小学生からの意見も!『PoliPoli Gov』が推進する若い世代との政策共創
こんにちは!今日は、PoliPoli Govに寄せられた特に若い世代からのアイデアや意見について紹介します!
大人だけでなく、まだ選挙権をもっていない10代のこども達が、自分たちの街の暮らしをよくするアイデアや、中央省庁が打ち出す政策に声を届けることができるのも、オンライン目安箱である PoliPoli Govの活用メリットです。
小学生や中学生からの意見も|アイデア投稿の事例
中学生一年生ネドコ さん ー[U-25]に寄せられたデジタルアイデア
PoliPoli Gov (β版) で2022年12月まで意見募集を行った、みやぎDX第2期アイデアコンテストの一つ「25歳以下の皆さん、身の回りの困ったをデジタルで解決するアイデアを教えてください」というテーマに、中学一年生からのアイデアが寄せられました。
こちらのアイデアをはじめとし、U-25枠(25歳以下に限定)して意見募集を行った同テーマには90件のコメントが寄せられました。
また、今回の意見募集を主催者するみやぎDXプロジェクトの運営チームが、宮城県内の工業高校で「デジタル」をテーマに出前授業を行なったことで、同校に所属する生徒の皆さんからも多くのアイデアを投稿いただきました!
佐藤くん さん ー小学生の投稿が、県知事との座談会につながる
群馬県の初回発信テーマ、群馬県の魅力はなんですか?(募集期間 2022年5月まで)で行った意見募集にて、小学6年生である佐藤くん さんからのコメントが寄せられました。
このアイデアは、意見募集期間終了後に実施をした群馬県知事とのオンライン座談会でも取り上げられ、座談会の登壇者の一人として佐藤くん さんを招き、山本一太群馬県知事へ直接意見を届けていただきました。
※座談会の様子は、以下のイベントレポートから確認できます。
佐藤くん さんは、これ以外にも群馬県から発信したごみを減らすための楽しく面白いアイデア・取り組みは何かありますか? というテーマにも、アイデアを投稿してくださっています。
PoliPoliが考える「若い世代との政策共創」の意義
PoliPoli Govのようなオンライン目安箱を活用するメリットは、18歳以下で参政権がなく選挙・世論では伝わりにくい、特に若い世代の意見を、直接行政に届けられることです。
若い世代との政策共創は、さまざまな面で大切です。
まず、若い世代が抱える問題を解決するためには、その当事者が参加する必要があります。教育や就職、生活保護などの問題には、若い世代自身が参加し、自分たちの要望を明確にすることが大切です。
また若い世代は、将来を担う世代であるため、環境問題やエネルギー問題などの将来に続くテーマは、積極的に若い世代の意見を取り入れる必要があります。
さらに、テクノロジーやインターネットなどは日々進化を遂げています。新たなテクノロジーを活用した新しいアイデアを、若い世代を中心に生み出していくことも重要な観点です。
こういった理由から、PoliPoliは若い世代との政策共創を重視し、より一層高めていく必要があると考えています!
台湾の事例 ー16歳の女子高生のアイデアが法律を変えた
デジタル先進国として注目を浴びる台湾。オンラインで法案を討論することができる『vTaiwan』というプラットフォームや、ユーザー数が1000万人を超える参加型プラットフォーム『Join』を、政府が運営しています。
台湾の政策共創プラットフォームでは、一つの提案に5,000名の署名(台湾の人口の0.02%にあたる数)が集まると、その提案に関連する省庁が必ず答弁をしないといけない仕組みになっています。
こういった請願の仕組みによって、台湾では2019年7月に、店内飲食についてプラスチック製ストローの使用禁止する法律ができました。
この政策のきっかけになった意見(プラスチック製の皿とストローの段階的な使用禁止を求めた) を、vTaiwanへ書き込んだ市民が16歳の女子高生だったことが発覚し、参政権がない市民の提案が社会を変えたことが話題になりました。
※参考記事は、以下からご覧いただけます。
PoliPoli Gov (β版) のこれから
PoliPoliは、参政権を持つユーザーはもちろん、参政権を持たない若い世代からも意見を投稿いただくことで、あらゆる世代とともに政策共創の機運を高めていきたいと考えています。
おわりに
『PoliPoliGov (β版) 』では、省庁や自治体からみなさんに向けた意見募集を実施しています。あなたのアイデアを、ぜひ届けてみませんか?
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