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視覚の移行(1)はじめに

この世界に60パーセント

感覚は世界そのものであるということで、十二感覚がこの世界に根を張ることで私たちは物質界を世界として捉えているわけですが、この感覚類を少しずつ非物質界に移行してゆくことで、非物質界にも住み、この世に60パーセント、別世界に40パーセントの比率に近づけると思います。

この世界に60パーセントというのは、松村潔先生が夢の中で「惑星ニブ」(裏の地球、もう一つの地球のようなもの)に言われたことで、この地球の人口が60パーセントになってほしいとのことです。しかし、人口を減らすというよりも、一人一人がこの地球に足を付けている比率が60パーセントになれば良いという話でした。

私の場合

私の場合は、人と関わる仕事を一切やめて、家族との縁も薄く、誰かと喋ることなど全くない生活をしています。4~5日に1度スーパーへ行き、「袋はいりますか」「いらないです」の会話しかしません。
夢見は毎日して、夢を見ない日はありません。
しかし身体性はまだまだ重く、それは物質的肉体もそうですし、12感覚もそうだと思います。
物質的な肉体は日々減らす努力を続けていますからこのまま続けて、あとは12感覚のうち、一番重い乙女座の視覚を移行できれば良いのではないかと考えます。

毎日、横の関係(家族のために時間を取られる、友達と会いたい、仕事で愛想よくしなければならないなど)に囚われ、夢も見れず、たまに精神世界の本を読むけれど、そのほか瞑想など特に何もしていない人を、この世界に100パーセントいるとした場合、夢によると、私は70パーセントこの世界にいるそうで、惑星ニブの要求からするとあと10パーセント多いことになるので、減らす必要があります。
そのために、肉体を減らすことと、視覚の移行を試みます。

乙女座はどん底

シュタイナーの感覚論をもとにしたズスマンの十二感覚では、以下のようになっているそうです。
牡羊座:自我感覚
牡牛座:思考感覚
双子座:言語感覚
蟹座:聴覚
獅子座:熱感覚
乙女座:視覚
天秤座:触覚
蠍座:生命感覚
射手座:運動感覚
山羊座:均衡感覚
水瓶座:嗅覚
魚座:味覚

魂が牡羊座から入ってきた時、12サインの円環(螺旋)の中で一番重い場所にあるのは、牡羊座から6番目の乙女座の視覚になるわけですから、この視覚を物質界から引き剥がして、非物質界に移行することができれば、この世界にしがみついている感覚の比率を少なくすることができます。

乙女座の人

乙女座は重いとか、どん底にあると言われると、自分は乙女座だから重いんだ、ダメなんだと思う人もいるかもしれませんが、もしジオセントリックの乙女座から手を離す決意をした人ならば、太陽乙女座の人は、ヘリオセントリックでは地球ポイントが魚座ですし、乙女座の水星の人も、ヘリオセントリックでは別の位置にあるかもしれません。そしてヘリオセントリックでも乙女座に天体のある人は、「非物質の視覚」や「非物質の情報を正しく整理すること」に目的があると考えられます。まずはそういったところを手掛かりにして、「どん底呪縛」を自分に掛けないようにしたほうが良いと思います。
十二感覚で視覚が一番重いのは、誰にとってもそうなのです。ジオセントリックの乙女座は、魚座の全体性に支えられて細部に入り込むのですから、本来は誰よりも全体を意識しているサインであると言っても良いと思います。

視覚移行の練習方法

視覚を移行する練習方法はいろいろあります。
オーラ視の練習では、色紙の補色を見る練習や、色紙を外してもずっと補色を見続ける練習、また補色の補色を見る練習(ゴールデンドーンで採用されていた方法)などがあり、これらも役に立つと思います。

また、ヒンドゥーのタットワを空中に見る方法や、エーテルの幾何学図形を空中に見る方法、また水晶を使って見る方法などもあります。

私はオーラ視の練習とエーテルの幾何学図形を見る練習はやったことがあり、もうあまり新鮮味がないのと、タットワや水晶を使った方法も少し練習したことがありますが、あまりハマらなかったので、今回は額から出るスクリーンを作る方法を試みたいと思います。

これは、第1チャクラから上がってきたエネルギーと、第7チャクラから降りてきたエネルギーが松果腺のところでぶつかり、前方にスクリーンが現れるというものです。私は今までに2回、このスクリーンを見たことがありますが、いずれも朝起きた時で、まだ任意に作り出すことはできません。
この練習なら、チャクラの点検やクンダリニについても日々意識を向けることになり、良いのではないかと思います。

