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アルクトゥルスに指導を仰ぐ

私は最近、夢の中で自分が人型であることに甘んじていました。
人型であっても、夢での体験は素晴らしく、得るものが多く、十分だと感じていたからです。しかしやはり脱人型計画を進めなければならないということで、形をなくすことに長けているアルクトゥルスに指導を仰ごうと思いました。

夢1:三脚

夢では、大きなアメーバのようなものが見えたので、もっとよく見ようとした途端、「NO」とか「だめ」というような、2文字の強い否定を意味する声が聞こえて目が覚めた。

寝直すと、三脚の脚の1本が、地面と接している部分が見える。三脚は4段階調整ができるもののようで、一番小さな長さになっていた。

夢1の考察

私は最近、アメーバ(原生生物の一種)にはまり、アメーバの動画ばかりを見ていました。ゾウリムシには繊毛があり、形が変わらないので格好が悪い。アメーバには足がなく、形が変わるところが格好良いと思っていました。それで、脱人型計画としてアメーバのようになりたいと思って、アルクトゥルスに教えを請いに行ったのです。

しかしアルクトゥルスは、アメーバになることを禁じました。多分、いきなりアメーバになっても記憶を失うし、どこにも行けないのです。どこかに移動するというのは、その場所にあった形になるという事でもあります。

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三脚は、正四面体を表していて、これは星型八面体(マカバ)を形成する2つの正四面体のうちの1つでもあります。人型をやめるなら、まずは正四面体になれという事でしょう。そして対になる正四面体を見つけると(または自分がマカバになると)、そのサイズに合った宇宙へ飛んでゆけます。

三脚の長さが4段階調整だったので、4つの大きさに調整できるはずです。

夢2:境界線を歩く

翌日の夢では、あまり好きでもないけど一応付き合っている人とデートをしていた。その人がくれた暗い赤い宝石がぐるりとついた指輪をはめていく。
宝石箱の中には9個ぐらいの指輪があった。

歌舞伎役者の資料館に行くが、私はその歌舞伎役者が好きではない。相手はこの役者が好きらしい。さっと見たあと外に出ると、隣はディズニーランドっぽいところだった。資料館と夢の国の間の道を歩きながら、夢の国のほうのピザを食べる話をしていた。

夢2の考察

相手はマカバを形成するもう一つの正四面体です。二人で資料館を見たあと、境界線の道を歩きながら、今度は夢の国に移動しようとしていて、これは特定の範囲の横移動を表していると思います。

指輪は拘束を表しますが、2つの正四面体がマカバを作ることで移動ができます。指輪はだいたい9個ぐらいあって、これはマカバの頂点の数8個のことかもしれません。

1つ目の夢では三脚は4段階調整が可能でしたから、大きなマカバを作ると、また別次元の中を飛べるようになるのでしょう。

人型をやめるなら、まず基本のマカバを、という事に尽きると思います。
私は相手のことも、相手からもらった指輪のこともそれほど気に入っていませんでした。これは私がこの部分が弱いのか、それともこのマカバのサイズを小さいと思っているのか、その両方かもしれません。
より大きなマカバになるためには、より大きなサイズの片割れに会いに行って、それに合わせて自分のサイズも大きくしなければなりませんが、そのためには、まず小さなマカバを完成させる必要があります。指輪の数は十分だったと思うので、あとは安定させることが重要かもしれません。


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