降りてくる時の記憶(2023年初夢)
いつもはテーマを決めて夢見しているが、1月1日夜から2日にかけては、テーマを決めずに寝た。その夢は、上から降りてくる時の記憶だった。
ピラミッド型リゾート施設へ
夢のあらすじ
夢の主なストーリーは、ピラミッド型リゾート施設を目指している途中で道が分からなくなり、停車しているあいだに、家族の車に追い越され、あとからひとりで狭いトンネルを通って、吊り橋を渡り、辿り着くというもの。シーンはだいたい4つに分けることができる。
①置いて行かれる
私は一人で、家族とは別の車に乗って、同じ目的地であるピラミッド型リゾート施設を目指している。近くまで来たはずだが案内板が出ておらず、道が分らなかったので、停車して考えていた。すると後ろから、家族の車が来て、私を追い越していった。私は置いて行かれたと思った。すぐに家族のあとを追ったが、もう車は見えない。
②狭くて禍々しいトンネル
道は、人がひとり歩いて通れるくらいの狭いトンネルに続いていた。車から降りてトンネルを歩く。トンネルの中は壁も天井もデコボコしており、人間のさまざまなシーンが隙間なく描かれていた。赤い色が多く、呪術的な禍々しさがあり、私は何となくエジプトの壁画みたいだなと思いながら歩いた。
出口はとても狭い穴で、通れそうにない。穴から顔を出して下を見ると、深い谷があり、そこに吊り橋がかかっている。もし、穴から出た時に吊り橋に着地できなければ危険なので、無理には出れないと思った。
考えていると男の子が現れ、穴よりも下のほうにある別の出口を教えてくれた。こちらは縦に裂いたような出口で、そのまま吊り橋に足を乗せられそう。
③吊り橋と、ピラミッド施設の従業員
曲がりくねった吊り橋を歩いていると、吊り橋が何かの建物に接近している部分があった。建物のテラスのようなところにおばさんがいたので声をかける。「ピラミッドのような施設って、この近くですか?」
するとその人は、ピラミッド施設の従業員だったようで、「もうすぐそこです」と教えてくれる。このまま吊り橋を渡っていけば辿り着くようだった。そしてチェックインを確認するのか、名前を聞かれ、紙と照らし合わせてチェックされた。そして、「ご家族にカレーを手作りされますよね?」というようなことを聞かれる。
④ピラミッド施設内で家族にカレーを振る舞う
次のシーンでは、すでにピラミッド施設内の食堂にいた。私は、家族に置いて行かれたことを根に持って話題にしながらも、自分が作ったカレーを、家族や親族のテーブルに振る舞った。
どのマルクトに降りた夢なのか
地球以外のマルクトか
私が最初に疑問だったのは、この夢は地球に降りてくる時の記憶なのか、それともBの樹やDの樹のマルクトなど、別のマルクトに降りた記憶なのか、判断がつかなかったことだ。
ピラミッドというと、地球にあるピラミッドかと思いがちだが、しかしピラミッドとは頂点を第五元素にして、下の4点が四元素を表しているものなので、これは地球のマルクトと考えなくても、それぞれのマルクトにはそれぞれの四元素配合があると考えられる。
それから、産道と思えるトンネルを出たあとも、なぜか深い谷があり、その上のほうにかけられている不安定な吊り橋を渡っていることも解せなかった。
極めつけは、ピラミッド施設内で親族一同が集まっていること。それは自分に関係のあるクラスターが集っていることなので、まるで月のステーションのような雰囲気があったのだ。とても地上とは思えない。
やはりこの地球のマルクトか
しかしやはり、この夢は地球に降りた記憶ではないかと思うのは、まずトンネルの出口の穴の下に、切り裂いたような別の出口があり、これは母体の会陰切開のように見えたこと。この出口は危険がなくて出やすかった。
トンネルを出たあと、まだ吊り橋があったが、これはまだ肉体に降りきっていない状態のことを表しているのかもしれない。松村先生の話によると、赤ちゃんの時は、まだ肉体に入ったり出たりして、肉体のことを自分だと思っていないという話だ。それは、私の夢でいうと、生まれたけれどまだ吊り橋を渡っているという表現になるのだろう。四元素ピラミッドに辿り着いていないのだ。
最後に、親戚一同にカレーを振る舞っている部分が、最後まで解せなくて、なかなか記事にまとめることができなかったのだが、昨日、新たに思いついたのは、私のジオセントリックの月の度数と関連があるのではないかということだ。
私の出生図の月は魚座20度「夕食のために用意されたテーブル」なので、霊的な仲間に対して夕食を振る舞う。つまり、ピラミッド施設で親族一同にカレーを振る舞っているのは、月のステーションではなく、ジオセントリックの固形の月を手に入れたということではないかと思う。
吊り橋付近にいたピラミッド従業員は、私に「ご家族にカレーを手作りされますよね?」と聞いた。つまり私が纏う月の性質をここで確認した。
前にもこの夢を見ていた
2023年1月2日にこの夢を見て、色々考えているうちに、前にもこの夢を見たことがあるのを思い出してきた。それはまるで記憶の狭間に隠されていたかのようだった。
このような思い出し方は前にもしたことがあるけれど、とても面白い。ふつうは、記憶の狭間を見ることがないまま、色々なことを忘れたまま、みんな生きて死んで行く。でも、一度でも記憶の狭間を覗き見ると、ほかにも色々畳んでしまっているのだろうと分かるし、引っ張り出したくなる。
生前日食ではコンゴ民主共和国に降りている
私の生前日食では、コンゴ民主共和国の南のほう(ザンビアの国境近く)に降りている。松村先生の話だと、ピラミッドがあるアフリカは土地が一番長くて、火土風水の土まで降りるのに適しているという。エジプト文明とは、下に降りる方向に向かっていたのだ。
ピラミッド型リゾート施設というのは、土まで降りることを表していたわけだけれど、生前日食がコンゴ民主共和国というのも、土に降りるのに矛盾がない。
集合魂としては、私は遅れを取りながらもコンゴ民主共和国に降りて、そこからネイタルの日本に個人として受肉したわけだが、集合魂が降りる流れの途中で、私は道に迷って家族(クラスター)よりも遅く降りたので、その分、中空にいる時間が長かった。
松村先生によると、降りてくる時の状況は、その後の人生にも反映されるという話だが、確かに私が地に足を付けたのは、36~37歳ぐらいが最初だったと思う。その時期に、やっと生まれたと心底実感したときがあった。今まで生まれてなかったのだと驚いた。そして6年ぐらいしか社会に接しなかった。
今回の夢は、YouTubeにも取り上げていただいたので、興味のある方は見てみて下さい。
松村潔YouTubeチャンネル
・固形物の月に至る前の、いくつかの黒い渦(私の話は27:46から)
・怖い黒い岩としての月。ピラミッドは昇降装置。(私の話は5:52から)