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Photo by
noouchi
一瞬一瞬、出逢うということ
「子ども」に出逢う。
自分自身が子どもだった頃の体験から感じたことも踏まえて、今を生きる子ども達への寄り添い方の答え探しをしていた日々。
子どもに関する知識やいろんなアプローチ方法や概念を知り、実践してきた時間。
やっぱり、今目の前にいる子を見つめる力。
その子の中にあるものを見つける感性。
そして、まずは受け止め、共に味わい、安心できる環境に自分がなり、対話していくこと。
どんなふうに感じているんだろう?
どんなことを訴えているのだろう?
どんなことに楽しさを感じているんだろう?
どうしたら、さらに夢中になったり、笑顔がはじけるんだろう?
私の中の枠は全部外して、その子の世界を感じてみる。
そして、お互いの間に温かいものが芽生えた時、さらにそこに何かが生まれていく。
全ての知識や枠組みやカテゴライズするものは、子どもを理解するための道具として使うものであって、決してその中に子どもを閉じ込めるためのものではないのではないだろうか。
そんな気持ちを忘れずにいられたらいいな。と思いながら日々学ぶ。
そして、自らに問いかける。
答えの数は、子どもの数だけある。