2019 埼玉県立大学 推薦入試 小論文 模範解答 (本文全訳付き)


2019埼玉県立大学 推薦入試小論文模範解答


問題1
(1)エ (2)イ (3)カ (4)キ (5)ウ (6)ク


問題2
報告書では、東京23区の大学は既存の学部を再編成または廃止する場合にのみ、新しい学部またはその他の学科を設置することが許可され、学生の入学定員は変更されないことが提案されている。この提案内容の問題点は、この提案内容が施行されるならば、大学が将来的に社会が求める人材を輩出することができなく点にあると考える。なぜなら、必要な学部・学科の新設や学生定員の変更を法律等の規制により阻害することになれば、幅広い教養と高度の専門的知見を身につけた未来を担う人材の育成を滞らせることとなり、社会の喫緊のニーズに応えられないばかりか、国力そのものを弱めることにもなりかねないと考えるからだ。たしかに「東京一極集中を是正し、地方創生を促すため」という目標については理解できる。しかし、地方大学を助けるために、大学の本来の目的である「学生の利益」や「国力」を奪うのならば本末転倒だと考える。(386字)

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