【今さら聞けない!】クラウドサービスBEST3
そもそも「クラウド」とは?
「ユーザーがインフラやソフトウェアを持たなくても、インターネットを通じてサービスが必要な時に必要な分だけ利用する考え方」のこと。
対義語的な存在として「オンプレミス」と「クラウド」との比較をされることが多いので、二つの違いをおさえると便利。
オンプレミス:物理サーバー
■特徴
・物理サーバーを運用
・アクセスや会員数増加への対応コスト高め
・費用が固定なので予算が組みやすい
・初期費用高め
クラウド:パブリッククラウド、プライベートクラウド
■特徴
・必要な時に必要なだけITリソースを確保できる
・急なアクセス増や会員数の増減にも柔軟に対応
・物理サーバーを調達、保持する必要なし
・導入コスト低い
クラウドサービスBEST3!
①AWS
言わずもがなのNo.1地位を確立しているAmazonのクラウドサービス。
2004年からサービスを提供しているシェアNo.1のサービス。
サービス系アプリやビッグデータ分析、ストレージなど、幅広い利用に適している。
AWSの製品例としては、EC2(仮想サーバー)Batch(バッチ処理)S3(ストレージ)などが挙げられる。
②GCP
Google のクラウド、無論Googleとのサービスのマッチングが高い。
Google が提供するパブリッククラウドサービス。ゲーム会社に多い。
高性能で高速、セキュアで安定した強固なインフラを利用できる。機械学習,AIサービスが充実している。
Google が提供している Gmail や Googleカレンダー 、スプレッドシートなどのクラウドサービスとの連携にも最適で、Google App Engine も利用可能なため、これらの Google 製品を活用している場合は、真っ先に検討したい。
③Azure
Microsoftが提供するパブリッククラウドサービス。
Office 365などのMicrosoft製品との親和性が高く、オンプレミスとの連携も可能。
日本企業に優しい。(為替の影響をうけない、日本法が適用される)
その他、押さえておきたいクラウドサービス
①Alibaba Cloud
アジア(※インドネシア、マレーシア)に強い中国最大のクラウドサービス
「Alipay(アリペイ)」や「淘宝(Taobao)」などを提供するアリババのパブリッククラウドサービス。
中国国内シェアは第1位、世界でも第3位となるシェア率。
②IBM Cloud
IBMが提供する、次世代ハイブリッド・マルチクラウド
SaaS、PaaS、IaaSなど様々なサービスが利用可能。
IBM Cloud は、2013年にIBMに買収された SoftLayer Technologies Inc.のサービスが基盤となっている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?