ガルプラがなくなったら私は生きていけない
夏のある日だった。
「ちょっと一緒にガルプラ見ようよ、まだ2話目だから」
友達から言われたこの一言で、
私の8月からの2か月間はガルプラ中心になった。
まじで。
まずガルプラってなんなん?って話なんだけど
"girls planet 999"という韓国でやっているオーディション番組のこと。
韓国・中国・日本の少女たちが各国33名。
合計99人でデビューを目指す。
じゃあ"girls planet 99"じゃね?と思っているのだが
どうにもこうにも運営側が999だと言っているんだから999なのだ。
様々なミッションをこなし、世界170カ国のプラネットガーディアン(視聴者)の投票によって順位が決まる。
最終的にデビュー出来るのは、わずか9人だ。
2時間半ある第1話、第2話をつづけて観たのち
第3話からはリアルタイムで金曜日20:20から最後まで視聴した。
仕事で見られない時はビデオが上がってから見届け
ミッションのyoutubeやチッケム(メンバー1人だけの映像)も繰り返し観た。
オーディション番組自体、まともに見たことがなかった私が
毎週金曜日は早く仕事を終わらせられるようにシフトを変え
なるべく希望休を取り
取れなかったら有給を取るまでになった。
19時までに食事・家事・お風呂を済ませ、20時にはテレビ前に待機した。
完全にガルプラ依存症である。
ダンスがうまいとか、歌が上手とか、それももちろん大事なんだけど
一番はやっぱり人柄とか協調性で
「前回やったから」、とキーリングパートを譲るシャオティンに
ダンスの分量を均等にするように年上に意見してくれるチェヒョンや
みんなと話せるように日本語や中国語を勉強しているボラ、
チームとしていかにパフォーマンスを成功させるかを考えるダヨン。
「私はいいからダヨンは脱落しませんように」と祈るイェヨン。
はい、もう書いてて泣きそう。全員の良いとこ言えるわ。ごめんそれはちょっと盛ったかも。
とにもかくにも、少女たちがひたむきに頑張る姿に毎週毎週感動しているんですわ。
それが来週、終わってしまう。
え。
私。
来週の。
土曜日から。
どうやって。
生きてるんだろう。
もうなんか途中から推しとかなくなったよね。
いるけど、いるけど(いるんかい)みんなでデビューしてほしいよね。
もう良くない?前回の4チームでデビューすれば良くない?
ユートピアとベム(妖怪人間じゃないよ)とシュートとユプラでデビューすれば良くない?
来週の最終回は、同じく有給を取った友達と鑑賞します。
私をガルプラ沼に導いた友達と一緒に。
前説では今までのミッションのyoutubeを全て流し
休憩タイムでは私が毎日練習した「片方の眉毛だけを上げるエンディング妖精」を披露して本編へ、という流れでお送りする予定。
10月23日以降更新が途絶えたら、そういうことだと思ってください。