グスタフとわたし
海に行くとまず耳に入ってくるのは子どもたちの楽しげな声。サッカーや野球、かけっこなど皆さまざまに楽しんでいる。
その様子をぽかーんと眺めている自分は、『ヴェニスに死す』のタージュを眺めるグスタフのようだ。(もちろん、性的な目線で眺めているというわけではなく…) 何というか、憧憬の眼差しを向けているような。
もう、あの子ども達のように無邪気にはしゃぐことはないんだと思いながらも、もしパパになったら、と仮定すれば、まだ捨てたもんじゃないかも知れない。
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