メイプル指板は俺的にアウトなのかも?
■王道と謎?
思うところあり、他社製のローズ指板ネックから元のメイプル指板ネックに戻した、パッシブスタンダードなジャズベ。
いやほんと久々、どシンプルな王道ジャズベ。
「やっぱこれだよな感」が凄いのなんの。
しかし喜んでいたのも束の間、ある違和感に戸惑います。
「何か急に音に締まりが無くなったような・・・ってか凄いスピードで弦が死んでねこれ!?ボフンボフンなんだけど!?」
いやほんとビックリ、最初の気持ち良さはどこへやら、マジかよってぐらい音が変わっていって参りました。
前のローズ指板ネックの時は1年張りっぱなしでも問題を感じなかったのに、何でこんな事になるんだと。
そして・・・
「あれ?この感覚、初めてじゃないな?前も絶対あったよな?ってかメイプル指板の時いつもこれじゃね?」
と、何やら予感めいたものが頭をグルグル。
今回のジャズベにしても、塗装を剥がした時に同じ印象に襲われたり、他のベースのネック交換をやった時にも全く同じ感覚になったり、こりゃ気のせいじゃない、何かあると確信せざるを得なくなってきました。
そこで出てきた答えは、
「メイプル指板って弦が早く死ぬように感じんじゃね?」
カッチコチだった塗装を剥がしてる事も相まって、金属的な倍音、超高域成分、その辺りの煌びやかな成分とか、弦の高~い鳴り成分を出すのが実は苦手なんじゃないかと。
メイプル指板と言うと、
「圧倒的にアタッキー!」
「物凄くクリアー!」
「とにかく硬い音!」
みたいなレビューがされていたり、実際にそれを好む人も多いかと思います。
しかし、自分の中での扱いはかなり違っていて、
・あんまり響かない材
・弾力がかなりある
・個性は正直感じない
こんな印象が強い材でした。
ボディからネックから指板から塗装を全部剥がした時の印象とか、それでほんと「やべぇ失敗した・・・何でこんな事になっちまったんだ・・・」って最初後悔したぐらい、寂しい音になってしまった瞬間を未だに覚えています。
塗装を剥がしたアルダーローズのプレベの印象はめっちゃ良かった、その流れそのままジャズベにも期待しただけに、
「ボスン・・・」
あの第一声が忘れらません。
そこでまた思い出すのは、
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