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多弦ベースに違和感を持ったらシンプルな4弦を弾いてみよう。

【多弦ベースに違和感やストレスを抱えてないか?】


「俺は6弦プレイヤーだ!」なこだわりから、

「6弦疲れた….もう5弦をメインにしよう!」に折れて、

「4弦ってすげぇ良い….!!」と迷走しまくった、わたくしポング。

今は5弦メインに落ち着いたけど、それでも最近は6弦が欲しくて堪らなくなってたり、ベース弾いて27年、4弦歴の方が本当に短い、根本的に多弦が好きなんだなって実感してる。


だからこそ、多弦の苦手な部分、面倒な部分を嫌と言うほど知ってるし、教えられる事も伝えられる事も沢山ある。

無理やりに「俺は多弦ベーシストだ!」なんて固執せず、

「素直に4弦も弾いてみろ!」

声を大にしたくなったりもする。


「多弦であるべき確信を持ってる!音楽的にも絶対の必然性がある!弦を減らす選択肢は有り得ない!多弦しか弾きたくない!」

それなら何も問題ないし、こだわりを超えてもはやナチュラル、「多弦」と呼ぶ必要すら無くなってると思う。

一方、

・実は扱いに困っててずっとストレスを抱えている

・どうにも音作りが上手くいかないし何か抜けてこない

・多弦であること自体にアイデンティティを見出してる

なんて言われてドキッとしたり、違和感を抱えてる痛い部分があるなら、ちょいと向き合ってみて損はない。

「4弦祭り!4弦巡り!」って感じで4弦を試奏しまくったり、息抜き感覚、遊び気分で触れてみると良い。


そこで、

「やべぇ…. 4弦めちゃくちゃ良い!!」

こんな感覚を覚えたら、実は多弦に疲れてた可能性が高い。または、納得いく多弦に出会えてない、所有できてないかもしれない。

違和感を誤魔化したり、自分自身の感覚に嘘を付いたり、多弦じゃなきゃ駄目なんだ!って言い聞かせたり、無理くりアンチ4弦みたいになってたり、そんな自覚やモヤモヤがあるなら、一回素直になってみるのをおすすめしたい。


多弦ベーシストだからこそ、

「4弦は超良いぞ!」

断言しちゃおう。


【多弦歴が長いからこそ4弦の良さに唸る】


シンプルなプレベとかジャズベって本当に良い。

狂が付くぐらいのアンチフェンダー、アンチジャズベにプレベだったが、様々な場や要求に直面する度、その価値と実力を思い知ってきた。

それというのは、様々な場や要求に直面する度、多弦の弱さや面倒さに直面してきたのだとも言える。

「シンプルなロックやるのに6弦は何か違うな….」

「5弦でも結局ミュートは面倒だな….」

「4弦の方が明らかに音作りしやすい…..」

「4弦の方がいい感じに納まるし抜けてくる….」

これが日常茶飯事、ずっと付きまとってきた。


「ジャズベが良いのは認めよう!でも俺は5弦だ!」と手を出したハンドメイドの5弦ジャズベも結局、4弦のシンプルなパッシブジャズベに完敗したり、散々な目に遭ってきた。

現在のメインベースであるジラウドのブラッククラウドの5弦。もう13年使ってるこのベースにしても、シンプルな4弦のジャズベやプレベを弾くと、どうにも出せない部分があると実感する。

フェンダーテイスト全開な6弦を所有していた事もあるが、それでもやはり4弦の音にはならない事を痛感する。

使い勝手に関して言えば6弦はどうやっても6弦、その煩わしさや面倒からは逃れられない事も確信させられる。

いくら慣れようが何だろうが、4弦を弾いた瞬間、凄まじい解放感が体を走ったり、そのストレートで魅力的な出音にやられてしまう。


とまぁ、こんな事を話してると、

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