見出し画像

「て」から始まるFX専門用語まとめ

「て」から始まるFX専門用語をまとめました。

「デイ・オーダー」

デイ・オーダーとは売買注文の方式の一つで、取引注文を出した当日だけ有効となる注文方法のことです。
FXでは成行注文や指値注文、逆指値注文によって売買注文を出すわけですが、それらの注文の有効期限を決めておくのが、このデイ・オーダーです。
注文(オーダー)を出した日に売買が成立しなければ、その注文は自動的にキャンセルになる仕組みです。
デイ・オーダーの有効期限は、一般的にはニューヨーク時間が終わるまでとなります(午前7時。夏時間は午前6時)。これは「為替市場の一日の終わりはニューヨーク市場がクローズされたとき」という認識にもとづいています。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-dayorder/

「ティック・チャート」

ティック・チャートとは、値動きの変動があるごとにそのレートが記録されたチャートのことです。
ティック・チャートの縦軸はレート(価格)、横軸は値動きの変動回数を表します。
相場の値動きの変動が生々しく表示されるため、相場の雰囲気やムード、勢い、呼吸といったものを捉えられると考えているトレーダーたちを中心に注目されています。
相場で取引が成立するたびにチャート上にそのレートがプロット(表示)されていきますので、取引が多いと短時間でチャートが次々と描画されていきます。
1本のローソク足が確定するまでには所定の時間経過が必要なローソク足チャートとは、表示形態が大きく異なります。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-tickchart/

「デイトレード」

FXのデイトレードとは、エントリーしたポジションの決済をその日の内におこなうトレードスタイルのことです(イントラデイ・トレードとも呼ばれます)。
為替レートの値動きを監視して、チャンスがあれば適宜エントリー&決済をすることで、一日の間に利益を何度も繰り返し重ねていくことを目指します。
昔の個人の売買取引の手数料が高く、取引回数が多くなるデイトレードだと利益よりも手数料が上回ってしまい、余程の優位性をもった相場取引でなければ利益が出せませんでした。
これは特に株式相場で顕著に見られたもので、FXも初期の頃は今ほどの低スプレッドではありませんでした。
当時はコンマ数Pipsの単位は無く、ドル円でも2pips以上は当たり前の状況でした。
しかし現在では手数料は低価格に抑えられており、FXではわずかなスプレッドを支払うだけで済むため、実質的に無料で為替取引が行える環境が整えられています。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-daytrade/

「テクニカル指標」

テクニカル指標とは、相場の現在の方向性や、将来の値動きの確率的な可能性を分析・判断するためのツールのことです。
テクニカル・インジケーター、または単にインジケーターとも呼ばれ、トレーダーのチャート画面には大抵なんらかのテクニカル指標が組み込まれて表示されています。
注意点は、テクニカル指標を多数表示させたからといって、チャート分析の精度が上がるわけではないということです。
かえって判断がつかなくなり、迷いや躊躇の原因となってしまいかねません。
おすすめは、テクニカル指標はあくまでも値動きを分析する上での「ガイドや補助輪」として活用することです。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-techshihyou/

「テクニカル分析」

テクニカル分析とは、為替チャートに描かれた過去の値動きをもとにして、エントリーや決済といったトレードの判断をおこなうことで、チャート分析とも呼ばれます。
テクニカル分析によって、現在の値動きの把握と、今後の値動きの傾向の分析(確率的な予測)をおこないます。
そして、テクニカル分析の結果を元に「売りと買いをどのタイミングで執行するか」を検討していきます。
テクニカル分析の基本要素には次のようなものがあります。
高値と安値のラインによる分析。
(サポート・レジスタンスライン、トレンドライン、チャネルラインなど)
為替チャートに現れる幾何学パターン(チャートパターン)による分析。
(ダブルトップ・ダブルボトム、ヘッドアンドショルダー、トライアングル、ペナント、エリオット波動理論など)
テクニカル指標と呼ばれるインジケーターによる分析。
(トレンド系とオシレーター系のインジケーターに分類される)

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-techbunseki/

「デモトレード」

デモトレードとは、実際のチャート上でおこなわれる「仮想資金をつかったトレード」のことで、仮想トレードとも呼ばれます。
実際のお金は使われず、損失が出ても金銭のやり取りは発生しないため、ノーリスクでFX取引をおこなうことが可能です。
デモトレードの目的には、以下のようなものがあります。
FX相場をノーリスクで実体験してみるため。
トレード手法通りに行動できるように練習するため。
そのトレードスタイルが自分に合っているかのチェックのため。
利益や損失に対する精神面の影響を確かめるため。
そのFX口座の注文操作に慣れるため。

https://fx-mono.com/glossary-of-fx/kw-demotrade/

「て」から始まるFX専門用語をまとめました。各用語の詳しい解説内容やチャート、イラスト図などは、リンク先のブログをご覧ください(各FX専門用語の見出しをクリックするとリンク先ページが表示されます)。

いいなと思ったら応援しよう!