔からなのかわかりませんが、 私たちが理解しがたい、できない犯罪行為が 多々ありますよね。  子供を数週間ほったらかしにして、 男と遊びにでかける母親とか、ストーカー行為の 果てに人をあやめてしまうとか、 何年にも渡って監禁するとか、 どこか脳が壊れているようにしか思えな

          認知症と瘀血⑥

          東洋医学における瘀血(おけつ)の話を、のんびり書いています。 38 脳に瘀血の病気がでたら、、、 と書いてきていますが、 脳細胞には細胞どうし伝達する器官があります。 その1つにシナプスというものがあるんですが、 伝達の量が多いとシナプスが多く出る 感じ。 しかし、伝達したいのにシナプスがあまり出なくなる ことがあるんです。 それが、「うつ」の状態なんです。 これも細胞レベルの話になるので、 瘀血が関わっているかもしれません。  大脳の有名なところに

          認知症と瘀血⑤

          東洋医学における瘀血(おけつ)の話を、のんびり書いています。 37  脳に関する病気はたくさんあります。 どの病気が出てくるかは、つまり、瘀血が出やすいところは 人によって違うと著者も言っています。  それは、気候や体質、遺伝、食事、生活習慣、 それぞれ皆さん違うわけですから、違いが出るのは 当然かもしれません。 もし、小脳にでたら、身体のバランスを とる所なので、真っすぐ歩けなくなります。 脊髄小脳変性症という病気がありますが、 以前、私の患者さんでも

          ホンマでっかTVの先生の言葉

          こんにちは! 今日は横道に逸れます。 ホンマでっかTVは昔からのファンで、 ずっと録画してみてます。 最近の放送で、節約アドバイザーの和田先生の 一言がずーっと印象に残っていて それを書いて終わります。 『あったらいいなは、無くても平気!』 さすが、節約アドバイザー!! あったらいいなを追求している世の中ですが、 逆にすばらしい! ではまた。

          ホンマでっかTVの先生の言葉

          認知症と瘀血④

          東洋医学における瘀血(おけつ)の話を、のんびり書いています。 36  脳の細胞の数ですが、 大脳で160億個、小脳で690億個、 脳全体では約860億個といわれているんです。 ですので、瘀血により100個や1000個の細胞が 壊れても何の影響もありません。 しかし、 これが、10年、20年、30年と 続いてしまうと何かしら症状がでるかもです。 脳は知っての通り、身体の司令塔です。 感情のコントロール、記憶、体温の上げ下げ、ホルモン調節、 視覚、聴覚、臭

          認知症と瘀血③

          東洋医学における瘀血(おけつ)の話を、のんびり書いています。 35  私たちが生きていくには、 私たちの身体を形成している細胞約37兆個!! 1つ1つに毎日、栄養と酸素を送らなければなりません。 特に栄養よりも酸素です。 著者も言っています。 なぜかといいますと、 例えば、登山をしている時に、遭難してしまったとします。雨風をしのぐには洞窟や山小屋等あればしのげますが、そのあと、食料がなければ2週間くらいしか生きていけません。 しかし、酸素がなかったら(水中に

          自分にとって大切なこと

          (コンテスト) 『ありがとう』って言葉に出していうことです。 いつもしてくれて、ありがとう。 身体を気遣ってくれて、ありがとう。 おいしいごはんを作ってくれて、ありがとう。 毎日のあたりまえと思えることすべてに ありがとう。といえる自分になること。 周りの方々にはお世話になりっぱなしです。

          自分にとって大切なこと

          認知症と瘀血②

          東洋医学における瘀血(おけつ)の話を、のんびり書いています。 34  私もご高齢の患者さんをたくさん施術させて いただきました。  そして、ほとんどの皆さんは痴呆になりたくない、 周りに迷惑をかけてまで生きていたくない、 死ぬ時はコロッと死にたい等々、色々話を 聞いてきました。 そのような患者さん自身も毎日の生活を 工夫していますし、積極的に鍼灸の施術も 受けてくれます。  ちなみに私は、鍼灸施術はいわゆる「ボケ防止」に なると考えています。  それ

          認知症と瘀血①

          東洋医学における瘀血(おけつ)の話を、のんびり書いています。 33  毛細血管は全身にびっしりあります。私たちがイメージする 血管は全然太いほうで、全部つなげても5キロも いかないでしょう。  でもでも、毛細血管を全部つなげると、 地球2周半ですよ! 約10万キロです(@_@) 全身の血管の99%が毛細血管と 言っていいのではないでしょうか?  瘀血という病気は、全身で小さな小さな 毛細血管の梗塞を起こしていくわけですから、 何年後かにどっと病気として

          冷え②

          東洋医学における瘀血(おけつ)の話を、のんびり書いています。 32 人の身体はどうやって熱を産生しているかと いいますと、 おおまかに3つ。 ・ 肝臓の代謝によるもの ・ 筋肉の運動によるもの ・ 食事によるもの まず、肝臓。 肝臓はたくさんの仕事をやってくれています。 24時間働いてくれています。 (身体の臓器はすべてそうかな) その仕事の1つに代謝があります。 とくに3大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)が 消化管から一番小さくした状態でやってき

          冷え性? 冷え症? 冷え①

          東洋医学における瘀血(おけつ)の話を、のんびり書いています。 31 今日は冷えと瘀血の話です。 『冷え』も瘀血に関係が深いと考えます。 まず、表題の『冷え性』と『冷え症』どう 違うと思いますか? 『冷え性』は、手足やおなか、腰等の部分が 冷えていると自分で感じていることで、 その状態や体質のことで、 『冷え症』は、その状態が長く続いたり、 自律神経の崩れによるものもあり、 冷えているという症状のこと。 症状となると病気の扱いに なります。 似ている

          冷え性? 冷え症? 冷え①

          腹部大動脈解離と瘀血!?②

          東洋医学における瘀血(おけつ)の話を、のんびり書いています。 30 前回は、腹部大動脈みたいな大きな血管は              (血管自身も細胞でできているため栄養と               酸素が必要)分厚い為、内側の3分の1し               か栄養と酸素を取り込めない。 という話でしたが、  そのままでは血管は壊死してしまうので、              血管に栄養を送る血管があるんです! 人の身体って良くできていますね~。 そこで、

          腹部大動脈解離と瘀血!?②

          腹部大動脈解離と瘀血!?①

          29 東洋医学における瘀血(おけつ)の話を、のんびり書いています。    血管の構造上の問題の最後になりますが、前回までいくつかの動脈について書かせていただきました。  今日は腹部大動脈について。 瘀血の話なので、いままでは毛細血管中心でしたが、今回は一番か二番位に太い血管の話になります。  ざっくりいうと、瘀血とは毛細血管で梗塞が起こり、その先の細胞が酸欠で死に、再灌流障害で破壊が起こると説明させていただいてますが、太い血管は関係なさそうな感じがします。 が、そ

          腹部大動脈解離と瘀血!?①