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次世代 Nintendo Switch はスマートホーム×ヘルステックで日常をゲーム化する?【大胆予想】

11月6日に Nintendo Switch の次世代機にまつわる新しい発表があり、SNS ではますます後継機の予想で盛り上がっていますね。

そこで任天堂のビジネス戦略と近年のトレンドを分析し、ローンチタイトルを大胆に予測・考察してみました。

任天堂はネットワーク効果でライトユーザーを取り戻したい

直近の任天堂の決算を見ると、ニンテンドーオンラインの登録者は激減しています。

コロナ需要が終焉

コロナ禍で家にいる間はオンラインゲームが人気だったけど、みんな外に出られるようになって、友達と直接会えるようになったからではないでしょうか。

そこで任天堂は新しいユーザーを獲得するために、強力なネットワーク効果を持つタイトル群を用意してくるのではないかと思います。

発売から10年近く経ち、今や幅広い世代にハードが浸透

Switch の発売当初、ソフトがまだ充実してなかったり半導体が少ない状況で生産台数を抑えていた時期もありましたが、プラットフォームとして成熟したりなどもあり、かなり普及した感があります。

いままでは遠くの知らない人と遊ぶ機能を強化していましたが、まさにこれだけ普及した今なら「友達」との繋がりをゲーム化するタイトルに最適ではないでしょうか。

ネットワーク効果が期待できるローンチソフト予測

『Switch Fit(仮)』:進化したフィットネス体験

『Wii Fit』、『Ring Fit Adventure』の成功を踏まえ、次世代機では『Switch Fit(仮)』みたいなのが出るんじゃないかなと。

スマートリングなんかのデバイスと連携し、スマホとの常時接続で記録・管理を行うことで、よりパーソナルなフィットネス体験を提供する可能性もあります。

任天堂はむかしからUIUXの技術に優れており、ふだんゲームをやらない人がすんなりルールを覚えられるようなチュートリアルの設計や、習慣化の設計がゲーム業界だけでなく、家電やITサービスの中でも飛び抜けています。

過去のタイトルで培われた習慣化のノウハウが、さらに進化し健康をサポートするのではないでしょうか。

『トモダチコレクション Switch(仮)』:友達とずっと繋がっていられる

DS 時代に一世を風靡した『トモダチコレクション』の復活は、必然だと思います。SNS で常にリメイクが熱望されるこのタイトルは、現在の20~30代にとって青春の象徴。

こうした友人同士のコミュニケーションゲームができる『トモダチコレクション』なら、ネットワーク効果で離れていったライトユーザーを獲得するのにうってつけです。

スマートホーム化で日常がゲーム空間に?

さらに、上で書いてきた「ゲームと日常の一体化」を突き詰めていくと究極、スマートホームのハブになるように進化していくと考えます。

成功体験は『Wii Fit 』

任天堂は過去にWii Fitで、ゲームとフィットネスを組み合わせた革新的な体験を提供し、大きな成功を収めました。この成功体験は、次世代 Switch においても、スマートホームデバイスとの連携による新たな健康ゲーム体験の創出に繋がる可能性を示唆しています。

既に健康ゲーム市場での成功体験があるからこそ、次世代機では更に進化した形でスマートホームとの連携を深めていくと予想できます。

「Alarmo」発売は伏線

最近任天堂は「Alarmo」という目覚まし時計を出しました。「Alarmo」は、従来の目覚まし時計とは一味違った、ゲームの世界観を取り入れた不思議な目覚まし時計です。
さらにエンタメ的な楽しさだけでなく、睡眠記録を使い睡眠の質の改善をサポートするといった機能も兼ね備えています。

任天堂はこういった、日常の家電と組み合わせて日常がゲーム空間と一体するような世界観をめざしているのではないでしょうか。

スマートホーム化の具体例

  • Switchがスマートスピーカーに!?: 任天堂のキャラがアシスタントしてくれるとか、面白そう

  • 友達がログインしたら家電が反応!: 友達がゲームを始めたら、部屋の電気がついたり音楽が流れたりしたら楽しそう

  • 運動の記録を友達とシェア!: 『Switch Fit(仮)』で運動した記録を友達と見せ合ったり、応援し合ったりできたら、モチベーションも上がりそう

まとめ

次世代 Nintendo Switch は、単なるゲーム機ではなく、生活を豊かに彩るエンターテイメントハブとなる可能性を秘めていると思います。

ゲームと現実世界が繋がれば、もっと毎日が楽しくなりそうですね。

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