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23年12月第5週の振り返り(今週の買付銘柄・受取配当金報告・12月末時点の保有銘柄と株数・雑感)



〇今週の買付銘柄

12月25日(月)~29日(金)に買い増しした銘柄と株数は以下の通り。

【買い増し銘柄】
・三菱商事×1
・アステラス製薬×1
・みずほFG×1
・明治HD×7


〇受取配当金報告

以下、12月の受取配当金およびこれまでの累計受取配当金です。

【2023年12月受取配当金】
・88,507円(円配当)
・58.43ドル(ドル配当)
【2022年受取配当金】
・45,087円(円配当)
・93.82ドル(ドル配当)
【2023年受取配当金】
・220,717円(円配当)
・407.31ドル(ドル配当)
【累計受取配当金】(※21年12月株式投資開始)
・265,804円(円配当)
・501.13ドル(ドル配当)

12月の配当金入金をもって、今年の受取配当金額が確定。円配当(4.9倍)・ドル配当(4.3倍)共に前年比で大きく増加しました。労働からの入金・買付を繰り返し株数が増えたことが大幅増の主な理由ですが、企業増配の力も侮れません。

しっかりと働き、適度な倹約に努め、割安と思えるタイミングで優良株を買い、株数および配当金を増やす。時に企業増配の援軍が加わる。そして、時間をかけて配当金を最大化していく。来年以降もこの投資スタイルを地道に続けていきます。


〇12月末時点の保有銘柄と株数

3か月に1度、長期配当口座の銘柄および株数について記録を残しています。

【米国ETF】
・VYM×70
【商社】
・三菱商事×204
・伊藤忠商事×64
・三井物産×17
・住友商事×6
・丸紅×7
・稲畑産業×118
・アルコニックス×93
【メガバンク】
・三菱UFJ×415
・三井住友FG×72
・みずほFG×19
【通信】
・NTT×2320
・KDDI×34
【保険】
・東京海上×128
・MS&AD×9
【タバコ】
・BTI×131
・JT×102
【住宅】
・積水ハウス×102
・大和ハウス×25
・住友林業×14
【化学】
・信越化学×9
・花王×50
・東ソー×101
【リース】
・三菱HCC×440
・オリックス×103
・みずほリース×100
【医薬品】
・アステラス製薬×141
・武田薬品工業×37
【食料品】
・キリンHD×100
・森永製菓×200
・明治HD×17
・日清オイリオ×100
【エネルギー】
・INPEX×12
・ENEOS×202
【ガラス】
・AGC×3
・日本電気硝子×80
【機械】
・コマツ×16
・クボタ×12
【その他金融】
・JPX×100
・全国保証×100
【その他】

・ヒューリック×137
・ヤマハ発動機×18
・電源開発×72
・任天堂×2

【外国株】
投資元本 12,065.92ドル
評価額 11,651.09ドル
累計受取配当金 501.13ドル
【日本株】
投資元本 7,276,253円
評価額 9,399,420円
累計受取配当金 265,804円


〇雑感

日経平均月足チャート(SBI証券より引用)

大納会だった昨日29日の日経平均終値は3万3,464円。昨年22年の終値は2万6,094円でしたので、今年は約28%上昇したことになります。この上昇率は、アベノミクス初期の2013年以来10年ぶり。また、年間の上げ幅は7,369円とバブル期の1989年(8,756円高)以来の大きさとなっています。

今年は日本株にとって様々な追い風が吹いた1年となりました。以下、年間を通して報道等で語られた主な追い風の一覧です。

【日本株追い風一覧】
①東証の資本効率改善要請に伴う低PBR是正期待
②バフェット氏の総合商社株買い増しおよび日本株を買い増す可能性の示唆
③インバウンド需要回復や賃金上昇による経済効果
④生成AI(人工知能)ラリー
⑤欧米投資家の中国株から日本株へのシフト
⑥歴史的と言われる急ピッチな円安
➆好調な業績を背景とした各企業の株主還元拡充
⑧M&A
➈新NISAへの期待

このように日本株を取り巻く環境は極めて良好で、出来過ぎなくらい好材料が重なった1年となりました。

上述の通り、今年の日経平均上昇率は約28%ですが、株式の平均的な年間リターンを踏まえると、歴史的な上昇と言って良いでしょう。まさに「稲妻が輝く瞬間」だったと思います。

ただ、これだけ上昇したとはいえ、個人的には現状の日本株が全体として「割高」になったとまでは言えないと思っています。29日時点の日経平均PERは14倍台後半。年初の12倍からは切り上がっていますが、「万年割安の日本株」から足元の利益対比で「フェアバリュー」に水準訂正が起こったとの認識です。


さて、今月末をもって株式投資を始めて丸2年となりました。個人的には、様々な相場を経験し、乗り越え、継続してこそ一人前の個人投資家になれると思っていますので、投資家2年目に歴史的な上昇相場を目の当たりにしたことは良き経験になったと思っております。

一方で、いつ何時その逆(歴史的な下落相場)を経験することになってもおかしくありません。いつ来るか分からないが、歴史を振り返ればいつか必ず訪れるのが暴落相場です。

少し脇道にそれますが、モーガン・ハウセル著『サイコロジー・オブ・マネー』に次のような一節があります。

どんなに勉強しても、どんなに想像力を膨らませても、直接体験した人と同じ恐怖、不安は体験できない。実際にその出来事を体験し、その影響を肌で感じなければ、行動が変わるほど理解するのは難しいのだ。

サイコロジー・オブ・マネーより引用

(投資に限ったことではありませんが)非常に共感する一節です。この一節を踏まえると、暴落未経験の私が軽々に「暴落時に自信を持って買い向かいます!」等とは言えません。

ただ、前もって想定かつ準備をしておくのとそうでないのとでは、事が起こった時の対応がまるで違ってくるだろうとも思っています。長期チャートをチェックし、指数および各企業の暴落時の下落率を知ることで、(あくまで「過去の」ではありますが)最悪期を知っておくこと。また、歴史を振り返れば、株価の暴落・低迷は辛抱強い長期投資家にとってリターンを大きく増やす絶好のチャンスであること。投資を始めたばかりの頃から、ジェレミー・シーゲル著『株式投資の未来』(通称赤本)や長期株式投資さんの書籍・ブログ・Xでの発信などから学ばせて頂き、定期的に思い返すことで体に刷り込ませてきました。

来年2024年がどんな相場となるか分かりませんが、まずは勤勉に働き、種銭をしっかり稼ぐこと。投資に関しては、初心を忘れず、謙虚に、少しずつ勉強を重ねながら、これまで通りのスタイルを粛々と続けていくこと。どんな相場となっても、やることを変えずに淡々と続けられるかどうかが、長い目で見た時に大きな差となって現れてくると思っています。

最後になりますが、私のつたないnoteをお読み頂いている方、コメント欄やXのリプに記事の感想などメッセージを下さる方、大変励みになっております。いつも本当にありがとうございます。来年も何卒よろしくお願い致します。それでは、良いお年を(^^♪





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