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ターザン
今年はコロナウイルスの緊急事態宣言時期と被ったこともあってか、どうぶつの森をはじめゲームが非常に売れたと聞いています。
PS5がもうすぐ発売されるほか、NintendoのDSシリーズのサービスが終了というニュースも見ました。
何かとゲームに関して時代が切り替わろうとしているような気がしている、そんな今日この頃。
1本のゲームソフトのことについて思い出したので、お話ししたいと思います。
ゲームについて
ゲームの話を始めようとしているにも関わらず、私はゲームをほぼプレイしたことがありません。
なぜなのかは自分でもよくわかりませんが、昔からあまりゲームにハマるということはありませんでした。
ただ、兄弟である弟は4~5歳あたりからゲームをプレイしていた記憶があります。
それだけ小さな頃からゲームをしているとだけあって、購入したゲームソフトのほとんどを短期間でクリアしていました。
クリアするのが早いと次のソフトを購入するペースも早く、お財布に厳しい買い物ということもあり毎回母親を悩ませたものです。
そんなゲーマーな弟ですが、
唯一クリアできなかったゲームタイトルが1本だけありました。
きっかけ
きっかけは、ある日母親の姉である叔母が持ってきてくれたゲームソフトでした。
「ゲームが好きだと聞いていたからプレゼントしようと思って」。と言って、ゲームボーイカラーのゲームソフトをいただきました。
ディズニーターザンというタイトルです。
弟はその時「ありがとう!」とお礼を言っていましたが、普段ゼルダの伝説やポケットモンスターといったポピュラーなタイトルをプレイしている身として、内心「何だこれは...」。と思ったようです。
数か月後
数か月経った頃、弟が頭を抱えていました。
例のターザンがまだクリアできないそうなのです。
「僕はもうだめだ...」。と言い、とうとうクリアするのを諦めました。
たかが遊びかもしれませんが、小学生男児にとってはなかなか深刻な問題です。
仕方がない、ここは私が。
「お姉ちゃんがプレイしてみるよ!」と言って、ドクターマリオを少ししかプレイしたことがなかった私が名乗り出ました。
もちろんクリアできませんでした。
意味不明
記憶も曖昧になりつつありますが、ターザンははっきり言って意味不明です。
私も弟もクリアできなかった理由として、ターザンが敵と戦う際にしゃがんでから槍を前へ突き出すのですが、このしゃがむ時間にロスがあり、しゃがんでいる途中に敵がどこかへ行ってしまったり襲われたりするのです。
そんなのありなのか。
ボタンを押してからしゃがむまでが遅い。槍を前に差し出すのも遅い。
あと、しゃがんでから刺すという工程に入るからか、距離感がうまく掴めず敵を確実に外してしまいます。
クソゲーとはこのことでしょうか。
もっと疑問だったのが、叔母が何気なく「プレゼント」と言って持って来てくれたわけですが、弟も弟の友達も、誰もこのソフトが店頭で売られているのを実際に見たことが無かったという点でした。
叔母はあの怪しげなソフトをピンポイントでどこで手に入れたのか...。
今も尚、ターザンは誰もクリアできないまま我が家で眠っています。
amazonのレビュー
amazonにレビューが掲載されていたので、チェックしてみました。
どうやらディズニーターザンの映画を題材にしたゲームだそうで、日本語に変換し販売されていた輸入タイトルのようです。
バナナを回収するシーンがあったそうですが、その辺は記憶に残っていません。(私自身、ボスを倒すシーンしかプレイしていないかもしれません)。
ゲームボーイとは思えないほどの美しさと滑らかさ、と口コミが書いてあったのですが、あの動きは滑らかなのか?
美しく槍を突き出す姿を見せつけようとするあまり、その間に敵にやられてしまっていたということなのか?
まさかとは思いますが、弟のゲーム機そのものに不具合があったということは...考えにくいですよね。(ただ、使い過ぎて買い替えたりはしていました)。
そもそも難しい云々といったことについて触れていなかったので、口コミを書いていた方はクリアした様子でした。
我が家の人間だけが、たまたまターザンをクリアできなかっただけなのかもしれない...。
あと、みんな当時はどこであのソフトを手に入れたのか。
数多くの謎が残ります。
私としては、唯一PlayStationの「LSD」というゲームならプレイしてみたいとは思っています。
ご存知でしょうか?
いつも思うのですが、パソコン用のゲームソフトでLSDが発売されていればいいのですが。
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