全身黒
「なぜ全身黒になってしまったのだろうか......」。
ふとそんなことを考えました。
黒
滅多に外に出なくなってしまっている今のこのご時世。
ワクチンを打つために服を着た際にこんなことを考えました。
「なぜ私は全身黒になってしまったのだろうか......」。
アウターからボトムス、靴、バッグ、スマートフォン、とにかくすべてが黒一色です。
一体何歳あたりからこうなってしまったのだろうか、なぜ黒を選ぶのだろうと。
なぜ
過去にもこの話題には触れたことがあったような気もするのですが、私が黒いアイテムに手をつけ始めたのはおそらく14~15歳の頃からでした。
当時V系の音楽を聴いていたのですが、彼らって曲をリリースするにあたり、だいたいのコンセプトカラーが暗いのですよね。
その暗さと、無意識に彼らが着ている服の黒さを自分にも反映させようとしていたのだと思います。
当時は黒いアイテムを手にしただけでも親が反対し、「なぜそんな変な暗いカラーのものを見につけるのだ、おかしい」と言っていたのですが、お構いなしに全身黒くなっていきました。
黒を身につけていると起こること
黒いものを身につけていると起こることとは?
・その黒さに対して反対意見を言ってくる人がいる
・あまり反応してくれない自動ドアが存在する
・全身黒い友達と並ぶとまるで宗教
黒さに対して反対意見を言ってきたのは、例えば先ほど話した親がそうでしたが、
今や両親ともに黒いアイテムが半分を占めています。
自分の意見を折る必要はないということがよくわかる例ですね。
反応してくれない自動ドアが稀にあり、特に近くの食料品の店の出口の自動ドアが反応してくれません(おそらく全身黒いからだとは思っています)。
友達も全身黒いことがよくあり、私とふたりで並ぶと
まるで新興宗教のようです。両親も私の感覚に流され黒いアイテムをよく手にしていますし、洗脳されていそうで怖いものですね。
そういえばこの友達とはひとつエピソードがあり、ウイルス拡大ギリギリ前にハロウィンのゴシックイベント(クラブのような場)に参加した際、
ゴシックだと言っているのに二人ともカラーの服を着てきました。
「普段あれだけ黒いのに、なぜ肝心なところで色を取り入れてしまったのか」と、イベント後に二人で反省しました。
これはなぜなのかということについて二人で考えたのですが、おそらく
普段が黒すぎるためイベントとの差別化を図りたいと考えた結果、カラーの服を手にしてしまったのではないかと。
ちなみに今現在、マスクはホワイトかグレーです。
単なる黒い服の話ですが、結構心理的なものも関係していそうで面白いです。
⇒ 明日 22:00頃 更新
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