ep30 手荷物で運んで海外送金手数料を節約!
30回目の投稿。10回に一度来る節目の投稿となりました。投稿を継続して一つでも多くの数字となるよう努めて参ります。
写真は数年前に撮影した新興国での一枚です。夕焼けがとても綺麗だったので思わず車を停めて写真に収めました。時折見せる自然が作る素晴らしい景色には心を奪われてしまいます。
今回は海外送金を安く行う方法についてお伝えいたします。こちらはある条件を満たしていることで可能となりますので、その辺りを踏まえて読んで頂ければと思います。
<大金を動かす場合に成立する送金手数料の節約>
海外投資を行うためには日本国内から海外に投資する必要があります。一般的には銀行を通じた海外送金を利用する方が多いことでしょう。
送金に関する手数料は送金額によって異なると思いますが、銀行間送金の場合、大体1%から2%の間には収まることと思います。ただし、一部の銀行では見えない形で手数料をふんだくっているところがありますのでお気を付けください。
どの銀行が該当するのかは前回投稿した私のnoteを参考頂ければと思います。<ep29 倍の手数料を取られてしまう海外への送金方法>
しかしながら、海外送金の方法としては銀行間送金以外にも方法があります。その方法は、2000万円以上の金額を送金する場合に有効と考えて頂ければと思います。この方法によって送金手数料は1%以下に抑えることが出来ます。それでは実際に見ていきましょう
<持込荷物として国外に持ち出す>
海外に行かれている方の多くは経験していると思いますが、国を跨ぐ移動をする際には多くの場合税関書類を作成が必要となります。
日本に戻ってくる際も、100万円以上の現金もしくは同等の宝飾品などをお持ちの方は申告してくださいと機内アナウンスが流れていますよね。
このような経験を通じて、多くの方が多額の現金を空港に持ち込むことが出来ないと考えていらっしゃるのではないでしょうか。
実際のところ、空港に持ち込めるお金に制限はありません。1000万円だって持ち込めますし、1億円だって持ち込むことも可能です。
しかしながら、何も手続きを行わずに持ち込むことはやめて下さい。無申告で持ち込み、それが発覚した場合に多額の税金を納める必要があるためです。
どのようにして持ち込むかと申しますと、成田空港の場合、チェックインして手荷物検査をした後に税関検査場という申告場所があります。こちらは入国審査を行う前となります。
そちらで持ち込む金額を記載する紙を貰い、実際に持ち込む金額を記載いたします。記載は2枚行い、一枚は税関検査場に提出し、もう一枚は自分で保管する用となります。
こちらの手続きを行って海外へと持ち込むことが可能となります。手数料は一切かかりません。
そして海外に到着した後にしっかりとその国の税関に申告します。投資資金の持込ということですので税金を支払うことなく持ち込むことが可能です。
そして持ち込んだ際には書類を手渡されることと思いますのでそちらは紛失しない様保管下さい。
書類手続きが2度ほどありますが、この方法にて問題無く国外にお金を持ち出すことが可能です。
ただし注意点があります。預入荷物に中に現金を入れないことです。預入荷物は皆さんの手元に届く前にX線を使い空港職員にて中身が確認できます。ここで荷物に現金が入っていることがばれてしまいます。そして東南アジアなどでは中身を盗むということが当たり前に行われております。
そのため、預入荷物に現金を入れておくと、空港にて回収した際に中身が空になっている可能性が非常に高いです。その上バックの鍵が破壊されていることでしょう。このようなことにならないようお気を付けください。
<送金費用は5万円~20万円>
自分の手で投資資金を運ぶ場合、その送金にかかる費用は移動にかかる航空券代金となります。
今回は東南アジアへの投資を想定して費用を考えることとします。航空券は基本的に直行便を利用するようにしましょう。乗り継ぎを行う場合、中継空港の保安検査で揉める可能性があるためです。
私自身、実際に乗り継ぎ便を利用して現金を運んだことがあるのですが、保安検査場を抜けるまでドキドキが止まりませんでした。
それは割安だったため乗り継ぎを利用した航空券を購入したときのことでした。航空券は3日前ほどに手配したのですが、手配してすぐに目的地にいる方から魅力的な話があってお金を持ち込みたくなったのです。
直行便への変更も考えましたが、このような航空券は大抵の場合キャンセル料が100%取られてしまいます。また、理論的には問題無く行けるだろうと考え実行することにしました。
成田空港は問題なく通ることが出来、乗り継ぎ先に着くと、そこでも手荷物検査がありました。
手荷物検査を列に並んで待つ間、気が気じゃありませんでした。脇汗は止まりませんでしたし、自然に振舞おうとしていても小刻みに足を動かしてしまっていました。他の人からは挙動不審に映っていてもおかしくなかったと思います。
そして自分の番が来てX線に荷物を通している間は検査官を祈るような気持ちで凝視していました。結果的には何事も無く通過できたのですが、心ここにあらずといった状態でした。
その理由としては、東南アジアの検査官も人によっては適当な理由を付けて拘束し賄賂を要求する可能性があるためです。検査を待つ間は何度もそのことが頭をよぎりました。
このような不必要な不安を抱えることを避けるため、多額の現金を持ち込む場合は直行便の利用をお勧めします。
話が反れてしましました。東南アジアへ行くにあたって、航空券を節約などを利用する場合5万円程度で往復航空券を手配することが可能です。安ければ3万円程度でも可能かもしれませんが、上述の理由につき直行便を手配ください。
また、大金を運ぶため、入出国の手続きをスムーズに行いたいという方はビジネスを利用されることも検討下さい。その場合は20万円程度で手配できることと思います。
このことから、手荷物で数千万円運んだとしても送金に必要な費用は5万円から20万円程度になることがお分かり頂けると思います。
<持込の場合は送金費用は1%以下>
上記を踏まえると、仮に2000万円送金する場合、費用は5万円から20万円となり、その割合は送金額の0.25%から1%となります。基本的には航空券をビジネスで手配頂きたいので、1%と考えて頂いて良いかもしれません。
これは2000万円を投資する場合、投資額の1%で送金が可能ということになります。銀行送金ですと1%以上の手数料がかかるため、2000万円以上を投資される場合は銀行送金よりも安く投資資金を送れるということになります。
持込の場合は滞在時のホテル代などを考慮しないとおかしいという話をされる方もいらっしゃるかもしれません。しかしながら、実際のところ生の現場を見ずに投資の意思決定をされることはお勧めいたしません。
現場を見ながら送金手数料も節約できるため、個人的には投資金額が大きい場合は現金を持ち込む方法にて投資金を運ぶことをお勧めします。
ただし、1億円以上となると持ち運びを行うには重いのでお勧めしません。
<まとめ>
今回は送金に関する手数料を節約する方法をお伝えしました。一番アナログな方法が最も安いことには驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。
投資を検討する際にはこの送金方法もあることも選択肢に入れて頂ければ幸いです。
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