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料理は魔法 1号
「美味しいものを自分で作りたい、大切な人に料理を作ってあげたい」
そんなきっかけで料理を初めて早6年。なんだかんだ色んなことがあったけど、料理だけはずっと続けてきました。最初はね、分量なんて量んないし、そもそも大匙小匙があるなんて知らなかった。だからレシピに大匙1杯て書かれてたら、うちで一番大きなスプーンに醤油注いで、びしゃっとかけてました(笑)当然量足りてないから継ぎ足すんだけど、「このレシピ適当に書いてやがるな」と疑心暗鬼になり、もはや自分の感覚信じてどばどば~ってかける。
濃ゆくなった、甘くなった、薄くなったと何回も味見してくうちに、相当な分量をお腹に入れてるわけです。完成してお皿に盛ってもなーんかお腹溜まってるし、生の肉だったり野菜の皮を思い出して、食欲がわかない。小1時間使ってこれはないですよね。
「料理ってなんてコスパ悪いもんなんだ!!」
真面目に思いましたよ。
初めて作った料理、正直完成度は覚えてないです、初心者にしては上手くできてたのかもしれないし、少し薄かったかもしれない。
覚えているのは「うまっ!!」と言いながらばくばく食べ続ける先輩がいて、物凄く喜んでくれたこと。
本当に嬉しかった。こんな料理で喜んでくれる何て夢にも思ってなかったし、こんなに胸が満たされるなんて予想もしていなかった。知らないことだらけの料理の世界、飛び込んでみるには充分すぎるパワーを貰えた瞬間。
誰かに喜んで貰えるのがこんなに嬉しいなんて!!
わくわくが止まらなかったのを今でも覚えています。 このわくわく今でも失っていません。
どうやら僕は、料理の魔法に魅入られてしまったようです。
「料理をするということ」では料理をやりながら、感じたこと、気づいたこと、感動したことを綴っていく予定です。
第1号 おわり