14. (後編2) ピラミッドを測定してみました。
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ERIQMAPJAPAN
OCT 25, 2024
ピラミッドの高さを測る時、ソックル(台座)がある場合とない場合との二つの方法によって、底辺を測ることができます。
これは1991年におこなわれた、ファラオの石造建築の研究からの復元図です。
この中に、石造建築の外側に残っているソケットを示す写真を一枚見つけました。ほら、こんな風に、跡が残ってるんです。
このソケットをもとに、ピラミッドの元の土台の形を復元することができました。厚さ55cmのソックルの上に、51度51分のピラミッドがあったはずです…こんなふうに。
これで、ピラミッドの基部の外周を測る2つの方法がわかりました。
ひとつは、ソックルのこの点から測る方法、もうひとつは、コーナーソケットも含めて測る方法です。
このように、ピラミッドの底辺を測る方法は二つありますが、どちらが正しいのでしょうか?
これは、両方とも正しいのです。つまり、ピラミッドの底辺の測り方が2通りあるということです。
この図の底辺の長さは、2通りの測り方のうち短い方です。
長さは左右に多少のばらつきがあり、755フィート~756フィートです。
おそらく、そのばらつきには理由があるのです…しかしながら、話が専門的になりすぎるため、それについて今回は触れません。
しかし、4辺の合計を測ると、3023.139フィートとなります。この数字をメモしておいてください。
では、ソックル(台座)を含む4辺の長さを測ってみましょう。
各辺は、さっきよりもおよそ5フィート長く、760フィート~761フィートです。合計もまた少し違って、3043.433フィートとなります。
ではここで、いくつかの数字を書き出してみます。
・月の半径 1,080マイル
・月の直径 2,160マイル
・太陽の半径 432,000マイル
・太陽の直径 864,000マイル
・半日の秒数 43,200秒
・1日の秒数 86,400秒
その他にも、1,440という数字がありましたね。 あと、地球の直径は7,920マイルですね。 目の前にある数字を参照しながら話を進めましょう。
これは、角度51度51分の大ピラミッドの測定値です。
簡単にするために、数字を四捨五入しました。高さは481フィートで、ソックル(台座)は含まれていません。
今回は、755.85フィートを選びました。 角度は51度51分です。 このように測ると、ほぼ正確に11:7になることがわかります。黄金分割には、他にも興味深い幾何学がありますが、今日はその話はしません。実際に神聖幾何学を学んでいる人なら、もっと理解ができると思います。