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【アメリカ移住実録 #4】転職戦線に救いの神現る?それはインドの神様

第一回はこちらから↓↓

2016年6月

家族構成

  • ポム: 平々凡々日本のサラリーマン、34歳

  • ポム妻: しっかり者、公務員、34歳

  • 長女 ポム子: のんびり、4歳

  • 次女 ポム美: 2歳

転職希望の条件を、
「将来的にアメリカの関連会社等に転籍できることを前提とした日系企業の採用」 に変更したものの、それでも仕事が見つからないポムです。
転職ってむずかしいのね。。。(涙)


2016年6月には、イギリスの国民投票で、EUを離脱する支持票が過半数を占める結果となりました。
あれ、もしかして世界って狭くならない感じ?
ちょっと前まで感じていた、世界が緩く結びついて行きながら良い方向へ向かっていくのではないかという、甘い観測は少しずつ少しずつ崩れていくことになります。
え、アメリカ大統領選挙、共和党候補のトランプさん?
さすがにこんな人は大統領にならないでしょう。知らんけど。


さて、
転職の第一希望は、
①「アメリカ現地採用」
だったのですが、さすがに無理があると悟り、第二希望、
②「将来的にアメリカの関連会社等に転籍できることを前提とした日系企業の採用」
に変更したにもかかわらずピンと来る企業に出会えなかったポムです。

仕方ない、、、、、、第三希望
③「全世界の現地採用」
に変更するか。。。。。
おいおいおい、肝心の「アメリカ」は何処に行ってしまんや???
というツッコミはとりあえず無しでお願いします。
アメリカ移住という希望を捨てたわけではありませんが、アメリカは特にビザの面で「移住」が難しいとかなり痛感していたので、間口を広げるという意味で、やっぱりいろいろと面接を受けてみる数を増やさないといけないと思ったのです。
業種にはこだわり無いのですが、その会社の将来ビジョンや私の役割にわくわくしなければ、やっぱり転職は出来ないですね。そのためには間口を広げておかないとこの転職活動が続かないと思ったのです。
(このnoteでは、アメリカ移住のことだけを取り上げているのですが、今後少なくとも10年を捧げるつもりの仕事なので、もちろん仕事のやりがいも重視して転職活動しています。)

どれどれ、どんな求人があるかな。。。
やはり、地域を全世界に広げると、結構エキセントリックな求人もあって、

「東南アジア某国で、真珠採集のマネージャー職」
↑↑ それって合法の採集??

「アフリカ某国で、○○(化学製品)を売る、新規営業所のマネージャー職、」
↑↑ 某国で軍事転用するんじゃないの??

「(勤務地は面接に進んだ方ににのみお伝えします。)、ある商材を特定の取引先に受け渡す仲介業務です。」
↑↑ いやいや、もう何もわからん!!

とまあ、結構ツッコミが入るような求人もちらほら。(実際あやしいかどうかは知りませんので、あしからず)


さて、
いくつかの会社との面接を重ねるなかで、一社、非常に盛り上がった面接がありました。

それは、あるコンサルティング会社G社の、インド事務所が日系企業へ営業を行うためのJapan Desk、つまり日系にかかる「何でも屋」のオファーでした。
ポムは、一度旅行ですがインドに行ったことがあり、面接ではその時の話でインド人の採用担当者と大いに盛り上がったのです。

また、当社の事業内容やインド事務所の役割なども興味深く、内容的には非常にやってみたい仕事でした。
先方も非常にポムのことを気に入ってくれたようでしたし、インドはビザの問題があまり無いようでした。

私は、このオファーに非常に魅力を感じていました。
「アメリカじゃなくて、インドか。。。家族で行くとなるとやっぱり子供の教育、家族の健康面とかいろいろと考えないとなあ。。。」
「ただ、事業内容とかは本当におもしろいんだよな。。。。」
「ああ、でもインドってPM2.5がすごいんだよなあ。PM2.5の量が多すぎて、計測不能だったような」

いろいろと逡巡していると、インドのバラナシ Varanasi に行った旅行のことを思い出しました。

バラナシ に行ったのは、2014年のこと。
ご存じの通り、バラナシは聖なる川ガンジス川が通る町で、そのバラナシ自体も聖地となっています。
バラナシの日の出は本当に綺麗で、安ホテルの屋上から見た朝焼けのガンジス川は忘れられません。
旅行者だけでなく、ヒンドゥー教徒にとってガンジス川で沐浴するのは最大の夢とのことです。 夜も明けきらない内から、人々ガード(ガンジス川の川岸で沐浴をする場所)にが集まり、日の出と共に沐浴をします。祈りを口にしながら水を浴びる人、シャンプーをする人、石鹸を使い沐浴する人。(さすがに私はガンジス川でバタフライはやりませんでしたが。)
このカオスがいい。
また、夜もいいんです。夜は、司祭がやって来て毎夜ガードにて礼拝が行われています。
礼拝で流れる 賛歌に心が奪われました。


Govinda jaya jaya
(クリシュナに栄光あれ)

Govindaとは、インドで大人気の神様クリシュナの別名。つまりこの歌はクリシュナをたたえる歌。この賛歌にはいろいろなバージョンがあるようですが、とにかくこの「Govinda jaya jaya」と歌う部分の旋律が美しい。

。。。。。インドか。。。。
インドもいいかもな。。。カレーもすきだし。

Govinda の美しい調べに心を洗われたポムはその日のうちに、G社に面接のお礼とともに、「ぜひ御社で働きたい」と熱く綴ったメールを送ったのでした。

クリシュナはユーモアをたたえた絶世の美男子なのだと言います。また、この世に安定をもたらすヴィシュヌ神の化身でもあります。
インドの神様がこの苦境を救って私の世界に安定をもたらすのでしょうか。


え?インドに行くの?
「そうだ、家族でアメリカインド移住にしよう」に変更?

普通の地方在住一家、ポム家は本当にアメリカインドに移住できるのか?????
ポムは本当にインドに行くのか?
是非応援よろしくお願いします。

第五回へ続く (この話は実録ですが、身バレ防止等の観点から若干のフェイクが入っています)
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第五回はこちらから↓

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