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オーガニック製品を使っている中で思うこと

私はいくつかのオーガニック製品を生活の中で使用していますが、「使ってみてどう?」「オーガニックって普通の化粧品と何か違う?」ときかれることがよくあります。

そこで今回はオーガニック製品を使っている中で思うことについてお話したいと思います。


なぜ使うのか

なぜオーガニック製品を使っているのかということについてですが、まず、私の場合は使用している化粧品全てがオーガニックというタイプではありません。使用している化粧品の“約1/3ほど”がオーガニックです。

使用するようになった理由は、数年前に皮膚が爛れはじめ血液検査を行ったところ
アトピー性皮膚炎であるということが判明したことが理由
でした。

ただ私の場合は能天気なもので「皮膚科に何度も通いたくない、面倒」「薬に頼ってもその場限りだ」(※普段からあまり外に出ない引きこもりです)といった考えがあり、それなら普段づかいしているものから受ける刺激を少しでも減らす方向へ持って行った方がいいはずなのではと思い、オーガニック製品を使い始めるようになったのです。


使っている中で得られるメリット

一番大きなメリットは、やはり
肌に合うと感じるものの割合が多いことです。

市販されている化粧品にいくら「高保湿」「肌あれ防止」等と書かれていても、アトピー性皮膚炎を持つ自分としてはほとんど効果がなかったように思います。

特に、保湿する力を持つ化粧品になかなか出会えません。
鱗状になった肌に液体を染み込ませたところで、刺激を感じて痒くなるだけでした。

しかしオーガニックの、もうおしゃれだか何だかよくわからない「〇〇バター」「〇〇オイル」のような、成分そのままの食べられるレベルのものを顔や身体に塗り始めると、私の場合は半年もしないうちに治りました。(注意:人によります)


デメリット

オーガニックはオーガニックで、それなりにデメリットも結構あります。

まず、
腐る速度が早い
です。

これはオーガニックならではで、ある意味いいことなのですが、久しぶりにパッケージを開けて腐っている(香りが変わっている・分離している等)を目の当たりにすると、視覚的・嗅覚的にダメージを受けます。

一定の期間で使い切れるかどうかを目安に買っていくようにした方がよさそうです。あまりまとめ買いや買い置きはしないことをおすすめします。

もうひとつ、
日本ではあまりオーガニック製品が手に入らない
というデメリットもあります。

ネットで商品を検索すると、だいたいアメリカやドイツ、イギリスあたりのオーガニック化粧品が出てきます。

ではそれらをおとなしく買えばいいのですが、口コミは翻訳をかけてチェックしてから購入したりしなければなりません。そもそも彼らは住んでいる土地と環境、体質もアジアとは異なるので、実際に試すまでわからないものがほとんどです。

そうなってくると割り切って「なんとなくこれにしてみよう!」でパッチテストをしたりしながら、試していくしかない。この過程が、気軽に購入できる化粧品とは異なります。(我が家の場合母は肌が強いので、合わないと思ったら母にあげています)

あと、
パッケージが使いにくいものが多い
です。

外国製の化粧品はパッケージの蓋がまともに開かないものや、漏れるもの、ノズルが下にまで達していないので最後になると出てこないなどの不具合だらけです。

こればかりは機能面に煩い日本という国で育った以上、我慢するしかなさそうです。


こうやって見てみるとデメリットが結構多いように思いますが、何よりオーガニック製を国内で手に入れることが難しいので、仕方がありません。

オーガニック製品を使う上でトータルして言えることは、
大きな効果に期待しないことだと思います。

刺激なく、肌トラブルも起こさず使えたらそれがベストだと思っています。
私個人の意見としては、痛みや痒みが出ず保湿できれば当たりです。

ただ、痛みや痒みが出なければ治る可能性が出てくるので、ここに注目して使ってみる価値はあると思います。

この考えはもしかしたらアトピー患者だからこその考えなのかもしれませんが......。






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