金利上昇局面での、地銀が保有する国債の会計処理 共同ポリー 2022年12月24日 20:04 なぜ金利上昇で銀行株が上昇するのか?(金利と銀行株の関係) 本稿では、なぜ金利上昇で銀行株が上昇するかを解説します。 今の日本で一番読まれている金利と銀行株の解説は現ピクテの大槻奈那 in-invest.net 金利上昇局面では、国債の資産価値は減少する。しかし、PLにヒットせず決算上損失とはならないことがほとんど。資産は減るので、自己資本比率規制への配慮は必要になる。銀行は中長期の資金運用のための有価証券のほとんどを「その他目的」で保有している。これはメガバンクや地銀だけでなく、ゆうちょ銀行も農林中金も保険会社もそう。「売買目的」の有価証券は決算のたびに時価評価し、前期との差額をPLに利益または損失として計上する。一方、「その他目的」で保有する有価証券は、決算の際に時価評価するものの、取得価額と時価の差額は貸借対照表(BS)の純資産の部の「その他有価証券評価差額金」に反映させる。評価益であれば純資産が増え、評価損であれば純資産が減るのである。 ダウンロード copy #決算 #銀行 #国債 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート