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【資金調達実施のお知らせ】「政策共創」が社会インフラになる未来を目指して|PoliPoli 伊藤和真

みなさんこんにちは!PoliPoli代表の伊藤(@kazuma12222)です。

PoliPoliは本日資金調達を実施したことをお知らせいたします!

この記事では今回の資金調達を迎えた思いとこれからのPoliPoliのビジョンについてお伝えします!


今回の資金調達への想い

今回の資金調達では以下の出資者の方々にご参画いただきました。(50音順)

  • 大湯俊介さん(IZUMO, Founder)

  • NTTドコモ・ベンチャーズ

  • 唐澤 鵬翔さん(アクセンチュア株式会社 ビジネスコンサルティング本部 ストラテジーグループ マネジング・ディレクター)

  • 北野 唯我さん(ワンキャリア取締役CSO)

  • KDDI Open Innovation Fund

  • 小林 泰平さん(株式会社Sun Asterisk代表取締役)

  • Skyland Ventures

  • 都築 明寿香さん(一般財団法人都築国際育英財団 理事長)

  • 深津 貴之さん(THE GUILD代表取締役 )

  • 山本 正喜さん(Chatwork株式会社 代表取締役CEO )

日本において、政治・行政領域を扱うビジネスは先行事例もほとんどなく、一般的に難易度が高いと考えられています。

その中でPoliPoliの可能性に期待していただいた株主の方にこの場を借りて改めて感謝申し上げます。

今回の資金調達では、PoliPoliのミッションに強く共感していただいた心強い株主の皆さんをお迎えすることができました。

中でも今回、NTTドコモベンチャーズさんやKDDI Open Innovation Fundさんなど、日本の大企業を含む心強い株主を迎えられたことは、PoliPoliにとって非常に意義深いことだと考えています。

PoliPoliが目指す「社会インフラとしての政策共創プラットフォーム」を構築する上で、強力なパートナーになっていただけると確信しています。

NTTさんとはすでに宮城県における「みやぎDXプロジェクト」において協業するなど事業推進上のパートナーとして実績を作りつつあります。今後も行政に声を届けるウェブサイト『PoliPoli Gov (β版) 』の導入拡大を目指していきます。

<参考:宮城県デジタル技術普及啓発推進事業に関するプレスリリース

他の出資者の方々を含め、ただの出資者と投資先の関係だけではなく、お互いの強みを活かし合い、社会インフラとしての政策共創プラットフォームを構築していきたいです!

これまでにない発想でダイナミックな仕組みづくりを

資金調達を経て、PoliPoliは社会インフラとなるような企業へと、さらに成長していきたいと考えています。PoliPoliのサービスを社会インフラへと昇華させるためには、従来の発想に囚われないダイナミックな発想が求められます。

これまで運営してきた、政治家に声を届けるウェブサイト『PoliPoli』や行政に声を届けるウェブサイト『PoliPoli Gov (β版)』といったオンラインプラットフォームの提供は、PoliPoliの基盤です。

その上で、これまで以上に政策提言をする人を増やしたり、政策づくりの現場により資金が回るような仕組みを作ったりすることも「新しい政治・行政の仕組み」をつくり続ける上で、重要な視点であると考えています。

先日、Open Philanthropy財団らの協賛を得て開始した「Reach Out Project」は、政策提言を通じたグローバルな課題解決にコミットする人を生み育てるために打ち出したプロジェクトです。

このプロジェクトは政策提言に取り組む若者世代を増やすことに加え、フィランソロピーに積極的な企業や財団などを巻き込み、日本のソーシャルセクターに、資金面を含む多くのリソースが流れ込むような仕組みをつくる第一歩でもあります。

グローバルヘルスに取り組むルールメイカーを育成する「Reach Out Project」

私たちは政策実現のためのリソースが少なくなる社会構造に直面しています。その社会の中で民間のアイデアを試し、官へ提案する流れを、これまで以上に作らなくてはならないと考えています。

これだけ複雑な世界の中ですべての人がすべての政策領域に関心を持つことはほとんど不可能です。現在の意思表明のシステムである選挙も、あらゆる政策への態度表明を一票だけに託す仕組みであり、世の中の意思を必ずしも完璧に政策づくりの現場に反映できる方法とは思っていません。

そのため従来から用意されていた以外の経路から、民主主義を健全に駆動させる仕組みをつくる必要があると考えています。

PoliPoliの現在地

今こそ「ルールメイキング」を

そこでPoliPoliではこれまで運営してきた基盤事業(政治と行政)に加えて、企業が事業推進を進める中でボトルネックとなっている既存の法律や、ルールを変えることができる「ルールメイキング」の分野にも注力していきます。

PoliPoliでは現在、日本における開かれたルールメイキングを行うためのサービスを展開しています。

スタートアップ企業を中心に、新たなビジネスに取り組む際に既存のルールとのバッティングし、事業推進が鈍化してしまう場面があります。

その際、既存のルールを変えることができる=ルールメイキングができるという発想を持つことで、よりダイナミックな事業構想を打ち出すことができます。

また適切なルールメイキングを行うことで、社会から自社が推進する事業を理解してもらい、より多くの人から応援された上で事業を行えます。

PoliPoliはこれまで培ったノウハウをフル活用して、ルールメイキングに取り組む企業や団体をサポートしていきます。

ちょうど先日に『PoliPoli Enterprise』のサービスHPを作成したので、ぜひご覧ください!

また共同創業者の山田のnoteでは、PoliPoliが取り組むルールメイキングについてより詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

このステージで3つ以上の事業を運営するのはかなり珍しいですが、ミッション達成のための最短経路だと信じています。複数事業を総合的に推進するメリットは事業間シナジーを生む可能性にあふれていることです。自分たちが選択したやり方を正解にする心づもりで事業運営をしていきます。

組織の課題

その一方、事業数が多いことで組織に対して負荷がかかることも事実です。
組織の階層やメンバーが増える中でミドルマネジメントの重要性をひしひしと感じています。

どのスタートアップ企業にも当てはまることだと思いますが、ミドルマネジメントが機能しなければ、組織はスムーズに大きくなりません。

事業の不確実性に対処しながらマネジメントを行うことは容易ではありません。その分、裁量権がある中で自信を持って動ける人にどんどんと仕事を任せていきたいです。

PoliPoliのこれから:「政策共創」を社会インフラに

政治・行政におけるビジネスは前例がほとんどなく、挑戦的な領域です。

冒頭でも述べましたが、創業以来、政治・行政の分野でスタートアップとして飛び込み、社会を変えていくことは難しいと周りから評価をいただくことも数多くありました。

それでも創業メンバーと「10年は芽が出なくとも、なんとか挑戦し続けよう」と誓い合い、諦めずにこれまで5年間運営することができました。

政治・行政領域には多くのステークホルダーがいらっしゃいます。その分、変化を起こすまでには長い時間がかかります。

一方で、この5年間さまざまなご縁に恵まれたこともあり、政策共創の実績や事業基盤をつくることができたと自負しています。

これからのPoliPoliはこれまで蒔いてきたタネを大きく花ひらかせるステージへと移行します。引き続き私たちらしく粘り強くまっすぐにチャレンジしていきます。応援よろしくお願いいたします!

採用情報のお知らせ

PoliPoliでは公共政策コンサルタントやCOO候補事業責任者などさまざまなポジションで採用を強化しています。

政治・行政という「見えない領域」をともに開拓し、政治・行政の新たな仕組みづくりの実現に向けて、強力に事業を推進できるコアメンバーを探しています。詳細は下記をご覧ください。

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