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「の」から始まるFX専門用語まとめ

「の」から始まるFX専門用語をまとめました。

「ノーオファー・ノービッド」

ノーオファーとは、為替取引(FX)において、売買の取引相手となる売り手(オファー)がいない状態を指す言葉です。
反対に買い手(ビッド)がいない状態を、ノービッドといいます。
一般に株式や先物市場と比べて、流動性がとても高いとされるFX取引においては、通貨を取引してくれる相手(売り手と買い手)がいない状態というのは想像しにくいです。
しかし次のような相場状況では、ノーオファーやノービッドになるタイミングが発生することが稀にあります。
為替市場が休日である、週初めの早朝であるなど、為替市場の参加者(機関投資家や大口トレーダー)が非常に少ない時間帯の時。
通貨の信用不安などでオファーを出せない相場状況の時。
予想外の好材料や悪材料が出て為替レートが一方的に大きく動き、一時的に売り手(買い手)側が為替取引をしなくなった時。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-nooffer/

「ノーポジション(ノーポジ)」

ノーポジションとは、為替取引(FX)において何も取引をしておらず、ポジションをもっていない(建玉がない)状態のことを指す言葉です。
ノーポジと略されて使われるケースも多く見られます。
また、ポジションをもたずに、積極的なエントリーは控えて相場状況を静観している状態を指して、ノーポジションという場合もあります。
ノーポジションは「何もしないこと」ではない
多くのFXトレーダーは、為替相場でポジションをもっていないとトレードをしている気になれず、ノーポジションだと「何もしていない」ように感じてしまう傾向があります。
特にFX初心者ほどノーポジションの状態を軽視してしまう傾向があります。
そもそもお金を稼ごうと思ってFXを始めた以上、目の前のチャートの値動きがどれも利益のチャンスに見えてしまうことは避けられない心理状態だと思います。
しかしだからこそ、ここでよく考えて「本当のトレーディングの姿」について理解しておくことが大切であり、それが為替相場の世界で生き延びて利益を手に入れる正攻法なのだといえます。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-noposition/

「伸び悩み」

為替トレード(FX取引)における「伸び悩み」とは、これから勢いが出ていくであろう相場状況で値動きが停滞してしまい、なかなかそれ以上伸びていかない状況のことです。
「伸び悩み」は為替レートの上昇でも下降でも用いられますが、主に上昇の相場状況で使われることが多いといえます。
例えば上昇トレンドが始まって、エリオット波動の第3波と思われる状況になりながらも、勢いのある上昇にはならずにジワジワとした値動きを続けた場合、「伸び悩んでいる」と表現します。
また、上昇トレンド中の小さなもみ合いやフラッグがいつまでも続いたりするチャート状況も、「伸び悩み」のひとつです。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-nobinayami/

「ノルウェー・クローネ」

ノルウェー・クローネは、北欧のノルウェー王国が発行する通貨のことで、FX取引での表記は「NOK」です。
ノルウェーは北欧に位置する国で、国土面積は日本とほぼ同じくらいですが、人口は約500万人(日本の約1/24)という小さな国家です。
またノルウェーは、北海油田を所有する原油産出国ということもあり、ノルウェー・クローネは資源国通貨または産油国通貨(ペトロカレンシー)としての側面をもちます。
そのため2008年のリーマンショックが発生するまでは、豪ドルのような高金利通貨として知られていました。
経常収支が安定して黒字を続けていることから、ノルウェー自身で経済を維持することが可能なため、ユーロには加盟していません。
主な貿易相手国がユーロ圏の国々であるため、ノルウェー・クローネはユーロとの連動性が強いとされています。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-norskkrone/

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