「楽器を弾く」ってのは馬鹿にされる事との戦いかもしれない。
■それこれ自分の人生だよ。
「ピックって馬鹿にされないですか?」
ベースを始めたばかりの生徒さんに尋ねられ、少なからずショックを受けたその言葉。
ネットで調べると嫌でも目にも耳にもする、そういう価値観や論争が存在する、容易に伝わってくるものがありました。
「そういう連中は無視しましょう!」
「相手にするだけ無駄です!」
「僕も最初はピックから入りました!」
とは言ったものの、今は指弾きメインに転向。
何か言ったところで、どうしても引っかかりが生まれてしまう気がする、結局は逃げてんじゃんって話になっちゃうんだろうか、それじゃ説得力なんか無いじゃないか、何だかスッキリしません。
「ピックの逆襲!」みたいな話題なども世の中あるけれど、それというのはすでに負けてる前提の話になってないか、劣等感を発動してないか、結局馬鹿にしてないか、モヤモヤ考えてしまいます。
一方、楽器を弾くって本当にそういうところとの戦いだな、自分を持たないとやってられないなって、改めて強く思う次第でもあります。
「いい歳して楽器とかwww」
「えwwまだやってんのwww」
「プロなんかなれないのにwwww」
「べんちゃかべんちゃかwwwww」
こういう茶化しなんて当たり前。
上達したらしたで、
「世の中は広い!お前は井の中の蛙だ!」
「好きだけで続けられるほど甘くない!」
「農耕民族日本人はグルーブしない!」
「エレキなんか楽器じゃねぇ!」
「お前に音楽をやる資格は無い!」
まぁ色々あるモンです。
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