ある男性と出会った当初はそれほど、何とも思わなかったけれど一緒にいる時間が長くなるにつれて彼は物忘れが激しいなと思うことがよくあった。 彼は私に「あなたの気持ちがずっとそのままならいいな」と言った。なんなら、いつかそんなこと言ってたね!と言うと言ったことさえ忘れてしまっていたようだった。そしてあることがきっかけの一つになったかは定かではないが、その人は私から離れていった。 ある日、彼の誕生日にとある商業ビルに行った。そこには洋服屋さんから雑貨屋さん、楽器が売っているお店な
私は社会に揉まれて精神的にキツくなったり、人間関係で思い悩んだりすると敢えて引きこもったりせず外へ行く。気分転換のつもりなのかもしれない。 今まで周りの同世代の友達よりも色んなものを見てきたと思う。 キラキラするもの、ドロドロするもの、キュンキュンするもの、ハラハラするもの、、、、 例えば大学の授業をキャンセルして片道2時間かけて日帰りで京都に行ってみたり、思い立って入社式前日に札幌に飛行機で行ってみたり、一番遠いところだとドイツのノイシュバンシュタイン城に行ってみたりし
私はよく職場の人に「若いのにしっかりしているね」「1人でなんでもこなしそう」「強そう」と言われる。 言われる度に少し落ち込む。別にそこまで恣意的にやっているわけではないのにそう見えるらしい。 別に強いんじゃない。ただ、弱い部分を見せて恥ずかしい思いをしたくない、そういう思考が常にある。だから強く見えるんだろうと思う。 お客さんに会う時にも大体同じようなことを言われる。しかし一緒に働いている人たちに言われるのに比べて、かなり役立っている。 「しっかりしてそうだからなんでも
私の母は博覧強記である。 学歴がすごいとか、そういうものではなく雑学とか生活の知恵の量が凄まじい人だ。 幼い頃から私は、少しでも気になったことを度々聞いていて母はいつでも的確かつわかりやすい説明を私がわかるまで丁寧にしてくれた。 今でも調べるより母に聞いた方が早いことも沢山ある。 知見がとても強いことはもう幼い頃から分かりきっていた。 父は所謂天然キャラで、1人で生きていけるのか心配になるくらいの人だ。母と結婚できて本当に良かったと私が心底安心している。 母方の祖母もな
文章や会話って相性があるなと度々思う。 学生の頃「テキストは一冊をボロボロになるまでやり倒せ!」と先生から言われた。 私はそれができず、度々言われていた。 学校で配られたものは全く理解ができなかったし、レビューで評判が良いものを買っても全然理解できないものもあった。正直すごく頭が悪かったわけでもなかったので、ああ、相性ってあるんだなとこの頃から薄々気づいていた。 読んでて苦痛になるテキストを読み続けるのは本当にストレスが溜まる。なので私はテキストを買い漁り、合うものをひた
私はこの言葉が大好き。 新卒で入社した金融の営業職の研修で言われた言葉で、聞いた時は、は?そんな簡単に他人が自分に影響されるわけないじゃんって思った。 研修期間が終わり、毎日電話をかけたりインターホンを押して挨拶をする。それを1日7,80軒。顔が見えないため向こうの声色だけがこちらに伝わってくる。 愛想のいい人もいるが、大抵は冷たい人ばかり。続けていると、段々と怖くなってきて億劫になった。 怒鳴られることもしばしばあって、どうでも良くなってた頃に、研修で聞いた「他人は自
「趣味ないって言ったじゃん🤔」 すみません、これもまた過去のお話。 男性俳優と男性アイドルのファンを経て ホストに狂っていた時期もありました。 通称、「ホス狂い(ほすぐるい)」 関西では「ホス狂(ほすきょう)」って言うらしい。 というよりは、私は非現実的な世界に酔ってたのかもしれない。 あの世界はすごかった。物価は現実世界の10倍以上、男性キャストはアイドルのように容姿端麗で気が利き優しい人が多かった。(全員ではないけど) 恋愛感情とは違う興奮を覚えた。 男性俳優や男
久しぶりに長い文章を書いてみる。 最近、人気ないところへ引っ越して来て時間を持て余すことが多くなり、また始めてみようと何度か思い立ってやっと始めてみた。 私が初めてブログを書いたのは、中学生の頃でした。 拙い文章力で毎日日記のように適当に更新していた。 その頃も特に趣味もなく、友達も多くなくて いい暇つぶしになった。 会ったことも話したこともない、年代も住む世界も全く違う人たちとたくさんお話をして知らない世界をたくさん知れた気がした。 高校生になってからは趣味ができて趣味