マジでヤバかった中国のゼロコロナ政策(鉄板登場!)
今回は、私が実際に中国で体験したゼロコロナ政策について書きます。
是非読んでいってください。
異変は隣の街から始まる
コロナ禍の当時、上海や北京で1日たった4人とか5人の感染って、私は嘘ではないと思っています。
なぜなら、この中国のゼロコロナ政策はマジでヤバいからです。
もし隣の街で感染者が数人出ただけで街に異様な緊張が走ります。
そして、隣の街のコロナ発生が減少せずにどんどん増えいくと、こちらの街の発生がゼロでもやることがどんどん激しくなっていきます。
鉄板で塞ぎますか…
私が見た最高の荒技は夜中にあちこちの道路が鉄板で塞がれた時ですね。
空いた口は塞がりません。
夜中に何か音は聞こえていたのですが、寝てましたから気づきません。
日本では夜中に住宅街で工事なんてしませんが、中国人は日本人ほど気にしません。
翌朝、仕事へ行こうとするといつもの道が高さ2メートル以上の鉄板で塞がれており通れません。
大通りに出れる道を探してウロウロします。
しかし、どこの小道も大通りに出るところが鉄板で塞がれています。
同じように出口を探す人がだんだん増えていき、次第に人の流れができてきたので、それについて行くとやっと大通りに出れる道を見つけました。
大通りへ出るための小道が1つを除いて全て鉄板で塞がれて、強制的にその1本の小さい道から大通りへ出なければならないのです。
その小さい道と大通りの境目にはゲートが置かれ、政府関係者が4,5人うろついていて「健康コードを見せろ!」とメガホンで1日中ガーガー言っています。
健康コードというのはスマホアプリで、感染した人に近づいたかどうかが画面表示の色によって分かるものです。
車、自転車、歩行者、全止めです。
夜中もゲートには人がいます。
私は毎晩11時頃ランニングに行っていたのですが、近くの大きい公園に行くためにそこを通らなければなりません。
他の道が鉄板で塞がれているからです。
ランニング中の人間も止めて健康コードのチェックです。
極端過ぎだろ
そんな感じで暫く緊張感がハンパなくなり、隣の街のコロナが発生ゼロになると、突然誰もマスクをしない日常が戻ってきます。
厳戒態勢か、マスクさえしないか、2つに1つみたいな感じです。
落差が極端なんですよね。
結局、私は幸運にもコロナに感染しなかったし、健康コードの表示が赤や黄色になったりもしませんでした。
でも、もし感染したらどうなるのか、というのは常に不安でしたね。
というのも、感染したら強制的にどこかの病院に連れて行かれるのは間違いないわけです。
そんな状況下、万が一重症化したりしたら自分は無事でいられるのか。
放置されるのではないか。
下手したら感染者数を誤魔化そうとする地方政府の当局者に消されるかもしれない等、今となってはバカバカしい想像までしたものです(笑)。
というわけで中国当局の感染者数の発表は多分嘘ではない、という話でした。
今回は以上となります。
お読みいただきありがとうございました。