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子宮腺筋症になった。ピルを飲んでいたのに。

この記事に辿り着いてくれたくれた方。
今、とても不安を抱えていらっしゃると思います。

私も、その不安の真っただ中にいます。
一緒に乗り越えましょう。一人じゃないですよ!!!

今回は、ピルを飲んでいたのに子宮腺筋症になってしまった経緯・そのおかげで気づいたことを、なるべくそのまま、ありのまま書きます。

なんか最近生理がおかしいな・・・お腹が変だな・・・と思った方も、この記事を読んで何か行動に繋げてくれたら嬉しいなと思います。


ピルの飲み始めと、その効果

約7年前(当時20歳くらい)、今まで重かった生理痛にさらにひどくなってきました。倒れるまではいかないけど、目の前が白くなってきて今にも意識が飛びそうな感じ。

ちょうどそのタイミングで大学の授業で女性の健康について学び、そこでピルを知りました。

そこで学んだことはこんな感じ↓
〇ピルは妊娠を妨げるものではなく、逆に妊娠を望んだ時に、子宮や卵巣をいい状態にしておけるもの
子宮筋腫などの婦人科系疾患の予防になること
〇重い生理痛や生理不順は、ぜんぜん普通のことではなく異常事態。痛みや違和感を放っておくと、後で大きな疾患になること

これを知った私は焦って婦人科に受診して、ピルを飲み始めました。

確かに効果は絶大で、
出血量はとても少なくなるし、
痛みも体感で4分の1以下になるし、
出血する日も大体予想がつく。

飲み始め1年くらいは不安定で不正出血もあったけれど、あの痛みと比べれば、少しの出血なんてまだまだマシ。

慣れてきたころにはとても快適になって、
「妊娠を考えるときまで飲み続けよう」
と思いました。

自分に合う種類のピルを見つけてからはとても安定して、そのまま飲み続けて約7年が経ったある日・・・。



子宮腺筋症になった。ピルで予防できるんじゃないの?

結婚して妊娠を考え始めたとき。
それまで安定してピルを飲めていたのに、出血期間の様子が明らかにおかしい。いつもより痛みも強い、出血の量が倍以上に増えた。

おかしい。
と感じて婦人科に駆け込むと、「子宮腺筋症ですね」と先生が一言。

え・・・・?
ピルってそういうものを予防するもんじゃないの?
飲んでいれば大丈夫なんじゃないの・・・?

ピルを飲んでいることで完全に安心していた私は、まずそこにびっくりしてしまいました。

でもよく考えてみれば、
予防と言っているだけで100%防げるものでもないし、子宮が不具合を起こす体質はピルを飲んでもそのままなわけで・・・

先生から言われた言葉ではないけれど、
「病気を先送りして、重症化を防いでいただけなんだな」
と自分の感覚で思ったんです。

病気の発症を最小限に抑えられたという点では、ピルはとても効果があった。でも、体質までは改善してくれないんですよね。

ピルは子宮の不調を眠らせてるだけで、「根本の体質を変えていかないといけないんだ」と気がつきました。

近い将来に妊娠したいなあと考えているときにこれが分かって、ある意味ラッキーかも?と切り替えて、今はピルを継続しながら体質改善を意識して生活しています。

意識していることは大きく二つ
・体をとにかく温めること
・血の流れをよくすること

いつも飲む水を常温に変える。
よもぎ蒸しで子宮温活をしてみる。
整体で体のバランスを整える。
毎日ストレッチや体操をする。
添加物、ジャンクフードは食べすぎ注意。
ストレスをなるべく少なく、リラックスする。

いろんなアプローチで体を労わってみています。(それぞれ感じた効果などは、別の記事にまとめようと思っています)

少しずつですが自分の身体が変わっていく感覚があって、肝心な子宮腺筋症もそれ以上重症化することもなく、むしろ小さくなってきている状態です。

妊娠を考えたタイミングで子宮腺筋症になったのは、
「薬で抑えるだけじゃ意味ないよ~!体にもっと優しくしてね~」
という体からのサインだったのかなと受け止めています。


今婦人科系疾患で悩んでいる方、そうかもしれないと不安な方には、
ピルも上手に使って最小限に抑えつつ、しっかり体の声を聞いて欲しいと思います。

一緒に乗り越えましょう。私もがんばります!!!!


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