1日2時間を目安に

昔、オーラ視の自主練をしている時、がんばって1日6時間やるぞ!と奮起したのですが、松村先生から「1日2時間でいい」と言われました。この理由については直接聞いていないのですが、おそらく、あちらの世界にはみ出るのは12分の1以内と言われていることがひとつあるのかなと思います。それ以上はみ出ると帰ってこれないという話を聞いたことがある気がします(←うろ覚え)。2時間は、1日のうちの12分の1です。夜寝ることは、誰もがやっているので、夢見は数に入れなくて良いのかもしれません。

また、「なんでも1日2時間練習を続けると、その道のプロになる」という話を松村先生から聞いたことがあります。そういった意味であったのかもしれません。

なんにしろ、私は壁を見続けることを40分続けると眠くなって本当に寝てしまうので、1日40分×2回に分けて、残りの40分は運動中に同時にやることにして、2時間確保しています。

夢でヒントをもらった

何日間か、あーでもない、こーでもないと、乙女座の視覚を移行する方法を考えながら、壁を見続けていたのですが、自分はスクリーン法にしようと決めた日の夜に見た夢で、ヒントをもらいました。

夢では、ある村に来ていて、この村では今日は4人の夫が死んだそうです。夫たちは手を縛られ、人工の四角い池(浅い)に入れられていました。私も池の中に立っていました。死んだ夫の妻は、自らの頭を使って、ふやけた夫の肉を骨から剥がし、腐った内臓を顔いっぱいに被っていました。死体のひとつが、白い目でこちらを見た気がして怖かったです。
今日の死者が4人というのは少ないほうで、多いときは1日17人ぐらい死ぬそうです。

四角い池に4人の死んだ夫というのは、四角いスクリーンを作り出すことについてのヒントです。「死んだ夫」と「4」という数字は、北斗七星の死んだ王を入れている棺の部分(四角の部分)を連想します。つまり、スクリーンを作り出す時、4つの恒星を頂点に置き、それを繋ぐことで作り出すと良いのでしょう。この4つの恒星は、私の恒星マトリックスの中から選ぶべきかなと思ったのですが、まずは北斗七星の4つの星(ドゥーベ、メラク、フェクダ、メグレズ)で作ってみたいと思います。
というのも、ドゥーベの夢見をしていた時、2階に正方形の祭壇があり、ここに浮かなければいけないと思ったし、ドゥーベの夢見では大体いつも四人一組なので、まずは北斗七星の四角の中に浮くことを考えてみたいと思います。

この村では多いときは17人の夫が死ぬということで、つまりスクリーンは17個の恒星全てを繋げることもできれば、この中から任意の4つを選ぶことができるという意味でもあると思います。私の23個の恒星マトリックスのうち、今分かっている恒星は17個あります。

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17星のカード

17という数字は、もちろんそのまま星のカードを連想します。
これは生命の木のパスで考えると、右上から中心に降りる星のカードは、下の木でも同じように、右上から中心に降りる隠者のカードと重なると考えることができ、つまり星から流し込まれた影響力は下の隠者のパスからティファレトへ、そして正義のカードへと流れ、額のスクリーンへ映し出されます。

昔、生命の木はティファレトのところでDNAのように90度に捻じれている夢を見たことがあり、これはとても大切なことだと夢の中で思いました。
つまり、正義のカードのパスと隠者のカードのパスは、左右ではなく、前後になっているのです。

額の位置は、コクマーとビナーではないかと思うかもしれませんが、視覚をはっきりさせるとは形を決めることですから、まず形の柱(向かって左、ビナー側)であり、強く押し出すのは、ビナーに向かう恋人のカードというより、ゲブラーに向かう正義のカードです。この辺りの当てはめは、物質界のようにがちがちに決めず、柔軟に当てはめたいと思います。

8正義のカードは自分の八角形(4と4)を強く押し出します。
隠者のカードは、それを引っ込めて、別のチャンネルに合わせると考えることができるのではないでしょうか。
上の木の星のカードから流れ込んだ恒星の影響は、隠者のカードでチャンネル合わせをされて、正義のカードで額に押し出されるのです。

まずはこの概念を念頭に置いて、そして取り組むときは忘れて、スクリーンを見る練習を続けてみたいと思います。

マガジン『視覚の移行』

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ポリエステル(夢見の人)
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