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24年9月第1週(今週の買付銘柄・雑感)



〇今週の買付銘柄

9月2日(月)~6日(金)に買い増しした銘柄と株数は以下の通り。

【買い増し銘柄】
・三菱商事×2
・三井物産×3
・住友商事×2
・丸紅×3
・NTT×5
・三菱UFJ×2
・みずほ×5
・コマツ×3
・ブリヂストン×5
・INPEX×4
・マルハニチロ×4


〇雑感

日経平均日足チャート(SBI証券アプリより)


今週の日経平均は、2日(月)こそ前日比プラスで引けたものの(但し、寄り天だった)、3日(火)以降は4日続落となりました。週の終値は3万6,391円で、7/11につけた4万2,224円(最高値)と8/5につけた3万1,458円(年初来安値)の中間値(3万6,841円)より少し下方に位置しています。

また、9/6(金)時点の日経平均のバリュエーションは、PERが15.03倍、PBRが1.32倍。過去10年を振り返ると、PERは概ね12~16倍、PBRは1.1~1.5倍で推移していますから、現状は割高でも割安でもなく、まずまずの水準といったところでしょうか。

なお、今週の相場をマイPF内の銘柄群で見ると、海外比率の高い外需株が軟調に推移する一方で、内需株(≒ディフェンシブ株)は逆行高を演じているものも多かったです。具体的には、大和ハウス・花王・ライオン・キリン・森永製菓・明治HD等々。


さて、日経平均先物およびTOPIXの先物を見ると、来週月曜日は厳しい相場が予想されます。

楽天証券アプリより引用

多くの方にとって、株価の下落は決して気持ちの良いものではないかもしれませんが、これまでより安く優良株を買付でき、株数および配当金を増やせるチャンスとポジティブに捉え資金が枯渇しないよう留意しながら、焦らず淡々と買付を進めていければ良いですね(^^♪

昨年の春から夏にかけて、今年の年初から7月にかけてのようなイケイケの上昇相場もそれはそれで気持ちの良いものではありますが、下落局面を通過したほうが(谷が深ければ深いほど良い)、これから資産形成をしていく世代にとって、中長期的には資産を増やすチャンスになり得ます。

最後に、ジェレミー・シーゲル著『株式投資の未来』より、いくつか紹介しておきます。

〇市場が悲観論にとりつかれるとき、配当を生む銘柄を買い続けるものは、結果的に誰よりも得をする
相場の変動は投資家心理にはこたえるが、長期投資家には利益をもたらす。タイミングを見計らう必要はなく、ただ配当を再投資することで実現できる利益だ
下落局面を通過してはじめて、配当を再投資する投資家は、リターン急上昇の醍醐味を味わえる
〇投資期間を長くとり、配当を再投資する投資家にとって、下落相場はさほど打撃とならないだけでなく、この時期を通過することで、かえって財産が増える

『株式投資の未来』より引用


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