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fukkuraborisat
善意を跳ね返したくなる瞬間がある
真に恐るべきは有能な敵ではなくやる気のある無能な味方、と言われるように
善意は悪意より恐ろしい。
悪意は正当性を持って対抗すれば良いのだが(もちろん簡単な話ではないというのは前提)、
善意で向けられたものに対してはそうはいかない。
真っ当な善意は否定しづらい。罪悪感が伴うものでもある。
場合によってはそれが倫理的に正しいか否かではなく、私個人にとってこれがむしろ都合が良いからそうしている訳で、全然困ってないしむしろ邪魔しないでほしいんですけど…(困ってたら相談してるし)というだけの裏事情もある。
しかしそんなことを馬鹿正直にいうわけがない。
私も仕事で過去、相手にとって良かれと思って進めた作業により、かえって迷惑をかけてしまったことがある。
その人はかなりはっきりいってくるタイプなので、「そんなことするなら何もしない方がいい。迷惑です💢あなたの上司にも報告しますからね」という内容を一言ずつチャットで投げてきて、怒涛の如くブチギレてきた。
こんなに年下に対して、オンラインでここまで怒れるのも凄いなというのもあるが、当時3年目ひよっこメンタルだった私は半日程度普通に落ち込んだ。
しかし、今思えば本当にその通りだった。
余計なことするならもはや何もしなくていい。
とてもとても共感できる。
あとは少し話が変わってくるが、「あなたのためを思って」が強すぎると、それはかえって相手にとっての横槍や脅威に変わる場合もある。
まぁ、私の場合は人に対してあからさまな罵倒はしないのだが。笑
やってくれたこと自体への感謝も忘れずにいたいものだし…
あとはこんなふうに好き勝手いっている自分自身が、まさに過去の私そのものだった「やる気のある無能」には再度ならないよう、今後とも留意しなければならない。