高レベル放射性廃棄物の商業利用法(2)

高レベル放射性廃棄物の商業利用法(2)

赤道付近の海面の温度は真夏で最高30℃前後だ。
水深が深くなるにつれて海水温は下がり
水深1000mで4℃前後、水深2000mで2ー3℃、それ以下の水深で2℃だ。

海水はー2℃で凍り始めて、凍る時は真水だけが凍り塩分は外に排出される。
氷は体積が膨張して海面に浮かぶ。

https://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/nuclear/rw/hlw/hlw01.html

>高レベル放射性廃棄物とは
>日本では、原子力発電の運転に伴って発生する使用済燃料を再処理し、
>取り出したウランやプルトニウムを再利用しつつ、
>廃棄物の量を抑える「核燃料サイクル」を推進する方針です。

>再処理の際に生じる放射能レベルの高い廃液を高温のガラスと溶かし合わせて固体化したものが、
>高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)です。

>高レベル放射性廃棄物の放射能レベルが低下するには長い時間がかかり、
>その間、人が近づかないようにする必要があります。

>ただし、高レベル放射性廃棄物は安定した物質で、それ自体に爆発性はなく、
>放射性物質が連続的に核分裂を起こして大きなエネルギーを放出する臨界を起こすこともありません。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240510/k10014445521000.html

ガラス固化体
・直径40㎝、高さ1.3m、筒形型で、重さ500㎏
・青森県と茨城県にあわせて2530体が保管されている。
・作成直後は表面温度が2300W、200℃、放射線量1500Sv/1時間

放射線が強いから、ガラス固化体を分厚いステンレス容器(キャニスター)に入れて
鉛かコンクリートでオーバーパックして放射線を防護して、
人間が作業できるようにするのであろう。

ガラス固化体は放射性物質だから、数学的には放射線も温度も指数関数の形で
無限大時間の間、低減し続けていくはずだ。
ガラス固化体は、成分が主にガラスなので比重が3でほぼ岩石だろう。

地層処分する期間は、ガラス固化体の温度が30℃になるまでの700-800年で
それ以降は地上においてもよかろうとの事らしい。

反日反原発運動体は、700-800年も電力会社があるか、と声高です。
でも高レベル放射性廃棄物は貴重な高品質な熱資源です。

#高レベル放射性廃棄物 #ガラス固化体 #キャニスター #オーバーパック #海水温 #深海

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