ウォールマーケット撮影探訪記
ウォールマーケットという町をご存知でしょうか?
非常に活気づいた繁華街で、様々な店が建ち並び、そこにいる人々の人間模様も様々で、実に興味深い町です。そのウォールマーケットに、つい昨日まで滞在していました。
「FINAL FANTASY VIIリメイク」で!
町の名前を知っている人なら聞いただけですぐに分かったと思いますが、そうです、ゲームの話です。
「えっ? 未だにそこ?」と思った人もいると思いますが、ちょうど発売の時期にネームの期間ともろかぶりなので、合間を見つけて少しずつプレイしています。
(えっ、ネームって何?という人は、このマガジンをご覧ください。)
元々このゲームに出てくる町はディテールに凝っていて、町に住む人々の生活感が滲み出ていてリアルな存在感があります。ゲーム性が面白いのはもちろんなのですが、個人的にこういう面もこのゲームの好きなところの一つです。
その辺にいるエキストラ全員が、世間話してたり、仕事してたり、遊んでたり、生活を伺わせる何らかの事をしていて、一人一人に台詞や会話が用意されています。近づくと声が聞こえてきて、本当に町の雑踏の中を歩いているような感覚がたまりません。
で、その中でもこのウォールマーケットは特にクセが強くて、味わい深く、新鮮さの宝庫でした。なかなかに広い割に、地下や二階まで立体的に入り組んでいて、ピンからキリまでいろんな店や、様々な種類の人が生活しています。裏道とかに入ると、ヤバそうな人たちもいます。
まるで見知らぬ土地を訪ねたかのような、この新鮮な感覚を写真(スクリーンショット)に収めてきたので、これをまとめてみたいと思います。
ファンタジーとは思えぬ「ザ・繁華街」
まず、入り口からこれです。
日本語の多さに面食らいますw
見慣れた屋台があるんですよね。ここ、日本なのかな…?
屋台のおじさんがチンピラ達に「場所代」を請求されています。
(本当にそんな会話してる。)
まさかFFでこんなにリアルな便器を目にするとは思わなかった…。
ウォールマーケットの家電は昭和らしい。
あと、この部屋に泊まってた男女の会話。
男「あ…あれぇ~? 思ってたホテルと違うなあ…」
女「どんなホテルだと思ってたのよ?」
男「い…いや…その…」
「ここの人、ゴミばっかり集めてきて、どうにかならないかしらねえ…。臭いがキツくて…」
「本人はコレクションだって言ってるわよ…」
何このリアルw
下町のような大衆食堂があります。
もうこれ日本でしょ…。
メニューは和中折衷という感じです。(ちなみにゲーム内で食べられません。)
「これこれ!この味!これが目当てでいつもウォールマーケットに来ちゃうのよねえ~」
大衆居酒屋で流しの歌手が歌謡曲を歌っています。
一人しか聞いてないのが、哀愁を帯びています。
漂う「龍が如く」感。(楽しい)
ボクシングジムみたいなのもありました。(代表者はエクササイズジムと言っている。)
軸足右足w
「さあ頑張って!たゆまぬ努力がシックスパックを作るんですよ!」
「職場に来ちゃダメだって言っただろ…!」
ディープな雰囲気の所もあります。
ストーリー上でクラウドが女装!
もう発売前情報で知れ渡っていましたが、クールな主人公クラウドが某所に潜入する必要が出てきて、否応なしに女装する事になります。
女装姿で町中を歩けるのもウォールマーケットの醍醐味の一つ(?)です。
手を前にして上品に歩くクラウド。
痴話喧嘩する夫婦。
女装姿だと犬がしっぽ振って寄ってきます。
大衆居酒屋の厨房に無断で入ってくるドレス姿の不審者。
何を料理してるんだ…。
そ……そういえば女装する前に立ち寄った道中でこんなのを見たかも…。↓
以上、ウォールマーケットの撮影探訪記でした。
FF7リメイクはとにかく町の空気感が凄いので、散策してるだけで面白いです。
興味を持ってゲームをしてみたくなった未プレイの人は、ぜひ実際に体感してみてください。