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「ゆ」から始まるFX専門用語まとめ

「ゆ」から始まるFX専門用語をまとめました。

「有効証拠金」

有効証拠金とは、FX口座にある証拠金に現在保有しているポジションの評価損益を反映した金額のことです。
有効証拠金 = 証拠金 ± 未決済ポジションの評価損益
FX取引では、この有効証拠金から現在持っているポジションの維持証拠金を差し引いた金額(余剰金)の範囲内で、新規のポジションを持つことが可能になっています。
つまり、現在のポジションの含み益が増えれば増えるほど(利益はまだ確定していないものの)、新規に持てるポジションは大きくなるわけです。
逆にいうと、そこから含み益が減少して含み損となって、さらに維持証拠金を割り込むような事態になれば、マージンコールとなってしまうということでもあります。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-yuukousyouko/

「有事のドル買い」

有事のドル買いとは、戦争や紛争、政変、大規模なテロといった有事の際に、資産を安全な米ドルに換えようとする動きのことです。
国際情勢が不安定になった時には、外国為替市場で「流動性が高い(流通量の多く取引が活発な)通貨へと資産を換えておこう」という動きが見られます。
ドルは安全通貨と呼ばれ、その背景には強い国力(経済力や政治的安定性)の存在があります。
ですから、日本円も有事の際に買われやすい傾向がありますし、同様の理由から永世中立国であるスイスの通貨スイスフランも買われやすくなっています。特に湾岸戦争を経て911テロ以降は、アメリカの強さにも疑問が持たれるようになったこともあり、有事の際に買われる通貨が何になるのかは不透明になってきているといえます。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-yuujinodorugai/

「ユーフォリア」

ユーフォリアとは、非常に強い幸福感(多幸感)や超越的満足感を指す言葉で、相場においては「過度に楽観した心理状態」のことです。
ひとたび乗ることが出来たトレンドがそのまま永遠に続いて、莫大な利益をもたらすのではないか──そのように感じられるケースは、典型的なユーフォリアのひとつと言えます。
そのように自分のポジションがもたらすであろう利益に感情的な執着を持ち始めると、逆に含み益が減り始めることに過度の恐怖を感じたり、ユーフォリアが強過ぎるとその事実を受け入れずに「全然大丈夫だ」と感じるなどする可能性があります。
市場参加者全体がユーフォリアに取りつかれてしまうケースがありますが、それがバブル相場と呼ばれるものです。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-euphoria/

「ユーロ」

ユーロとは、ヨーロッパの多くの国で使われている通貨のことです。
欧州連合(EU)の単一通貨として1999年に新しく設けられ、当初は銀行間取引での利用からスタートし、2002年からは一般でもユーロ通貨の使用・流通が始まりました。
それまで欧州各国で流通していたマルクやフラン、リラ、ペセタといった通貨は、欧州連合への加盟とユーロ通貨の採用によって利用が永久に放棄されました。
ちなみに、イギリスやスウェーデン、ノルウェーといった国はユーロ通貨を採用しておらず、独自通貨の流通が続いています。
ユーロ通貨の取引量は、米ドルに次ぐ世界第2位で、流動性の高いメジャー通貨として幅広く取引されています。
そのためユーロ通貨は、第2の基軸通貨としての評価を確立しつつあるといっても過言ではありません。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-euro/

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