お子さんを海外で英語で勉強させたい親御さんへ
海外で、科学と化学を教えて10年になります。
日本の子も教えます、英語で、もちろん。残念ながら、私はネイティブではないので、ESL (English as Second Language)もしくは EAL(English as Alternative Language)を担当することはないと思いますが、うちの学校に転校してくる日本の生徒には色々思うことがあります。特に、科学や化学は使う単語も独特だったり、通常の意味とは違う意味で使うこともあり、英語を理解しない子にとっては、難解な科目を教える立場にある教師として、思うことを書いていこうと思います。
これから、家族の転勤を理由にお子さんを、海外の学校に転入される予定のある方、参考になれば、嬉しいです。
1.日本の普通教育で学ぶ英語では無理
英語を学ぶ学年にもよりますが、単語や文法を基本とする日本の英語教育では、英語で授業する先生を理解するのはほぼ不可能です。日本人はリスニングがとにかく弱い。私もその一人でした。英語が読める程度の能力では授業についていけません。会話主体の英語のクラスやレッスンに通わせることをおすすめします。
続く