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美術に救われる(ドイツ・ドレスデン)
ドレスデン編
プラハを出てドイツ入り。ヨーロッパ一の経済他国だ。街中ではタッチパネルの案内地図、ビル、スーツを着た人(この旅で初めて見た)が歩いていたり、それを物語っていた。また移民を大量に受け入れているだけあって、人種も多種多様でこれも今まで見られなかった光景である。
ドレスデンはWWⅡ時に空襲(ドレスデン空襲)に遭い、壊滅的な状態から復興した街。
中心街にそびえ立つ聖母教会は復興のシンボルでもある。
同じく空襲を受けて復興した東京を生活基盤にしている日本人として行ってみたかったのと、友人に良い街だからと推され足を運んだ。
都会の街並みを眺めていると唐突に中世都市が姿を現わす。この、メリハリをつけつつも互いに邪魔し合わずに融合しているところに人々は魅了されるのだろうか。
さすがドイツ人、ほとんどが昼から優雅にビールを飲んでいる。「飲みは居酒屋」みたいな日本の文化にこれを取り入れても面白そう。
中心街の教会や城は黒焦げている。これは空襲によるものだろうか
観光的には個人的には魅力を感じなかった。個人的に中世ドイツの歴史にあまり興味がないのと、これと言った観光名所も少ない。あまり深く感じることもなかった。
ただ、観光スポットの一つ「アルテ・マイスター絵画館」には感激し、ドレスデンに来て良かったと心の底から思えた。学生料金4.5€で入館でき、かなり小さい館内に名画が凝縮されている。
世界に30点ほどしかないフェルメールの2作品、ドイツの巨匠ドゥーラー、ヴェネツィア派の巨匠ティツィアーノなど。さらに最も重要な絵画としてラファエロの『システィーナの聖母』が展示されている。下の方で退屈そうにしている二人の天使は見覚えのある人が多いだろう。
ウィーンの美術史美術館でラファエロの作品を見られる予定だったが、生憎見ること能わず…。それもあって作品にのめり込めたことに初ラファエロの感激が加わって閉館時間までボーッと目の前で眺めていた。
その後は特に何もすることがなく市街を散策してその日は終えた。帰り道、ビール大国ゆえの500ml 50円ほどのビールを数本買って飲み比べした。
個人的にドレスデンをオススメするつもりはないが、美術好きであったり、中世の古城に興味がある人は行ってもみると面白いかも知れない。 翌日もドレスデン観光の予定だったが、ニュルンベルクへと向かった。
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